【出産レポ5】眠りと恍惚感の中で|アキコ

2019-03-14

【出産レポ1】破水騒動 

【出産レポ2】止まらない前駆陣痛 

【出産レポ3】我慢できる痛みだったけど・・・ 

【出産レポ4】破けない袋 からの続き

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いつ頃からそれが訪れたのか、もう定かではないんですが、いきんでいる最中だったと思います。

波のように痛みがきて引くその繰り返しの中、痛みが引くと私は強い眠気に意識を持って行かれていました。

前々日の前駆陣痛で睡眠不足だったこと、陣痛が起きて夜そのまま病院にかけこんだので完徹状態でお産に臨んでいたから、睡眠不足でそうなっていたのかと思っていたのですが。

後々調べてみるとお産中に眠りこけることは実は全然珍しくないということを知りました。

(そして助産師さんも出産後「お産中に眠るのはとても良いこと」と言ってました)

お産のときにはいくつか分泌されるホルモンがありますが、その中にβエンドルフィンがあります。

これは別名「脳内麻薬」と呼ばれ、恍惚感や多幸感をもたらし、鎮痛作用があるホルモンです。

参考→https://allabout.co.jp/gm/gc/186420/

お産のときはβエンドルフィンが通常の2〜6倍にも増加すると言われているそうで、これによってお産の痛みを和らげてくれるそうです。

お産の最中にウトウトと眠ってしまうのもこのβエンドルフィンの影響だそうで、私いきんでる最中にものすごく気持ちよくなってしまってまして。

途中から夢の世界と現実を行ったり来たりしながら恍惚状態でお産に臨んでいました。

この状態に入っているときって、痛いんだけど痛くない、という状態なんですよね。
ひたすら気持ち良くて。でも感覚はしっかりあって。
妙に現実感がなかったのが印象的でした。
そんなまどろんだ状態でいきみ続けていた私。
恍惚感で痛みからかなり遠のいているので、最後のほうはきちんといきめていたのかももはやよくわからなかったんですが(笑)

袋が破けたあともなかなか出てこない状態が続いていました。

助産師さんが「会陰のところで止まっている」と話してくれて、「ああ、やっぱり止まってたんだな」と気づきました。

会陰がなかなか開かなくて、そこからなかなか進まないでいるとのこと。
ふわふわした意識の中
「毎日せっせとオイルで会陰マッサージしたのになぁ・・・」
などと思った私がいました。

私の通っていた病院では会陰のオイルマッサージを推奨していて、私も臨月に入る前から会陰を切開しないように毎日お風呂でマッサージをしていたんですけど。

なかなか門(会陰)は開いてくれなかったみたいです(笑)
会陰は切ったほうが良いと判断があったようで。
「会陰を切りますね」
と言われ、「はい」と素直に答えました。

すぐさまチョキンと会陰を切られる感覚がありました。
が。これが全く痛くなくて。
学生時代、母に「赤ちゃんを産むときに入り口を切ったのよ」という話を聞いたとき
「は??どういうこと!?股を切る!?」
当時びっくりしすぎて開いた口が塞がらなかったんですが。
母は「会陰切開の痛みなんてお産に比べれば痛くもなんともない」
なんて言っていて「ほんとかなぁ???」と思ってたんですけど。
ほんとに一切の痛みがなく。
あったのは切られた感覚のみでした。

まどろみながら「お母さんの言っていたことは本当だったなぁ・・・」などと思っている私がいました。
今思うと、それがわかったから会陰切開してよかったよな、とも思います(笑)

全ての準備が整い、これでもうあとは出て来るだけの状態でした。
助産師さんが「これで出しましょう」と言われ、私も「はい」と答え、気合いをいれました。
「本当にこれが最後だ」と思い、渾身の力でぐわーーーーっといきむと・・・

ズルンっ

とお腹から何か大きなものが取り出された感覚と共に赤ちゃんの泣き声が室内に響き渡ったのでした。

時刻は朝の7時。病院に駆け込んで約6時間後でした。

【出産レポ6】身二つになってから へつづく

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