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【訳あり物件、いくらなら住んでもいい?】回答者653人アンケート調査

普通の物件よりも家賃が安くなると言われている訳あり物件。「他の人は、いくらくらいの割引があったら訳あり物件に住むのだろう」と思っている方もいるのではないでしょうか。

今回不動産メディア「幸せおうち計画」を運営する、株式会社AZWAY(本社:東京都豊島区、代表取締役:井口梓美)は、10代から60代以上までの653人を対象に「訳あり物件がいくらだったら住んでもいいか」についてアンケートを実施しました。 

調査概要

調査対象:10代から60代以上までの人

調査期間:2023年12月19日〜12月26日

調査機関:自社調査

調査方法:インターネットによる任意回答

有効回答数:653人(女性 411人/男性 233人/その他9人)

回答者の年齢:10代0.09%、20代17.3%、30代32.3%、40代26.6%、50代17.6%、60代以上5.2%

調査結果サマリー

・訳あり物件に興味のある人は3割、一方で訳あり物件に抵抗のある人は7割超え

・訳ありの種類によっては住んでも良い人が7割、値引額は30〜60%を求める声が半数

・訳あり物件に住んだことのある人は5%、訳ありの理由は「自殺」が最多

訳あり物件に興味のある人は3割、一方で訳あり物件に抵抗のある人は7割超え

10代から60代以上までの回答者653人に「訳あり物件に興味はあるか」について聞いたところ、「ある」と答えた人が221人(33.8%)、「ない」と答えた人が330人(50.5%)、「わからない」と答えた人が102人(15.6%)という結果になりました。3割以上の人が、訳あり物件に興味を持っていることがわかります。

また、「訳あり物件に抵抗があるか」について聞いたところ、「ある」が476人(72.9%)、「ない」が92人(14.1%)、「わからない」が85人(13%)という結果に。訳あり物件に抵抗がある人が7割を超えており、訳あり物件に興味はあるものの、抵抗もある人が一定数いることがわかります。

訳ありの種類によっては住んでも良い人が7割、値引額は30〜60%を求める声が半数

続いて、「これなら訳あり物件に住んでも良いという条件」について聞いたところ、「訳ありの種類」が401人で最多という結果になりました。2位は「価格が安い」で363人、3位は「立地がいい」で264人となっており、ある程度の条件が揃えば、訳あり物件でも住んでも良いと考えている人がいるとわかります。

実際に「どんな訳ありの種類なら大丈夫か」について聞いたところ、「自宅での自然死は受け入れられます(50代女性)」や「死人が出ていなければ一度考えます(20代女性)」といった意見がありました。一方で、「自殺や殺人の場合は、半額でも住みたくない(60代以上男性)」や「訳ありはイメージが悪いから住みたくない(30代女性)」といった声も上がっています。

また、「いくらの割引なら住んでも良いか」という質問に対しては、「どんなに割引があっても住みたくない」が133人(20.4%)で最多という結果に。次いで30〜40%が118人(18.1%)、40〜50%が113人(17.3%)、50〜60%が95人(14.5%)で、訳あり物件に住む場合には30〜60%の割引を求めている人が半数に及ぶことがわかりました。

訳あり物件に住んだことのある人は5%、訳ありの理由は「自殺」が最多

最後に、「訳あり物件に住んだことがあるか」について聞いたところ、「ある」は34人で5.2%、「ない」が619人で94.8%という結果になりました。訳あり物件に住んだことのある人は5%で、多くの人が訳あり物件に住んだ経験がないことがわかります。

また、訳あり物件に実際に住んだことのある人に「訳ありの種類」を聞いたところ、「自殺」が1位で8人、「孤独死等」が2位で5人、「心霊現象」が3位で3人という結果に。訳あり物件の種類は、前の住人が死んでいる「事故物件」が多いことがわかります。一方で、「カビや油汚れがひどい」や「事故が起こりやすい立地」、「隣人トラブル」、「線路が近い」など他にも様々な理由が挙げられており、訳あり物件と言っても他にもいろいろな理由があることがわかりました。

「一人暮らしが始めてで慣れておらず、訳あり物件と知らずに住んでしまった(30代その他)」という声もあり、慣れていない人はなぜ安いのかきちんと不動産会社で確認するのがおすすめです。

まとめ

約3割の人が、訳あり物件に興味を持っていることがわかりました。一方で、訳あり物件に抵抗があるか聞いたところ、「ある」と答えた人は7割超えとなっており、興味のある人でも訳あり物件に抵抗があることがわかります。

また、内容次第では「訳あり物件に住んでも良い」と考えている人が、7割いることがわかりました。人が亡くなった事故物件は避けたいという意見が多く上がっていますが、逆に人が亡くなっていなければ一度考えるという意見も。割引額については、30〜60%を求める声が半数となっており、それ以上の割引を求める声も上がっています。

今回のアンケート回答者のうち、訳あり物件に住んだことのある人は全体の5%にあたる34人で、訳ありの理由は「自殺」が最多となりました。2位が「孤独死」となっており、訳あり物件に住んだ人の多くが事故物件に住んでいます。しかしながら、「線路のそば」や「隣人トラブル」、「旧処刑場」など事故物件ではない訳あり物件もあり、興味のある方は一度相談してみるのもおすすめです。逆に、興味がない方は訳あり物件と知らずに住んでしまうことがないよう注意してください。

※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL: https://azway.co.jp/media/discaounted-property/

ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。