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アラフォーママが令和にもう一度読みたい「あの頃ドはまりした少女漫画」

さて、始まりました「編集部の『スキカッテ』」
ママーレコーレ編集部のメンバーが好き勝手に記事を書いていくコーナーです。
初回は編集部の北本がお届けします。

少女漫画に育てられたアラフォーは、
今度は子どもを育てながら少女漫画を読む。

齢40を超えましたが、未だに少女漫画が大好きな3児の母です。
漫画、映画、ドラマは子育て中の重要なエンタメで、特に漫画は子ども達を寝かしつけた後によく読んでいました。

令和の少女漫画は、私たち世代が読んでいた頃と比べると、絵もとてもキレイになっている印象ですね。内容もなんだかリアリティがあってレベルが高い。

それでも、まだ純粋無垢だった子どもの頃に読んだあの少女漫画たちは格別だったなあと、今でも読み返したくなります。

皆さんが子どもの頃はどんな少女漫画を読んでいましたか?

恋愛漫画の登竜門!
あの頃の小学生が読む三大漫画雑誌
「りぼん」・「ちゃお」・「なかよし」

アラフォーの私が小学生の時に読んでいた大人気の月刊漫画雑誌と言えば「りぼん」「ちゃお」「なかよし」でした。(※令和6年現在もこの3つの雑誌は発行されています)

どこの書店にもこの3つの漫画雑誌は置いてあったし、友達同士でも「何派?」「私は『ちゃお』派」なんて言って読んでいる雑誌の話で盛り上がったりもしましたよね。

ちょっと大人な友達や、地元の中学生は『少女コミック』『別冊少女コミック』『マーガレット』なんかも読んでいましたが、私はターゲットを完全に小学生向けとしている漫画雑誌に夢中になりました。

今回はそんな「りぼん」「ちゃお」「なかよし」に掲載されていた、あの頃ドはまりした漫画を勝手にご紹介。

アラフォーの私が小学生の時にハマった連載漫画なので、ちょっとニッチ過ぎる企画かもしれませんが、分かる人には「懐かしい!!」とワクワクドキドキしていただけたら嬉しいです。

それではまずは「なかよし」に掲載されていた漫画からいきましょう。

なかよし編

1)ミラクル☆ガールズ

はい、懐かしい!
アニメ化もされたから覚えている人も多いのではないでしょうか。
超能力が使える双子の「ともみ」と「みかげ」をとりまく青春SF恋愛漫画。

性格も正反対の双子だけどとても仲良しで、基本的には超能力は2人そろっていないと機能しない設定になっていましたよね。
主な超能力はテレパシーやテレポート。

この漫画を見て「双子で生まれたかった!」なんて思ったこともしばしばあった私です。

2)あずきちゃん

まだ10歳のあずきちゃんの恋愛少女漫画。
この記事を書くために調べてたら、何とびっくり!原作はあの秋元康先生だったんですね。

転校生の勇之介くんに恋するあずきちゃんの可愛い恋愛ストーリーがいま読み返しても何とも言えず愛おしい。
あずきちゃんも可愛いけど、周りのキャラクターも「いたいた、こういう小学生!」って共感できちゃう子が多いのも良いですよね。

あの頃のあずきちゃんファンの皆さん。
大人になったいま、ぜひ読み返して欲しいです。

3)魔法騎士レイアース

「レイアース」といえば、アニメの主題歌を思い出す人も多いかもしれないですね。
「とまーらーないー未来をーめざしてー」という歌い出しの田村直美さんが歌う「ゆずれない願い」はアニソンとして大ヒットしました。

伝説の「魔法騎士(マジックナイト)」になった3人の少女の物語。
「なかよし」の中では「セーラームーン」が有名ですが、個人的には「レイアース」の方が印象が強いんですよね。

絵の線が細かくて「なんかカッコいい」んです。少女漫画だけど、アニメ化されて男性ファンも多かった印象ですね。

ちゃお編

4)DOKI・DOKI

「ちゃお」といえば高瀬由香先生。
私、大ファンでした。
絵が可愛くて設定がしっかりしているので面白いんですよね。

この「DOKI・DOKI」も当時大人気でした。私も大好きな作品のひとつです。

幼馴染の仲良し5人組の恋愛がなんとももどかしい!
男女それぞれのキャラクターがハッキリしているのも面白かった。

久しぶりに(何十年ぶり!?)読み返したい漫画です。

ちなみにこの「DOKI・DOKI」高瀬先生の「I LOVE YOU」も大好きな人は多いかもしれないですね。あの作品もとても良かったです。

5)水色時代

大人じゃないけど、子どもじゃない。
青春と呼ぶにはまだちょっと早い。
そんな12歳から始まる水色時代。

心や体の変化にフォーカスしてこの年頃の絶妙な乙女心を描いていた作品でした。
ストーリーとしてすごく大きな動きがあるわけではないんだけど、日常の心の機微の描き方が当時ドストライク世代の私には刺さり過ぎて、じわじわ染みていく作品でした。

人気だったので、新装になってその後再出版もされてましたね。
ちなみにやぶうち先生の作品は「KAREN」も面白い。

6)ワン・モア・ジャンプ

赤石路代先生の「ワン・モア・ジャンプ」も「ちゃお」掲載作品の中での傑作でした。

この作品、世界選手権でのメダリスト一家で育った主人公が、父親も双子の兄も亡くして、それでも奮起してオリンピックを目指す物語。
波乱万丈な主人公が、スランプに陥ったり、いじめられたりしながらも頑張る姿に読者も励まされるんですよね。

小学生の時にこの作品を読んでフィギュアスケートに憧れた女子も結構いるんじゃないでしょうか。
ちなみに私もこの頃スケート初挑戦して、全く滑れず挫折しています。

少女漫画としての青春スポーツ作品は珍しかったけどとても面白い作品でした。

りぼん編

りぼん編では紹介しなくてはいけない作品が多すぎる……!!とのことで、少女マンガ好きのアラフォーなら直ぐに思いつく矢沢あい先生の作品や現代でリメイクや展示などが行われている作品はあえて避けてご紹介していきます。

7)姫ちゃんのリボン

「姫ちゃんのリボン」もアニメや舞台になったので有名すぎる作品ですね。
アニメはSMAPの「笑顔のゲンキ」が主題歌で作品ととても合ってるんですよね。

赤いリボンの力で他人に返信することができる主人公の姫ちゃんも、ぬいぐるみのポコ太が喋るのも、とても可愛い!!

絵も可愛いし内容もキャラクターも可愛い。本当に大好きな作品でした。
いま再放送されても子ども達に指示されるんじゃないでしょうか。

8)こどものおもちゃ

「こどものおもちゃ」って可愛い名前のタイトルだけど、結構シビアに描かれている印象ですよね。子役タレントで家族にも愛されて幸せに暮らしている主人公と、小学生にして色んなもの背負い過ぎているクラスメイトの悪魔のような男の子との戦い(恋愛)を描いていて、小学生ながらに秋人のめちゃくちゃな性格にムカついたり、でも色んな事情を知って泣いて同情したり、この漫画で色んな感情を育ててもらった気がします。

恋、友情、家族…様々な角度でテーマがあり、とても面白い作品です。

9)赤ずきんチャチャ

最後にご紹介するのが「赤ずきんチャチャ」

見ての通り、言わずと知れたおとぎ話の赤ずきんちゃんがモチーフになっています。
魔法使いのたまごの主人公のチャチャも、狼になったり人間(?)になったりする狼男のリーヤも、登場人物はみんな凄く良い子達という印象。
可愛い世界観で、これもアニメ化されましたね。

なんと2012年に「赤ずきんチャチャN」としてCookieでリメイクされて復活掲載されてます。

90年代のチャチャファンでまだ読んでない方、ぜひ読んでみてくださいね。

おわりに

今回こちらに掲載しなかった「天ない」や「ご近所」、「ママレード・ボーイ」「ときメモ」などは世代じゃない若者にも人気がありますが、それ以外にも、こうして見ると本当に良い作品が90年代からたくさんありました。

あの頃、小学生だった私たちアラフォー。次は私たちの子ども達が、少女漫画に出会っていく年齢に。

素敵な作品にたくさん出会ってほしいですね。

今月のスキカッテ記事、最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さんの懐かしい思い出の漫画を教えてください!

ライター:きたもと

ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。