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【海外で出産】世界のお産事情まとめ ヨーロッパ

■スペイン

妊娠線予防にオリーブオイル

ココアバターがいいだのいろいろと言われていますが、妊娠線予防の専用
クリームは高いですし、それならオリーブオイルなら身近ですし、簡単に
手に入ります。ためしてみるとよいでしょう。使った方はぜんぜん妊娠線が
できなかったといいます。試す甲斐ありですね。


中絶がやっと解禁

スペインでは長年中絶は行なうことができないとされていました。しかし、
やっと遅ればせながら1985年より行なわれるようになりました。それでも周り
からの受け入れはあまりポジティブでなく、理解が得られず、中にははるばる
イギリスにまで出向いて手術を行なう人もいます。


おしゃれをして退院

女の子は入院中にピアスをして退院。男の子、女の子を問わず、FALDONと
呼ばれる手編みニットのおしゃれな巻きスカートを着せます。どうやら子どもの
衣類にはけっこうお金をかけるとか。

■ベルギー

ギネジストの存在

ギネジストという聞き慣れない人がベルギーのお産では深くかかわっています。
ギネジストとはお産にかかわるからだの調子を整える人です。お産の呼吸法や
お産に伴う自然な不快感を和らいでくれるマッサージ師のような存在です。
しかも保険でまかなわれます。


妊娠中は旧姓に戻る

妊娠、出産の課程で、妊婦は旧姓に戻ります。つまり妊娠、出産にまつわる
すべてのデータやカルテは旧姓で登録されます。おそらくこれは本当に母親だけ
が子どもとの真のつながりを持つという意味なのでしょうか。
パパの存在はここでは薄い?

アプトノミー法

これは妊娠中、おなかに手をあて、手のぬくもりで、おなかの赤ちゃんが
反応し、上下、左 右に動くため、この赤ちゃんの自発的移動を利用して出産時、
赤ちゃんが自分で産道を抜け出るように助けてやるというのがこの方法の
主旨だそうです。


■イタリア

カリウムを飲む

カリウムの錠剤を妊娠中に飲むという話はあまり聞いていなかったので
とても興味深いと思いました。


お産は無料

イタリアもお産が無料と聞き、びっくりしました。仕事がなく、税金を納めて
いない人でさえ、お産は無料だそうです。ただし検査や薬代だけは自己負担と
なるそうです。少子化を防ぐための対策かもしれませんね。

玄関にリボン

赤ちゃんが生まれると玄関のドアのところに男の子の場合はブルーのリボン、
女の子の場合はピンクのリボンを飾り、赤ちゃんが生まれたことを周りの人に
ご披露するそうです。

■デンマーク

大地の母

助産師はデンマークでは、ヨーモアと呼ばれています。このことばを直訳すると
「大地の母」ということです。そんなデンマークの助産師は本当に頼もしい存在
です。彼らは社会的にも地位が高く、助産師としての資格をとるのもたいへん
むずかしいのです。


鍼を利用

鍼といえば、東洋医学。そう、ヨーロッパにおいても鍼治療が使われています。
しかもつわりや陣痛に効くそうです。実際に体験した人たちはとってもゆったり
した気持ちでお産にのぞめたと伝えています。

産後のリハビリ

まだ退院しいない間にベッドのところに体操を指導するインストラクターが
来て、子宮の回復を助ける体操や早く普通の生活に戻れるように力をつける
体操などを指導してくれます。これを受けた方々はみるみるうちにからだの
調子がよくなったと伝えていました。



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ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。