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【海外で出産】世界のお産事情まとめ アフリカ

■エジプト

体重制限なし

エジプト人女性は太っていることが豊かさと幸せを現します。
つまり太っていることは夫がきちんと稼いで、食べさせていることを象徴
しています。そのような背景から体重制限などはほとんどありません。
彼女達はガラベーヤというだぼ~としたワンピースのような長い服を着ているの
で、外からぱっと見たくらいでは妊娠しているのかどうかがわからないそうです。

食事が同じ

入院はたいてい1泊くらいで、帝王切開でも2泊なので、病院での食事などは
1度くらいしか食べません。 3日もいれば、毎日同じ食事です。エジプトでは
産後にチキンを食べて回復に向う為、チキン料理のワンパターンだったそうで
す。産後は40日間が回復期間とされ、その間またチキン。一日1羽というほど
です。
現地の人のかかる病院の中にはいっさい食事がでないところもあるそうです。

スブー

産後の儀式としてスブーという生後7日目に赤ちゃんの誕生を祝う儀式がありま
す。バスケットに入れられた赤ちゃんの周りで金の音を立てながら、親のいうこ
とをよくきく子になるように祈ります。塩をまいて、一生分の厄を払うそうで
す。また赤ちゃんの名前と生年月日を書いた紙とトラジェというお菓子を配り、
ちょっとしたおみやげも訪問者に渡します。

■南アフリカ

白人だけが利用する病院

今ではかなり黒人と白人との差がなくなったといいますが、それでもまだ黒人の
階級層はとても低く、外国人が利用する病院などは現地でも階級の高い人の利用
する病院と称され、患者のほとんどは白人ということです。
ナースは白人も黒人もいるそうです。ただし、メンテナンスサービスや食事を運
ぶような下働きの人たちはやはり黒人が圧倒的に多いとのことです。

無痛分娩は快適

多くのドクターは無痛分娩を勧めています。まったく痛みがなく、食べることが
でき、眠るこ とができ、飲むことができ、歩くことができ、赤ちゃんの世話を含
む身の回りのこともすっとできて最高だったとなかなか好評です。

1日5回のティータイム

イギリスの影響を受けていることもあってでしょう。病院では6時のティーから
始まり、1日5回もティータイムが あります。ちょっとしたクッキーに紅茶かコ
ーヒーが添えられます。水分を多く補給するのは、母乳がたくさん出るようにと
いう配慮もあるそうです。

■コートジボワール

妊娠中にマラリアにかかる

奥地ではマラリアの予防薬を常時服用している状態だそうです。妊婦のための
マラリア予防薬をきちんと 飲む事と蚊に刺されないように気をつけること、
万一罹ったら場合はすぐ、病院に行って速やかに治療を受ける事です。
マラリヤにかかった場合高熱が続くので 流産しやすいのだそうです。


割礼をされた!

イスラム教の影響で、ほとんどの男子は割礼をします。そのため、しっかりと伝
えておかないと助産師が習慣的に生後すぐに割礼を施してしまいます。


お産をきっかけに結婚

現地の習慣で出産をきっかけに結婚する人が結構います。それも第1子ではなく
3人くらい生んだあとに結婚を決意するそうです。事実婚が多い背景には、結婚
費用がかさむことがあり、籍は入れずに内縁関係の夫婦として暮らしているそう
です。

■ガーナ

妊娠中に浣腸

これには驚きましたが、考えてみたら妊娠中はよく便秘になります。そのため、
ガーナの産婆さんは月に1,2回、妊婦に浣腸をするそうです。その浣腸液はハ
ーブ(薬草)を入れて煮たものをさましてから入れるそうです。なんかすっきり
して気持ちよさそう。


会陰保護はシア・バター

ガーナではシア・バターというクリームがいろいろなところで使われます。
産婆さんは会陰保護にも使い、切開をす ることはないそうです。またお湯に塩を
入れてそれを空き缶のような筒にいれて、患部を蒸気であてるそうです。
これによって裂傷など早目の回復をうながす役目と悪露を早くからだから出すと
いう役目もあるそうです。


曜日によって性別判断

赤ちゃんが生まれると曜日を伝えるそうです。それは男女別に曜日ごとの名前が
あり、生まれたとき看護士さんなどがそれをいうため、そのひとことで男の子か
女の子かわかるそうです。”Akwasi”と呼ばれて男の子とわかったそうです。



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ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。