指先からテンション上げて!子育てママのネイル事情
妊娠中は産院からネイルを禁止され、我慢してきたママも多いはず。産後3ヶ月からネイル復帰した筆者が子育て中のリアルな感想をお届けします!
子育て期間ネイルはしなくて良いかな〜と思っていた。
オシャレをするよりも優先すべきことがある!と信じていたので。
お金もかかるし、長い爪は危ないし、ネイルサロンに行くのも面倒だし…
何もしないのが楽で一番!そんな風に考えていた私ですが、既にネイル復帰済み。(現在産後5ヶ月)
産後に3回ネイルサロンへ行った私のリアルな過ごし方や、その後の生活での感想を皆様にお届けできたらと思います!
ネイルに通うようになるまで
私がネイルサロンへ通うようになったのは結婚式がきっかけ。
綺麗な爪に憧れて、式の約1年前から通い始め育爪しながらデザインを楽しんでいた。
通う頻度は月に1回。自分で爪の処理は一切しないのでその間爪は伸び続ける。
ネイルサロンへ行く頃になると結構爪も伸びてきて、邪魔だなあと思うこともあったが、それでも毎回綺麗になる自分の爪には満足していた。
ネイルをすることは日々のモチベーションにも繋がっていた。
仕事中はPCに乗せた自分の爪に見惚れ、テンションも上がり俄然やる気が出る。
家事の合間にも指先が目に入り、料理も掃除もやる気UP!
とにかく何をするにも楽しくなる、そんな思いがあった。
妊娠をきっかけに、産院からネイルは取るようにと言われしばらくお休みすることに。
せっかく綺麗に伸ばした爪に別れを告げ、久々に自爪とご対面。
ネイルで厚みが増し、爪自体が補強されることによってだいぶ形が綺麗になっていた。
このままネイルし続けられたら良いのにと思うものの、妊娠中は仕方ないと割り切った。
産後はネイルをするイメージが湧かなかったので、きっと当分しないだろうなとこの時は思っていた。
無事子供も産まれ3ヶ月経った頃、ふとこんな思いが湧いた。
“オシャレがしたい”
毎日とにかくバタバタで、必死に駆け抜けたがようやくひと段落した時だった。
なんとなくペースも掴めてきて、何泣きかも若干わかるようになり余裕が出てきた。
すると他のことにも目が行くようになるのだ。
オシャレと言っても色々ある。
洋服、メイク、アクセサリー等。どうしようかと考えた。
洋服はよだれや吐き戻しですぐ汚れるし、子供に合わせて座るからスカートは大変。
動きやすくて着替えやすい服でそれなりに満足していた。
メイクは元々苦手。毎日自分でやるのも難しい。
気合いを入れたところで思うようにできないので気分が上がる対象ではなかった。
アクセサリーは子供が触る。ネックレスは引きちぎられる。
そもそも私がそんなに好きじゃない…笑
そう思っていたのでなかなか実行に移せるオシャレが見当たらなかった。
そこでふとネイルの存在を思い出した。
これはアリかも?そう思ったまま勢いでネイルサロンを予約した。
ネイルサロンへ
しかしネイルをすることへの懸念もあった。
・ネイルサロンで施術中子供はどうするか
・伸びた爪は危なくないか
・ネイルをしているママはいるか(周りの目を気にするタイプ…)
まあ考えても仕方ない。とりあえずやってみよう!
復帰初回は軽い気持ちで実行することにした。
私が予約したのは結婚式のために通っていた馴染みのネイルサロン。
毎月話をする中で、お子さん連れのお客さんがいることは知っていた。
ネイリストさん自身もお子さんがいらっしゃり、子連れへの理解がある方だった。
ホームページでも子連れokの記載があったが、念の為予約をする際に“3ヶ月の子供と一緒に行きます”と連絡した。
1回目はデザインネイルではなく単色にした。
オフも無いので施術は1時間30分ほどの予定。
このくらいなら子供も大丈夫だろう、と考えていた。
当日は子供を抱っこ紐に入れ、ネイルサロンへ向かった。
幸い道中で子供が寝たのでそのまま施術を受けることにした。
ネイルオフがなければ施術は比較的静か。
ネイリストさんと会話は弾んだが、子供が起きるタイミングはなかった。
授乳のタイミングが怪しかったので、近くのショッピングモールの授乳室へ寄った。
ここで子供もエネルギー補給ができたので、ぐずる事なく家へ帰れた。
ネイルの色は赤にした。
自分の好きな色でテンションが上がるからと選んだものの、子供にも(恐らく?)好評だった。
ハッキリとした色が見えやすいようで、赤い指先に子供がかなり興味を示したのだ。
懸念していた長さもあまり気にならなかった。
むしろ、ネイルをする前の自爪の時の若干の伸びの方が爪先が鋭く気になったくらい。
ネイルをすると爪が厚くなり鋭利さが和らぐので子供への影響もなかった。
復帰後2回目はさらに1ヶ月後、子供は生後4ヶ月となった時だった。
ご機嫌に過ごせる時間も伸びてきた頃だったので、デザインネイルにした。
前回のネイルオフもあるので、施術所は3時間の予定。
授乳間隔が3-4時間程度だったので、まあなんとかいけるかな?と半ば賭けだった。
この時も予約の際には子供と一緒に行く旨を記載した。
子供を抱えながらネイルサロンまで歩くのはなかなか大変だったので、ベビーカーで行くことにした。
ぐずると面倒だが、距離を歩くときはベビーカーの方が断然楽である。
今回も寝てくれたらな〜と思ったがそう上手くはいかず、起床したままネイルサロンへ到着した。
子供用にマットを用意してくれていたので有難く使わせていただくことにした。
ネイルオフは結構な音が出るが、そこでびっくりすることはなかった。
比較的ご機嫌なままごろんと過ごしていたが、1時間を過ぎた頃から雲行きが怪しくなった。
「ふぇ、ふぇ〜」と泣いているような声が聞こえ始めたのだ。
どうしようかなと思っていると、ネイリストさんの方から「抱っこしますか?」と聞いてくださったので膝の上に抱えることに。
キリの良いところでジェルを硬化し、良いポジションに子供を抱え施術再開。
膝を上下したり、顔を見つめたりすることで最後まで機嫌を保つことができた。
この日も帰りにショッピングモールで授乳をしてから帰路についた。
ネイルのデザインは8樹類から選べるというコース。
キラキラのマグネットネイルやゴールドのライン、ポイントでストーンが乗ったデザインを選んだ。
前回の赤と同様、キラキラが子供の目に入りやすいようでこのデザインも(恐らく?笑)好評だった。
しかし私としては1つ失敗だったなと思うところがあった。
親指にもストーンがあるデザインだったのだが、これが色々と引っかかる。
特に子供のお世話をしている時に厄介だった。
洋服の着脱、おむつ交換、お風呂中など、びっくりするくらいストーンが当たるのだ。
一方で、中指のストーンは全く気にならない。
ここで私は親指には立体的なデザインを持ってこないようにするということを学習した。
復帰後3回目、また1ヶ月経ち生後5ヶ月の子供と一緒にネイルサロンへ向かった。
前回途中でぐずってしまい、抱っこの姿勢が疲れたのでまた抱っこ紐にした。
初回のように寝たまま抱っこで施術できたらと思っていたら願いが通じたのか道中で就寝、そのまま施術を始めることができた。
しかし序盤、ネイルオフの音で起きてしまった。
どうしようかと思ったが、起きただけで泣くことはなかったのでそのまま抱えておくことにした。
私の顔が見えているからか比較的ご機嫌に過ごしてくれていたものの、1時間半程経過したところでぐずぐずし始めた。
またマットを出してもらえたので、そのタイミングでごろんとさせてもらうことに。
寝返りやずり這いもできる時期だったので、一人で動き回ってまた楽しんでくれていた。
その間に施術は進み、想定とは違う状態になったが問題なく終わることができた。
途中自分の足元に子供が来る場面もあったが、危ないものは上に置いておいてくれていたため心配は要らなかった。
今回も前回と同様なデザインを選べるコース。反省を活かし、凹凸のないデザインを選んだ。
マグネットは自分もテンションが上がるし、子供の食いつきも良いのでまた入れてもらった。
シェルパーツは大きめでゴツゴツしているので少し心配になったが、平になるようぷっくりと仕上げてくれたので生活に難は全くない。
このデザインは正解だと思った。
産後ネイルのポイント
産後3回ネイルを行なった私が思うポイントはこうだ。
<デザイン>
・凹凸デザインは控えめに、よく使う指(特に親指)は避けた方が無難
→中指はあまり問題がなかった◎
・赤などのはっきりした色、キラキラは子供にも好評
<ネイルサロン>
・子供を寝かせられる環境のあるネイルサロンは過ごしやすい
→マンション等でやっている個人サロンがおすすめ
・子連れのお客さんが多いと対応に慣れていて安心
・近くにおむつ替えや授乳のできる場所があると行き帰りに寄れる
→ショッピングモールがあると時間の調整もしやすい
<子育て>
・長さは意外と気にならない
・お風呂やおむつ替えなど素肌に触れる時は少し注意が必要
・厚みがある分鋭利さはなくなるのでそこまで神経質にならなくて良い
<周りの目>
・ネイルをしているママさんは少ない
→でもその分褒めてもらえることが多い(嬉しい)
・児童館のスタッフさんなど、子供に関わる人からも好評
私の懸念事項は大したことではなかったのだなという感想である。
子供と過ごす上でもほとんど問題はないし、周りの目で気になることもない。
むしろ自分のテンションが上がり、毎日が楽しくなる。
指先の些細な変化ではあるが、目に入る機会は多いのでこの気分の差は大きいと思う。
私自身は産後という状況でもネイルをして良かったと感じている。
子供が生まれてからどうしても自分のことは二の次三の次となってしまうママさんも多いだろう。
私も実際、自分のことはかなり後回しになっており、オシャレをしたいという心にも蓋をしていた。
でも、そんな我慢をする必要はなかったのだと気が付いた。
子供を育てながらでも願いを叶えるための方法はいくらでもあるのだから。
ネイルをやりたいと思っているママさん、一歩踏み出して指先から気分を上げませんか?
Kotone
基本マインドは“どうにかなる” 何事も超楽観的な1児の母。
趣味は映画鑑賞、運動、裁縫、カラオケ、ピアノと様々。
野球部×チアリーダーの体育会夫婦により、娘は逞しく成長中!