ゴールデンウィークの子連れ海外旅行におすすめの国5選!
「ゴールデンウィークはせっかくなら海外旅行に行きたい!」と思っても、子どもがいると次のような悩みも出てくるかと思います。
「子どもを連れていける国ってどこだろう?」
「小さい子どもを連れて飛行機に乗っても大丈夫?」
そこで、今回の記事ではゴールデンウィークに子連れで行ける海外旅行先や注意点について解説します。
子どもも楽しめる国を紹介しますので、ぜひゴールデンウィークに向けて計画を立ててくださいね!
ゴールデンウィークに行く子連れ海外旅行先の選び方
海外旅行先を選ぶ際は、子どもに負担がかからない場所を選んであげてください。
長いフライトや日本とまったく異なる環境は、子どものストレスになる可能性があるからです。
そのほかにも、海外旅行先を選ぶうえで重要なポイントがあります。
以下で具体的に解説しますので、参考にしてください。
フライト時間が短い
子どもにとって長時間のフライトはストレスになる恐れがあるので、注意してください。
座ったままで動けないのは、子どもにとって退屈な時間でしかありません。
幼ければ幼いほど、大人しく座っているのが難しくなるでしょう。
大きな声で騒いだり泣いたりしてしまって周りの乗客に迷惑をかける可能性もあるので、できるだけフライト時間の短い、近い国を選ぶようにしましょう。
時差が少ない
生活リズムを崩さないために、時差が少ない国を選びましょう。
あまりにも時差のある国へ行ってしまうと、生活リズムが大きく崩れてしまいます。
生活リズムが一度崩れてしまうと、ゴールデンウィーク後の保育園などの登園にも支障が出てしまいかねません。
もし時差の大きい国に行く場合は、出発1週間前あたりから現地時間を意識した生活リズムを意識して過ごしましょう。
気温差の少ない
子どもが体調を崩さないために、気温差の少ない国を選びましょう。
とくに小さな子どもは、体温調整の機能が十分ではありません。
そのため、暑すぎたり寒すぎたりする国に行くと、体調を崩す可能性があります。
できるだけ日本と同じような気温の国を選んでください。
衛生環境が良い
海外旅行先の衛生環境は必ず確認しておきましょう。
国によっては衛生環境が悪く、何かしらの病気にかかる可能性があるからです。
とくに予防接種を終えていない子どもがいる場合は、日本では発症しないような伝染病にかかるケースもあります。
そのため、国やスポットの衛生環境や疫病について事前に確認してください。
また、万が一に備えて、その国の医療体制についても調べておきましょう。
治安が良い
子ども連れで海外旅行に行くなら、治安の良さは必須です。
とくにゴールデンウィークのような観光客が集中する時期は、スリや置き引き被害が多発します。
さらに、子連れの場合は子どもに目をとられている間に盗まれる可能性が非常に高いです。
また、荷物を盗まれるだけならまだ良いですが、最悪の場合は子どもがケガを負うなどのケースもあるかもしれません。
このような事態にならないように、旅行計画前にその国の治安を確認しておいてください。
国の治安は、外務省の海外安全ページで紹介されています。
子連れでも楽しめる!ゴールデンウィークにおすすめの海外旅行先5選
ゴールデンウィークに子連れでも行ける海外旅行先を5つ紹介します。
まだゴールデンウィークの予定が決まっていないのであれば、ぜひ以下で紹介する国を検討してください。
- 韓国
- サイパン
- 台湾
- 香港
- タイ
いずれも日本から近く、時差も少ない国です。
それぞれの特徴やフライト時間について解説します。
日本から一番近い海外「韓国」
日本からの近さで選ぶなら、お隣の国、韓国がおすすめです。
成田からの飛行時間も2時間~3時間なので、フライト時間によるストレスも感じさせません。
とくにおすすめのスポットは、韓国の人気テーマパーク「ロッテワールド」。
小さい子ども向けのアトラクションも沢山あり、保育園児~小学生まで年齢を選ばずに楽しめます。
南国リゾートを楽しむなら「サイパン」
南国リゾートを楽しむなら、日本から近いサイパンがおすすめです。
日本では感じられない美しい海と景色は、大人も子どもも楽しめます。
「海」という点で言えば、日本とそれほど大きく変わらないので、異国の雰囲気に戸惑うことなく遊べるでしょう。
直行便を使えば約3時間半で行けるので、フライト時間の心配もありません。
アニメ好きな子どもにおすすめ「台湾」
アニメ好きな子どもにおすすめなのが、台湾です。
台湾の首都である台北は、映画『千と千尋の神隠し』のモデルになった場所で、子どもから大人まで大人気。
さらに、台北ではB級グルメも楽しめます。
小籠包・ラーメン・かき氷・パイナップルケーキなど、お腹いっぱいになる食べ物からスイーツまで、子どもも喜んでくれるでしょう。
時差の少ない「香港」
時差が少ない場所で選ぶなら、香港がおすすめです。
日本との差は約1時間なので、生活リズムを崩すことなく海外旅行を楽しめます。
とくに子連れにおすすめなのが「オーシャンパーク」。
遊園地・動物園・水族館が一つになっているアミューズメントスポットなので、動物好きな子もアトラクション好きな子も必ず楽しめます。
丸一日遊ぶだけでも、ゴールデンウィークの良い思い出になること間違いなしです。
足を延ばすなら「タイ」
フライト時間は長くなりますが、せっかくの海外旅行で足を延ばそうと考えているならタイがおすすめです。
タイは子どもに優しい国として知られており、日本文化への理解もある国です。
とくにおすすめのスポットは、プーケット島。
マリンスポーツを楽しんだり、動物と触れ合ったり、さまざまなアクティビティを楽しめます。
とくに、ゾウの背中に乗ったり虎と触れ合えたりする体験は、子どもの思い出として強く残るでしょう。
【年齢別】ゴールデンウィーク子連れ海外旅行のメリット・デメリット
子連れで海外旅行に行く際、年齢ごとのメリット・デメリットを知っておきましょう。
とくにデメリットとなる部分は、事前に対策を練っておかなければいけません。
以下では「0歳~1歳・2歳~3歳・3歳以上」に分けてメリット・デメリットを解説します。
0歳~1歳
0歳~1歳の子どもを連れた海外旅行は、意外にも楽です。
まだ一人で歩き回れる年齢ではないため、飛行機の中も現地に着いたときでも走りまわるようなことがありません。
また、航空運賃やツアー料金が安いのもメリット。
ほとんどの場合で、2歳を超えると料金が高くなるので、0歳~1際のうちに海外旅行に行っておくのも良いかもしれません。
2歳~3歳
2歳~3歳は、海外に限らず、旅行に行くのに一番大変な時期です。
とくに大きなデメリットや注意点として、以下があります。
- 歩き回る・走り回る
- 「抱っこして」が多発
- 駄々をこねる
- 周りの環境の変化にストレスを感じやすい
すべての2歳~3歳にあてはまるわけではありませんが、傾向として上記の点には注意しておきたいですね。
ただ、デメリットばかりではありません。
以下のようなメリットも感じられます。
- 現地の食べ物を一緒に食べられる
- 現地で思いっきりはしゃぎまわれる
赤ちゃんと違って、2歳~3歳は自分で面白いことを見つけて、沢山の表情を見せてくれます。
親にとってはこの子どもの笑顔が、忘れられない思い出になるでしょう。
3歳以上
3歳以上になれば、海外旅行の負担は大きく軽減します。
親の言うことを聞けるようになる年齢ですから、フライト中も静かに座って待っていられるでしょう。
現地に到着した後も、自分の足で歩いてくれますし、ある程度は環境に適応してくれます。
ただ、自分で判断して歩き回るために、迷子になる可能性に注意してください。
目を離さないようにしておけば、基本的には問題なく海外旅行を楽しめます。
子連れ海外旅行の飛行機に関する知っておきたいポイント!
子連れ海外旅行では、飛行機の過ごし方も考えておきましょう。
とくに7時間~8時間かかるようなフライトでは、子どもが落ち着いて過ごせるような工夫が必要です。
そのために、以下では飛行機の選び方や持っておくと良いアイテムについて解説します。
飛行機内でトラブルにならないためにも、以下を確認してくださいね!
そもそも何歳から飛行機に乗っていいの?
飛行機に乗る年齢は定められていません。
何歳でも飛行機に乗って海外旅行に行けます。
ただし、一部の航空会社や旅行会社では、子どもに対して特定の年齢制限を設けているケースがあります。
たとえば、0歳~1歳の子どもがパスポートの申請・受領を受けるには、出生届・住民票の提出が求められるケースがあるのです。
また、一部の保険会社でも、一定の年齢に満たない子どもに対して「保険の適用範囲が変化する・保険金が低額になる」などの制限を設けているケースがあります。
そのほかにも、何かしらの制限がかかる可能性があると覚えておきましょう。
小さい子どもを連れていくならバシネットを予約!
小さい子どもを連れて行くなら、必ずバシネットを予約しておきましょう。
バシネットは、赤ちゃん用の小さいベッドです。
ベルト付きで赤ちゃんを寝かせられるので、おむつ変えや荷物の出し入れなど、フライト中の行動が楽になります。
ただし、バシネットは体重や年齢に制限がありますので、事前に航空会社に確認しておきましょう。
航空会社によってはバシネットを利用できないこともあります。
機内サービスを確認
赤ちゃんを連れて海外旅行に行く際には、機内サービスも確認しておきましょう。
機内サービスは航空会社によって異なるので、「え?このサービスないの?」と困ってしまう場合があるからです。
たとえば「ミルクを作るためのお湯の用意・赤ちゃん用ジュースの提供」など。
そのほかにも赤ちゃんを安心して連れていけるためのサービス・設備があるかは、事前に確認しておいた方が良いですね。
座席の選び方
子どもの年齢にもよりますが、赤ちゃん連れなら前方か後方の席がベストです。
他の座席と比べてスペースがあるので、足元にレジャーシートを敷いて、遊ぶための空間を作るなどができます。
後方は台所スペース(ギャレー)に最も近い位置なので、子どもが大泣きしたときに一時避難できます。
傾向として、後方座席は子連れが多いので、初めての子連れ海外旅行でも安心できる環境になるかもしれません。
飛行機で持っておくと良いもの
飛行機内で子どもが落ち着いて過ごせるように、いくつかのアイテムを用意しておきましょう。
ただ乗っているだけの飛行機は子どもにとって退屈なだけなので、ちょっとしたおもちゃは欠かせません。
たとえば、以下のようなアイテムがあると良いです。
- シール
- 塗り絵
- 折り紙
- パズル
- 絵本
長時間のフライトなら、上記のアイテムはあればあるほど良いです。
また、機内で食べ物や飲み物をこぼす可能性があるので、機内用の着替えも余分に持っておきましょう。
子連れ海外旅行で持っていくべきアイテム
子連れ海外旅行を楽しく過ごせるように、持っていくべきアイテムを知っておきましょう。
必要なものが揃っていないと、現地で不便さを感じてしまいます。
とくに大切なのが、以下の3つです。
- 食べ物・お菓子
- ベビーカー
- お薬セット
それぞれが必要な理由について、以下で解説します。
食べ物・お菓子
海外旅行に、子ども用の食べ物やお菓子は必須。
現地の食事が合わない可能性があるからです。
また、大人と同じように日本の味が恋しくなることもあります。
そのため、いつも子どもが食べなれている食べ物やお菓子を持っていきましょう。
食べ物ならパックごはんなどがあると便利です。
ベビーカー
0歳~2歳までの子どもを連れていくなら、ベビーカーを持っておきましょう。
子どもを抱っこしながらの海外旅行の負担を軽減してくれます。
また、子どもが乗らないときには荷物置きとして使えます。
ただし、観光スポットによってはエレベーターがない場所もあるので、注意してください。
お薬セット
万が一に備えて、お薬セットを持っておきましょう。
旅行先で何かあったときのために役立ちます。
できれば海外旅行前にかかりつけ医を受診して、必要になりそうな薬を処方してもらうと良いでしょう。
そのほか、体温計や鼻水吸い器などもあると便利です。
ゴールデンウィークの子連れ海外旅行に挑戦してみましょう
今回の記事を参考にしていただければ、ゴールデンウィーク中の子連れ海外旅行計画を立てられます。
国選びから飛行機内での注意点などを、本記事を確認しておけば安心して進められます。
ただし、実際に現地に行かないとわからないこともあるので、初めての子連れ海外旅行であれば近い国から挑戦してみましょう。
「子連れで海外旅行なんて大変そう……」と不安を感じていた方も、ぜひ次のゴールデンウィークでは、海外旅行に挑戦してみてください。
名城政也
琴線に触れる株式会社代表。2児の娘の父親。フリーランスとして仕事をしている頃から在宅のため子供と一緒にいる時間や子育てに関わる時間が多い。たぶん良いパパ。