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【普通分娩】初産で陣痛時間3時間半の安産。~前編~

今回は、DONA international認定の産後ドゥーラ(※)の資格をお持ちで、育児支援や虐待予防のお仕事をされていらっしゃる「ますざわさん」の出産レポです。
初産で陣痛開始から3時間半の安産だった、ますざわさん。
出産後のカンガルーケアのことから入院中~退院後のリアルな生活まで、丁寧に記載してくださっています。ご覧ください。

※産後ドゥーラ:産前産後の母親の心身や身の回りのサポート行い、赤ちゃんとの生活のスムーズな導入を支える専門家。


▼9月2日:予定日
おしるしもなく、うんともすんとも言わず。

▼9月3日:検診
既に推定3400g。

▼9月5日 4:30
陣痛?便意?下腹部の痛みとおしるしがあるも。2回くらいで消失。
午前中はのんびり散歩に。
12:00
再び下腹部痛。お腹がくだる。出たら腹痛は消失。
17:30
三度目の下腹部痛。と言っても、相変わらず便意かな?くらいの痛みで間隔は安定せず、8分〜15分。とりあえずゆっくりお風呂に。
18:20
産院へ電話。間隔が安定していないから前駆陣痛かも、様子を見るようにとの事。夕ご飯を食べる。
18:30
急に間隔が5分間隔に。痛みも強くなる。
さっき電話したばかりなので、耐える。
19:00
再度産院へ電話。
初産だったので、まだ大丈夫だけどゆっくり気をつけて向かってね、との事。
車に乗るのに15分ほどかかる。
20:00
産院到着。痛みが強く歩けない。が、助産師さんに支えられて、這いつくばりながら2階の分娩室へ。
既に子宮口全開。
希望通り、和室の分娩室。
布団の上でビーズクッションにもたれながら、うつ伏せや横向きになって陣痛をしのぐ。
一度夫とFaceTimeをつなぐが、時間がかかると思ったので一旦切る。
助産師さんの肩に足をかけ、蹴飛ばしながらいきむ。
助産師さんが陣痛を和らげるために「何かしたいことありますか?」と聞いてくれましたが、「もうやめたいです」と答え、困らせる。
初産は陣痛から12時間かかると言われていたので、
もう耐えられない、無理だと思っていたら、
「髪の毛が見えて来ましたよ」の声。
助産師さんがFaceTimeをつなぐか聞いてくれたが、こんな取り乱した姿を見られたくなくてお断りする。

頭が大きかったようで、頭が通ったら、身体はするんっと通過。

21:42
3400gの女の子が
大きな産ぶ声を上げて産まれる

会陰はちょっと裂けましたが、切開することなく済みました。
お医者様から「毎日の積み重ねの結果」と褒めていただく。
陣痛開始から子宮口全開までが早かったので産後の出血が心配され、
産院に着いた時点で点滴のルートをとられましたが、
陣痛で暴れすぎてルートが潰れ、3週間くらい見た目がかわいそうな腕でした。

カンガルーケアへ

娘は産まれてすぐそのまま私の胸の上へ。
肌と肌を触れ合わせると
さっきまで大声で泣いていたのが嘘のように、
小さな吐息になる。

へその緒を自分で切るか問われ「無理です」と即答。
胎盤を見るか問われ「無理です」と即答。
助産師さん、苦笑い。
麻酔を打って、ちょっとだけ裂けてしまった会陰の処置をしていただく。

助産師さんがFaceTimeをつないでくださり夫に報告。
既に産まれた娘に「え?もう?」と驚く夫。
写真を撮ってくださった後助産師さんたちが分娩室から退室し
私と夫と娘と3人で1時間ほど過ごす。

初めての授乳。
娘は、乳首を探して、口を開け、頭をふりふり。

娘、身体測定へ。
戻ってからは私とぴったり身体を寄せ合い、静かに眠る。

個室の空きがなく、この時点で24時近く。深夜だったため、そのまま朝まで分娩室で過ごす。和室で良かった。
産後のハイな状態はなくむしろぐったりで、泥のように眠る。

4:00頃、起こされて最初のトイレへ。
その後身体を拭いて頂き、着替える。

6:00頃、2回目のトイレへ。
感覚がなく、失禁。
そして、傷にしみて、驚く。着替えて、大部屋へ移動。

後編は、生まれたばかりの赤ちゃんとの入院中~退院後のリアルな姿。
続きもご覧ください!⇒
初産で陣痛時間3時間半の安産。~後編~ | 出産情報サイトママーレコーレ (mamarecolle.com)

掲載元:産後サポート ますざわさん家(@postpartum_doula.saki) • Instagram写真と動画

ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。