【海外で出産】世界のお産事情まとめ ヨーロッパ
■オーストリア
幸せに過ごす
妊娠中の過ごし方は、「あなたが幸せに過ごせるように」とすべてにおいて
そのような指導だそうです。そのため、食べられるものを食べればいいと
言われ、食事制限などいっさいないそうです。
助産師のペア
自宅分娩は一般的ではありません。ほとんどのオーストリア人は病院で赤ちゃん
を産んでいます。そのため、どうしても自宅分娩をしたい場合は、普段病院で勤
務している助産師がペアになって訪問します。
中にはオランダから出張助産師を雇う人もいるそうです。
国境を越えてお産の介助もできるんですよね。
専門医がチェック
生まれた赤ちゃんを細部にわたってチェックするのは各専門医。足の開き具合は
整形外科医がチェック、目の検査は眼科医がチェック。
生まれてもうすぐ専門医に見てもらえるんですね。
■ボスニア
カルテは自己管理
カルテは一枚の紙の裏表に書かれており、ここに産婦人科医が妊婦の記録を
手書きで書き加え、最後に医師のスタンプが押されています。このカルテ
各自持参するもので、個人で管理するとのことです。
医療費は免除?
麻酔をして手術をしても、知り合いですと、麻酔の薬代しか請求されないそう
です。ここでは顔のつな がりが大切なのです。そのため、そのような待遇を
受けたときはお酒とお菓子でお礼をするそうです。日本も昔は大根やお米で
お産婆さんは報酬を受けていたと聞きました。
赤ちゃんにお金の出産祝い
赤ちゃんが生まれるとお祝いに町中の親戚、友人が赤ちゃんのお祝いに
駆けつけるそうです。その際に赤ちゃんの枕の下に20マルク札をしのばせる
そうです。そしてお祝いのときはつきものの豚肉でご馳走だそうです。
■チェコ
立ち会うのにお金を払う
夫が立ち会うにしろ、母親、友人が立ち会うにしろ、病院によっては立会い料を
1000CKほどとるそうです。病院案内には、立ち会う人にいは飲み物やスナ
ックは出ませんとかかれてました。さらに、夫などの付添い人が病院に泊まる場
合、そのチャージが患者さんよりも高いとのこと。
プライバシーなしのお股のチェック
大部屋でドクターの回診があると、カーテンがあるにもかかわらず、5人くらい
の人たちを順番にオロの具合などを診るそうです。カーテンは引かれず、
周りの人に見られてしまいます。日本人はそのため個室を望んでいます。
OVAさんになる
チェコでは出生届などを申請するときに、女性は名字の後に OVA が付きます。
そのため、田中さんでしたら、TANAKAOVAさんになるわけですよね。
■ハンガリー
消毒された器具
外食は脂っこいものや塩っ辛いものが多いので、避けたほうが良いようです。
やわらかい悪露用ナプキン
悪露用ナプキンとは、脱脂綿をガーゼで巻いた棒状のものだったそうです。
これはやわらかくて快適だそうです。退院のときも紙袋にいっぱい詰めて持たせ
てくれるそうです。そういえば、日本でもナプキンがなかった頃は脱脂綿にガー
ゼを巻いていたのでは?
病院スタッフに心づけ
慣習で入院したときは助産師に心づけをしています。
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ママーレコーレ編集部
ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。