【普通分娩】5回のお産を経て、自宅出産を決意するまで#2
前回の記事はこちら
これまでの5回の出産の体験と
その後の沢山の方たちとのご縁
これらの体験によって私の出産に対する想いが徐々に変化してきました。
病院のお産での様々な違和感
お産の形にはいくつかの選択肢があるということ
そしてそれを知った上で自分のお産をしっかりと選択している人が
いるということ
こんな当たり前のようで
でもご縁がなかったら決して気づくことのなかった
お産のこと
そしてもう一つ、大きな気づきのきっかけとなった友人に聞いた話。
彼が産まれた時の記憶…
陣痛促進剤を使用した中での誕生だった
自分の意志とは関係のないところでコントロールされたお産
これがきっかけとなって、産まれてからずっと母親の目を気にしながら
過ごしてきたこと
つまりずっとコントロールされた中で育っていたこと
それから大人になって、この癖となった自分の中にある課題を
ひとつひとつクリアしていくことが必要だったこと...
この話を聞いた時、私はふと思い出したことがありました。
次女が4、5歳くらいの頃だったかな?
「産まれてくる時に落ちるって思った!」って話してくれたことが
あったんです。
よく思い返してみると
次女のお産の時
陣痛促進剤を使った超スピード出産だったため
助産師さんも赤ちゃんを迎える準備でバタバタしてしまい
おそらく頭がでてくるって段階で
誰も分娩台の足元にいない状態
その時に私「この子が落ちるー!誰か早く来てー!!」って思ったのでした。
でもこの次女の話から
お産の時の母親の心理って
赤ちゃんはまるで自分事のように感じているのではないかと思ったのです。
だから
お産の形とか
お産の時の母親の心理状態とか...
お産って産む側にとっても様々な面で
大きな体験であることはもちろんだけど
でもそれ以上に
産まれる側、赤ちゃんにとっても
それはそれはとても大きな体験となって
その子の原点となる、根っこの部分を形作っているのではないかと
感じたのです。
人の原点となるお産
そんな大切なお産
なのに...
なぜこんなにもお産を人(病院)に委ねてしまっているのだろう?
病院でのお産が大部分を占めているだろう?
そこにはどれだけ自分の意志が反映されているのだろう?
もっと様々な形のお産があっていい。
むしろ様々な選択肢のもてる社会であった方がいいのではないかと
思うようになったのです。
病院、助産院でのお産はもちろん
自宅でのお産も…
ママーレコーレ編集部
ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。