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【海外で出産】世界のお産事情まとめ アフリカ



■セネガル

くわしい母子手帳

セネガルにも母子手帳があります。ただし1冊ではなく、妊娠から出産までの
お産の手帳と子どもの成長記録をつづる手帳とにわかれています。しかも内容が
とてもくわしく、超音波画像の写真を貼る欄まであり、さらには確認した胎児の
部位(腎臓、肝臓、胃、足、ウンヌン)の記入欄まであるそうです。

きびしいトキソプラズマ検査

フランスの影響でしょうか?抗体をもっていなかったうるさいほどにこの検査を
ひんぱんに受けるように指示が出ます。

妊娠中にマラリア予防薬

特に一軒家に住む妊婦さんは妊娠中でも飲めるマラリア予防薬を飲んで過ごしているようです。

水道水でばちゃばちゃ産湯?

現地の赤ちゃんは生まれてすぐ足をもって逆さづりにされて水道水の下でばちゃ
ばちゃからだを洗うそうです。新生 児にはあまりにもショックなのではないでし
ょうか?このような経験を通ってたくましいものだけが生き延びるのでしょう。
ちなみに現地のほとんどの赤ちゃん は自宅で誕生しています。病院で生まれる
赤ちゃんはほんのひとにぎりの恵まれた家庭の子どもだけだそうです。

■ケニア

どこでのお産だろう?

ナイロビはいろいろな人種の人たちが集まっています。ある方はポーランド人の
女医さんにかかったそうですが、英語でのコミュニケーションでした。
ケニアというとどうしてもイメージが肌の黒い人と思われがちですが、さまざま
な国から来たドクターがいるのですね。


枕のないベッド

ベッドといえば当然枕がついていると思われがちですが、ナイロビのある病院
ではどのベッドにも枕はないそうです。


命を吹き返して

ある部族では、死産で生まれた赤ちゃんを窓の外に出して、さらにまた家の中に
入れるそうです。そうすることによって、新しい命が吹き返され、またすぐ授か
るといわれています。

■ボツワナ

ここはどこの国?

日本人は外国人なので、外国人がかかる病院では現地の病院といえどもドクター
はすべて外国人、看護士は出稼ぎで本国で働いているこれまた外国人だったそう
です。


村でのお産

ボツワナの奥地となると一般の人でも病院で産むのはむずかしく、ウィッチドク
ターといういわゆるまじない師のような人がお産を介助します。もちろん自宅分
娩ということです。


休みのないお産

日本では生まれたら少なくとも1ヶ月はゆっくり静養するように勧められます。
しかしボツワナの女性は厳しい状況にあり、生まれる前日まで働き、さらに生ま
れた翌日にはもう仕事についているそうです。


■エチオピア

子だくさん

平均すると約7人は子どもを産むというから驚きです。しかも年齢から言うと
だいたい15歳から50歳までの間にそれだけ産むそうです。男尊女卑の国ですの
で、男の子が生まれれば大喜び。けれども女の子ではあまり祝ってももらえない
そうです。


産後はしっかりと守られる

産後40日間は、母子ともに真っ暗な中で過ごします。これは、外気に赤ちゃんを
触れさせると、病気になるといういい伝えからで す。どうしても蚊や虫などが心
配なエチオピア。ただでさえ、しょっちゅうハエがそこら中にたかっていること
もあります。そのため、赤ちゃんはしっかりと蚊帳に入れて守ります。

女性が世話

夫は産後の妻の世話はほとんどしません。その代わり、女性の親戚、つまり実家
の母親やら母親の姉妹、そしておばなどが母親の世話を担当します。



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ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。