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【普通分娩】一人目産むとこ、助産院に決めた。決断は妊娠何週まで?嘱託医って?

 なんとなく助産院で産もうかな、って思ってから、あまりの情報の少なさにすぐに助産院巡りを開始。
産む助産院を選ぶにあたって唯一重視したのは家と会社からのアクセスの良さ。仕事の合間でも行きやすいところだと無理なく通えるかな、って。
結果、期日も迫っていたので2つ目に見に行った助産院に決めた。見学に行ったどちらの助産院も食事もおいしそうで、人も温かく、医療連携体制も整っていて部屋も和室でぬくもりがありとてもよかった。

助産院と嘱託医

 助産院で産むって聞くと、何かあったらどうするの?って心配になる人は多いかもしれない。実際私も夫もその点は当初心配していた。

でも助産院で産む場合必ず嘱託医(しょくたくい)っていうのがいる。妊娠の経過に異変がないかを確認してくれるお医者さん。臨月に入るまでは嘱託医と助産院と交互に通って、お産中も何かあったら嘱託医の元へ運ばれる。例えば予定日を大幅超過しても生まれないときとかね。出産中緊急の場合は、別の助産院連携先の大型総合病院に運ばれる
緊急事態がなければ、妊娠中に通うのは助産院と嘱託医と2つ。後に記すが、嘱託医にも3回(2か月程)は通うのである。なので嘱託医へのアクセスも大事、というわけだ。
助産院の多くが複数の嘱託医の先生と連携しているから、その中から通いやすいところを選ぶといい。この嘱託医の存在、助産院探しを始めた頃は全く意識していなかった。

時間がないぞ

 妊婦検診は24週までは月一で行われる。そのあと臨月36週までは2週間にいっぺん。最後の一カ月は1週間おきとなる。つまり8週で母子手帳をもらってからは8/12/16/20/24、26/28/30/32/34、36/37/38/39/40というわけだ。振り返るとかなり多い。
多くの助産所は20週頃には最初の診察を開始する。つまりその前の診察の16週頃までには助産所の目星をつけ紹介状を貰い連絡をしておかないといけないのだ。

私が最初の助産院の見学をしたのが13週のころだったので、あまりのうのうとしている時間がなかった。働きながら限られた時間の中で産む場所を探すとなると、あまり余裕をこいていられなかった。加えて”産める”助産所の数の少ないこと。

日本全国、母乳外来や産後ケアをやっている助産院は割とあるが、お産をやっている助産院は多くない。ましてやアクセスのよいところとなると、かなり絞られる。なので一つ目の助産院(A助産院とする)に話を聞きに行き、嘱託医の存在を知った時は愕然とした。A助産院の嘱託医はどこも家からアクセスが良くなかった。近くても乗り換え2回に片道1時間と知り、通えないと思った。

よさげな助産院 × 助産院自体のアクセスの良さ × 嘱託医のアクセスの良さ
この3つの条件を満たすところをあと1か月以内に見つけなければいけない….。毎晩長風呂をし携帯で助産院情報をかき集めた。

よし、決定

 A助産院の見学から約1週間強後、2つ目のB助産院の見学に行った。助産院自体は電車で1本、ドアドア40分。
妊娠15週目。B助産院の見学説明会に行くと、同じくらいの出産予定日の夫婦が数組いた。女院長は癖がある感じではあったが、それも面白いとさえ思った(夫は院長の癖の強さが気に食わなかったようで、出産直前までその点についてぶつぶつ言ってはいたが)。
何と言ってもご飯がおいしそうだった。嘱託医へのアクセスも電車で1本、30分ほど。助産院も嘱託医も通える距離だ。よし、ここで産もう、と思った。

産院を転々とした結果

 今回色々な産婦人科を転々としたので、行政から補助の出る検診数より少し多めに診療することとなった。参考までに下記に記録しておこうと思う。

 7週 近所の産婦人科で心拍確認→役所で母子手帳GET

 8週 総合病院での診療(1回目)

12週 総合病院での診療 (2回目)

20週 総合病院での診療(3回目・ラスト)

22週 助産院正式確定、プレ診療(0回目とする)

24週 嘱託医での診療(1回目)

26週 助産院での診療(1回目)

28週 助産院での診療(2回目)

30週 嘱託医での診療(2回目)

32週 助産院での診療(3回目)

34週 助産院での診療(4回目)

36週 嘱託医での診療(3回目・ラスト)

37週目~39週目 助産院での診療等(5回目~)

まあきっちりとその週数に行った検診ばかりではないが、大体こんな感じだった。37週以降は週2回くらいは助産院に通っていたので、それについてはまた追ってどこかで書こうかな。

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いかがでしたか?misomaruさんは、出産の痛みについても書いてくださっています。ぜひこちらからご覧ください⇒【普通分娩】男性にも伝われ!出産こんなに痛いんだ

元の記事:https://note.com/misomarujp/n/n82cc631ef88b
https://note.com/misomarujp/n/n96c9e1320919

ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。