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【自宅出産】夫婦で自宅出産 お産を終えて思うこと

前回の記事はこちら

自宅出産からちょうど3ヶ月が経ちました。

出産レポもひとまずここまで

私は今回

夫婦で、自宅で出産するという選択をしました。

それはこれまでのお産時の医療介入への違和感からくるものもありますが

何よりも

どんなお産にしたいかは自分で選ぶことができると知ったから。

本当に知ることができて良かった...と心から思うし

私にこのことを教えてくれた全てのご縁に感謝しています。

お腹のあかちゃんと自分自身を信じること

そしてしっかりと向き合うこと

妊娠期間も

そしてお産の時も

とことん感じつくした

とても貴重な時間でした。

新たな命を授かった時には

自宅出産というイメージしか湧きませんでした。

それは私自身とお腹のあかちゃんが望んでいたこと。

安心できる場所で

安心できる人と

新たな命を迎える

妊娠が判った時から

(正確に言うと妊娠が判る前からでしょうか...)

自宅出産に向けて

しっかり学ぶことはもちろん

これまで以上に心身のケアに取り組みました。

繋がりある沢山のご縁含め

これまでの経験と

今ある暮らしまるごと

これがあったからこそ

何の不安もなく

覚悟をもって

自信をもって

迎えることができたのだと思います。

そしてしっかりと体感できた本来の力

あかちゃんのうまれる力と

女性のうむ力

今回の体験を通じて感じたことは

お産は命の神秘を存分に味わう貴重な体験

であると同時に

決して特別なことではない

命を繋ぐ自然の営みの一つだということ。

私が思っていた ゛近くの病院で出産する” ことが

当たり前ではなかった。

そして実際に体験した自宅出産は

病院とは全く違った

自分のからだをとことん感じ

感じるがままに身を委ねた

全てが自由で

ありのままでいられる自然なお産。

これができたのは

自分がリラックスできる場所で

自分とあかちゃんにだけ集中できる環境にあったから。

お産は

あかちゃんにとってはもちろん

母親にとっても

人間の根っこの部分を作る

とても大切なこと

お産を選ぶことは

人生をどう選ぶか

ということに通ずるのだと感じたのです。

全ての人に自宅出産を勧めているのではなく

お産にももっと

自由な選択肢のもてる社会になればと思うのです。

自宅でのお産が当たり前だった時代が確かにあり

歴史的背景の中で

病院やクリニックでのお産が99%を占めるようになった今の現状。

助産院や自宅でのお産をどれだけの人が知っているのでしょうか?

助産院や自宅での自然なお産を数年前まで知らなかった私。

知らないと選択肢にすらあがりません。

私が今回出産レポを書いたのは

自分と生まれてきたこの子のために記録として残したかったから。

そしてもう一つは

この記録を目にした人が

お産は自分で選ぶことができるということを知ったうえで

いくつかある選択肢の中から

自分が心から望むお産の形を決めるに至る

一つのきっかけになればと思ったからです。

今回は夫婦二人でのお産という形をとりました。

どうしても私の暮らしの中心

家族含めての場所 ゛自宅”

という部分は外せませんでした。

もちろん助産師さんに来てもらって自宅でお産するという形も考えましたが

自宅でお産となると、そこを取り扱っている施設がなかなかないのです。

色々な選択肢を検討したうえで

私が自宅で、自分で生むと決めた時

それを受け入れてくれただいちゃん。

私はあくまでも自分自身のこと

だからこそ ゛大丈夫” が分かるのです。

逆の立場なら

私はそこの役割を担うことは

きっと出来なかったでしょう。

心配で心配で「私が代わって生んであげたい!!」ってなると思います 笑

最初から最後まで

私とお腹のあかちゃんを信頼し

静かに冷静に見守ってくれた

だいちゃんの存在が

どれほど大きかったことか

だいちゃんの存在が

私の安心と自信のひとつでもありました。

お産はもちろん妊娠期間も

孤独に感じることは一度もなかったし

一緒にお産してくれてありがとうと感謝の気持ちでいっぱいです。

きっとだいちゃんも

自分もお産した気持ちでいることだと思います。

女性と男性

それぞれの役割を

ここまで感じられることができるお産って

やっぱり素晴らしいですね!

最後に...

形だけ見れば夫婦二人だけでのお産のように見えますが

ここには多くの友人、知人そして子どもたちのサポートがありました。

「何か困ったことがあればいつでも連絡してね」という温かい言葉も沢山もらい

全てが私達の力となっていました。

本当にありがとうございます。

沢山の人の愛に包まれて生まれた命

今ある命に感謝


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ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。