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【普通分娩】先生、誘発入院ってすぐに産まれるんじゃないんすか!?―その2―

 長々お付き合いいただきありがとうございました。いやー長かったw
でもこの1週間を通じて、より赤ちゃんや旦那さんとの絆を深められた気がして、とても大切な時間でした。

最後にちょっとアドバイス。

 これからお産を迎える方、お医者さんや看護師さん助産師さんに甘えまくってください。これくらい我慢しなきゃかなとか考えなくて良い。1ミリでも不快だったり辛かったら伝えた方がいい。細かいけど陣痛室に食器洗剤がなかったのとか、いえば多分すぐに出してくれたし、朝ごはんは外で食べたいとかも言えば初日からできたんじゃないかと思います。他人に甘えることは妊娠中も、多分産んだ後もとても大切。私の場合、つわりもないお気楽妊婦だったおかげで、うまく他人に甘えられないまま入院の時を迎えてしまいました。これからの子育てもたくさんひとに甘えていきたいと思います。

妊婦さんの旦那さんへ

妊娠出産での旦那さんの役割は、とても大きいです。産むのは嫁だし…出来る限りの応援はするけど…と思うかもしれませんが、全然そんなことないです。妊娠出産は細かい選択の連続です。目の前に出されたコーヒーを飲んでも良いのかなんてものから、どこの病院がいいのかとか、帝王切開か経膣分娩か?などなど。そんなのわからないよ、お医者さんや専門家に聞くしかないじゃん、と思うかもしれないです。でも覚えておいて欲しいのは、お医者さんは医療のプロではありますが、あなたの奥さんについてはずぶの素人なんです。医学的な情報はもちろんたくさんくれますが、最終的に判断するのは妊婦さん自身です。でも、当事者である妊婦さんは、いざあなたはどうしたいか?と問われてもどうして良いかわからなかったりします。
そんなとき、嫁を知り尽くした旦那さんが、情報を整理して奥様が1番納得いく形を提案する。これは旦那さんにしかできない仕事です。
私も促進剤を一度お休みした後、正直もう辛くて帝王切開にしてもいいんじゃないかと考えました。お医者さんもそれでも構わないと言ってくれていましたし。でも、その時旦那さんから「性格的にもう一度だけでもチャレンジしないといずれにしても後悔するんじゃないか?」と言われました。負けず嫌いな私の性格をよくわかってくれた提案でした。確かに出産というゴールを決めるのは奥様と赤ちゃんかもしれない。でも、そこにはピッチの状況を逐一読み、前線のプレイヤーの強み弱みを理解して、的確な指示を出す司令塔が必要なんです。それができるのは旦那さんしかいないのです。頑張れ世界中の旦那諸君!

 本当に長くなりましたが、皆様のおかげで無事第一子を産むことができました。感謝しかないし、これからも甘えさせてください。妊娠出産は十人十色ですが、この記事が1人でも似た境遇の誰かの支えになれればと思います。

湯浅亜木さんのnote
https://note.com/aki_yuasa/n/n72f31b367b9c
https://note.com/aki_yuasa/n/n89cf68ecfba2

ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。