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【普通分娩】陣痛含め、今までで一番尊い経験!

2020年1月に第一子を出産しました!
今記事は出産レポ②です。出産レポ①はこちら

入院してから出産までは、特になにかあるわけではなく…
ただひたすら陣痛に耐えるのみ
結果からいうと、出張中だった夫は出産30分前に病院について
無事に立ち会うことができました(^ ^)

これから出産を控えている妊婦さんへ
出産は千差万別、陣痛の感じ方もそれぞれです。わたしは【経膣分娩】
という昔ながらの陣痛に耐えながらの出産方法を選びました。
陣痛は想像以上に痛くて…
「ツラい」という記憶しか残っていないのですが…

出産レポでこれから出産を控える妊婦さんを脅かすものにはしたくない!


たくさんあるお産の一例としてイメトレ材料にしてもらえたら幸いです。
終わらない陣痛はありません。わたしの出産レポは「陣痛がしんどい」
こればかりですが、間違いなく今まで生きていた31年間で一番尊い経験でした。

初産は母世代も祖母世代も、世界各国・先祖代々、みんなぶっつけ本番です。
恐がらず、サポートしてくれる人の声に耳を傾けて、リラックスして出産に
臨んでくださいね。

LDRへ移動

妊娠38週2日/出産当日
入院が決定したためLDR室へ移動します。
LDR室とは:陣痛・分娩・産後早期を過ごすお部屋

産着へ着替え、点滴、赤ちゃんの心音をモニターするベルトを巻きました。
陣痛は容赦なく来るので、一人で着替えることが出来ず…。
看護師さんに産褥ショーツをはかせてもらい、(破水していたため)
産褥パッドを交換してもらい、申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。

このときはまだ看護師さんを気遣う余裕があったのです。




人生初。トイレの呼び出しボタンを躊躇なく使う

看護師さんがトイレへと連れ出してくれます。

鍵は閉めないでくださいね。

はーい
(と言われても、さすがに用を足している姿は見せられない)

と思ったのも束の間、陣痛到来でトイレを抱える形で倒れこみ…
秒でトイレの呼び出しボタンを押しました。
その結果、看護師さんに支えられ、見守られながら用を足すことに。

陣痛の痛みが強くなると、赤ちゃんが生まれる!?
と思ってパニックを起こしがちでした。



陣痛がツライ!ナースコールを押しまくる

陣痛のビッグウェーブが来たときに「助けて!」という願いでナースコールを
押していました…。陣痛の痛みを無くしてくれると期待していたんですね。
対応してくれた看護師さんは呼吸法を教えてくれたり、
腰をさすってくれたり、本当に優しかったです!

でも、うっすら痛みがやわらぐかな?程度で根本的な痛みは変わらず。

陣痛ってただ耐えるしかないんだ

と気付いてからは、テニスボールという神アイテムを貸していただき、
自分で痛み逃しを無心で行いました。初めのうちは、陣痛とはこういう
ものだと思わずナースコールを押しまくってしまいました…。



眠れぬまま朝がきた!朝食抜き宣告をうける

私の場合は、テニスボールをお尻に押し当てると痛みが少しマシに
なったように思います。陣痛の波が絶えることなく訪れるので、眠れないまま
朝を迎えてしまいました…



おそらく 朝7時頃
内診をしてもらっているときに、陣痛の波が来て…痛さに悶えていると

痛そうだね、朝食は抜きで様子を見ましょう

私がかなり痛がっていたので、異常がないかどうか様子見る対象になって
しまいました(最終的に異常なし)。どうやら私は痛みに弱かったようです。

朝食は点滴に変わり、トイレも行けず(管を使用)、陣痛が来ていないうちは
時間を持て余し、スマホを触るくらいの余裕もありました。このタイミングで
家族に入院したことをようやく連絡しました

お産が思うようにいかず、陣痛促進剤を使うことに

入院した段階では「午前中に産まれるかな?」と予想されましたが、
子宮口が思うように開かず、陣痛促進剤を使うことになりました。

うっすら頭の片隅に、このまま出産が遅くなれば出張中の夫が間に合うかも?
と思うこともありましたが、「早く陣痛の痛みから解放されたい」
こっちの願望の方が遥かに上回って迷わず同意書にサイン!

昼食は出してもらいましたが、陣痛のおかげで一口、二口程度しか食べることが
できませんでした…食欲もあったし、お腹は空いていたはずなのに…
おそるべし陣痛。

突然、テニスボールを取り上げられパニックになる

おそらく 14時頃

陣痛の痛み逃しをテニスボールという神アイテムに頼っていましたが、
「赤ちゃんが下がって来れないよ」と取り上げられてしまいました。
(お尻に強く当てて使っていました)

陣痛のビッグウェーブが来ると、「ボール!ボール!」と叫んでしまうほど、
取り乱しました。思い出だすと、恥ずかしや…。
今まではただ耐えていた陣痛ですが、ようやく陣痛がきたタイミングで
イキむように指示されます。



夫、登場。そして出産

ついに夫が登場。
正直、自分のことに必死すぎて夫が来ても特に気にすることはなく。笑
そして今まで横たわっていたベッドは分娩スタイルへと早変わり

ここからが早かった!

今までずっとピッピッとなっていた胎児の心音モニターの音が、イキむ
タイミングで止まるので 「赤ちゃんも苦しいんだな、一緒に頑張っているんだ
な」と思って力が入ります。
ベッドが分娩スタイルに変わってから、体感15分くらいで我が子が誕生!

産まれたばかりの赤ん坊を、シートを敷いた胸の上に乗せてもらい、
涙がホロリ。
そのあとすぐに赤ちゃんはどこかへ連れていかれ、夫も部屋から出され、
私は会陰切開した部分を縫う処置をしてもらうことに。
処置してくれる先生の他に見学する先生?がいて、めちゃ嫌でした。
そして縫う時間が長い(切るのは一瞬なのに)!麻酔しているとはいえ、
普通に縫われている感覚があり痛かった…!

そのままLDR室で回復タイム

出産後、2時間はそのままLDR室で体力回復のため待機。。。
その日食べられなかったお昼ご飯を、看護師さんがおにぎりにしてくれて
いたので、ペロリと完食。
夫と産まれたばかりの赤ちゃんも部屋に戻って来て、写真撮影会開始!
私は産後ハイもあって、止まらないマシンガントークを夫にかまして
いましたが、夫は我が子に夢中でした。



妊娠38週2日で出産 まとめ

陣痛は想像以上にツラくて…出産をナメてました。。

壮絶な体験だった…!

教科書通りの見事なお産でしたよ

え…!これが!!?

冷静さを失って、騒いで、ドタバタしましたが、どうやら安産だったようです。
それでも、「お産は命がけ」だと改めて実感しました。

”立ち会い出産”を希望し、夫が出張を切り上げてくれたおかげで念願叶った
んですが、心残りがひとつ。陣痛で苦しむ姿をもっと夫に見せたかった…!

ほぼ一人でお産に臨んだわけですが、心細さや不安はあまり感じませんでした!
病院でサポートしてくれた看護師さんのおかげもありますが、
何より陣痛に耐えることに必死でした。

ようやく出会えた我が子。わたしの元にきてくれてありがとう〜




掲載元はこちら

ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。