【帝王切開】第一子の妊娠から出産まで#2
前回の記事はこちら
ただ寝返り打っただけなのに
「バシャッ」と結構大きな音を立てた。
一瞬頭をよぎったのは
「主人が隣にいるのに、同じシーツなのに、まさかの漏らした?!」
だいぶ焦ったけど…よく考えてみたら
「これがいわゆる破水かも」と。
隣で爆睡してる主人起こしてみました。
いつも何回起こしても起きないので
正直起きるとは期待しませんでしたが
「破水かもしれない」
と言ってみると目が開きました。
破水と思われる液体を指差して伝えると
眠そうだった顔が一気に豹変して
主人大絶叫しながら速攻飛び起きてくれた。
ちなみに量も本当に多くてびっくり。
普通に考えたら漏らしたとかの量じゃない。
急いで病院に電話して伝えると
「じゃあとりあえず来てください」
とのことで、日付跨いでから移動して
夜中の1時頃に産婦人科に到着。
夜勤中なので看護師さんが診察。
その結果「高位破水」ということ。
子宮口も全く開いてないから
とりあえずもうしばらく様子見ていきましょうと。
その後個室へ移動することになり
主人と一緒に4時頃まで様子見てたけど
全く陣痛と思われる様子もなし。
子宮口も全くと言って変化なし。
6時頃先生がやっと来てくれて診察。
「本当なら陣痛促進剤使うところだけど、あなたは太りすぎて
産道に脂肪がついてる可能性があって難産になる可能性が高い。
それに赤ちゃんも大きいから、余計に難産リスクが高い。
なのに子宮口も開かないし。陣痛も全くないみたい。このまま様子
見てると破水してるから羊水も汚染されて赤ちゃんにも悪影響。
だからご夫婦が良ければ帝王切開へ切り替えましょう。
分かりきっている難産で赤ちゃんを苦しめるくらいなら、
安全性の高い帝王切開にしたほうがいいと思います」
というお話。
正直いきなりだったのでキョトン。
でもキョトンとしてたのは一瞬で
「赤ちゃんを苦しめるくらいなら」
という先生の言葉が頭をよぎりました。
たぶん時間で言うと数秒のはずだけど
体感的には長かった気もするけど
「帝王切開でお願いします」
という言葉を気付いたら言ってました。
主人も「お願いします」と。
そこからは絶飲食となり
14時頃帝王切開手術になるからと言われ
それまで個室で待機指示でした。
主人と「どうしよっか」など話してるけど
どうしよっかーもなにも帝王切開なのだから
どうしようもないんですよね。笑
とりあえず冷静に両家の親へ連絡。
自分たちの兄弟にも知らせたりと
iPhoneで連絡するに費やしました。
結局13時の面会開始と同時に
私の母が面会に来てくれました。
母が面会に来たことでやっと頭で
「本当にここまで来たんだな」
と実感できるようになりました。
13時45分頃、個室に看護師が来て
手術室へと呼ばれました。
なんとなく予想では…私は歩かず
車椅子やなんかに乗って
連れて行かれるのかと思ってたけど
実際は普通に徒歩で手術室まで向かい。
手術室に着いたら手術台に自分で上がり
腰掛けたらすぐに看護師たちが
「導尿しますね〜」と早速導尿。
いわゆるバルーン挿入しましたっ
介護士なので何度もバルーン挿入場面
それ自体は見てはいましたが…
実際自分がやってもらう立場って微妙。
というか痛くないはずのものが
私にとっては超〜激痛だったんです!
それなのに看護師たちには
「こんなの痛いうちに入らないから〜」
と笑われながら勢いそのままに
「次は帝王切開で邪魔になるから剃りますね〜動かないでね?」
と言った瞬間から普通に待ったなしで剃られ
その勢いにビビったのをよく覚えています。
まぁ、看護師たちからしたらそれが
「仕事」「何度もやってること」だから
なんともないのかもしれませんが
ちょっとそのあっけらかんとした感じに
私は逆に驚いてしまいました。
ちなみに!
2人目出産時の導尿は超身構えたのに
実際全く痛くなく、スーッと終わった。
だから1人目は何かがきっと違ったんだと
今では思うようにしています。苦笑
この記事を書いている日付的には
明後日から?いやもう明日になってるけど
明日3回目の帝王切開では導尿時の痛み
どうなるかな〜とドキドキしております。笑
話は戻りまして。導尿、剃刀終了した頃
タイミングよく談笑しながら先生たちが。
しばらく談笑してたけど聞こえなくなり
カチャカチャ器具なのかな?音が聞こえ始め。
そして先生たちの準備が終わったのだろう。
私に話しかけてきて「横になって」と。
「その後は丸く屈んでね」と言われたため、かがむ。
いい感じになったところ?で
先生が腰椎麻酔を打ち始めました。
でもこの時の私は腰椎麻酔のことは
頭にかけらもはなかった。なんでかというと
導尿挿入時の痛みが残ってて。
いや、残っているというよりも
横になってかがむという動作するだけで
異常に痛いんです、まじで。激痛。
だから麻酔の記憶がほとんどありません。
気づけば麻酔は終わってて
「はい。麻酔終わり〜。じゃあ上向いて。効いてくるまで待ちますね。
音楽何が好きですか?」
と先生はやっぱり慣れだな。普通過ぎた。
そんなどうでもいい話をしてると
下半身が重くなってきた。特につま先。
あ、急いで動かなきゃと思い上向いて。
そのあと1分も経たずに気付けば
もはや足が自分のものじゃないくらい
動かなくなっていた。
重いとか考える前にもはや「無い」と
思っちゃうくらい感覚がない。
「これ何か感じるかな?」
と先生に言われたけど正直わからん。
なんかムニムニされてるだけというか?
なんか軽い何かが上に乗ってる感じ?
そのままそんな感じに答えたら
「実はキンキンに冷えたアイスノンを当ててるんだけど、
冷たさも感じない?いい感じだね〜」
とのこと。麻酔、恐ろしい。笑
そのあとも痛みを感じるかチェック。
特に問題なかったようで
「では始めますね〜」という声で
いよいよ手術始まりました。
今回もここで一旦終了いたします。
次回はいよいよ生まれます!
本当に読んでいただいてありがとうございます♡
あなたに幸あれ(^ ^)!
次回もよろしくお願いいたします。
ママーレコーレ編集部
ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。