Menu

【海外で出産】世界のお産事情まとめ アジア

■ブルネイ

妊娠中の自宅訪問

妊娠中には最低3回も助産師さんが自宅を訪問してくれます。助産師さんは
妊婦の生活などの指導にあたります。


産後の自宅訪問

産後も助産師による自宅訪問ケアを受けられます。
しかも、産後10日間もです。心強いですよね。

育児休暇

働くママも多いブルネイでは、産後56日間の有給休暇が与えられます。

■ネパール

男立ち入り禁止

産婦人科のほとんどが男性立ち入り禁止となっています。つまりご主人が
いっしょに検診の様子を見ることはできないということです。さらには分娩中の
夫立会いはなく、外国人であるなどのよほどの理由でない限り分娩室に男性は
はいれません。


母子別室がない

生まれた赤ちゃんはベビー用のコットに入れられることもなければ、新生児室に
おいておくこともできません。それは一般的な病院では新生児室がないからです。そのため赤ちゃんは生まれた日からママの横で添い寝です。
病院では食事もでないので、付き添いの人と産婦さんとの分を親戚などが
家から持ってきます。


乳房のオイルマッサージ

よく乳房マッサージは海外ではないの?と聞かれるが、乳房マッサージにあまり
こだわらなくても要は血の巡りをよくしてあげればお乳は出るし、赤ちゃんに
たくさん吸ってもらえれば生産量も増える。ネパールでは親戚の人がオイルで
乳房をマッサージしてくれるそうだ。

■ロシア

家庭的な出産病棟?

病院によっては家庭的な出産病棟という病棟が設けられています。これは
ひとことでいいますと、なるべく家にいるのと同じような環境で回復できるよう
にという配慮からです。そのためそこの病棟は全室個室です。しかも家庭と同じ
ような条件ということで、ご主人がいっしょに泊まれるように簡易ベッドが備え
付けられています。
他にもトイレやシャワーなど家のような快適さを追及しています。


24時間母子同室

赤ちゃんは1秒たりとも親のもとを離れないシステムがとられているそうです。
そのため、出産してすぐもう赤ちゃんの世話が待っていたそうです。とうてい
からだが動かないということで、付き添い人は不可欠になります。病院にとって
は好都合かな?


契約条件

ある病院では、入院に関しての契約条件というものがあります。その中には
トイレットペーパーがあること。輸入された石鹸が備え付けられていること
など、ちょっと日本では想像できないような内容が条件として契約されていま
す。そこでは悪露用パッドのかわりにボロ布を折りたたんだものを渡されます。

■サウジアラビア

顔を隠しての出産

サウジアラビアはイスラム教徒の国です。しかも大変規律がきびしく、
結婚した女性は肌はおろか、顔すら夫以外の人には出してはいけないのです。
そのため現地の女性はフェイスマスクという顔を覆うベールをかけています。
そしてマントのような黒いアバヤをまとい、外出するときは必ずご主人と
いっしょでなくては外へも出られないのです。そのためもしドクターが男性で
すと、彼女は検診のときはもちろん、出産のときですら 顔は隠したままだと
言うことです。


プールは女性の日、男性の日と分かれている

妊婦さんも水の中では軽くなるので特に後期には腰の負担がまぬがれ、しかも
ちょうどよい水温 ですから、(いやお湯かな)快適です。サウジでは女性が
プールに入れる時間帯、あるいは曜日と男性がプールに入れる時間帯、あるいは
曜日が決まっています。まちがっても混浴はノーノーです。


赤ちゃんはプリンセス、プリンス

赤ちゃんが寝かされているコットのかざりは、男の子の場合は透明のプラスチッ
クコットのまわりに薄いブルーのリボンをまいてかざりつけが施されています。
さらに上からは蚊などに刺されないように、蚊帳がかかっています。
しかしその蚊帳も真っ白な蚊帳で、その上にまた薄いブルーのリボンが輪になっ
て飾られていました。まさに赤ちゃんはプリンセス、プリンスの取り扱いです。



次のページへ続く


ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。