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【普通分娩】第三子の出産レポート 出産当日


2019年2月6日出産


前回の記事はこちら

2月6日(水)の明け方4時半頃、何かが出た感じがして目が覚め、トイレに
行こうと立ち上がるとドバドバと水が…(*_*)
慌ててトイレに駆け込んで、少し血の混じった水でパンツがびしょ濡れに
なったのを見て、間違いなく破水だなと分かりました。
悠理の時も破水からはじまったのですが、すぐに陣痛はこなかったので、
この時もきっとまだ大丈夫だろうと妙に冷静でした。
とりあえずまだ早い時間だから申し訳ないなとは思いつつ、まずは旦那を
起こしました。
病院に電話をしたらすぐに来いと言われるのは分かっていたので、とりあえず
着替えたりして身支度を整えて、
その後の流れを旦那と話し合いました。

流れとしては、
病院に電話→タクシーを呼ぶ→実家に電話して両親に来てもらう→
私はタクシーで病院へ
→両親が来次第子ども達をお願いし、旦那は一度仕事へ行き、
その後病院へという感じでいくことになりました。

破水もとりあえず落ち着き、陣痛も来る気配がなかったので、両親への電話は
6時くらいまで待つことにしました。
5時45分頃病院に電話をし、「入院の荷物を持ってすぐに来てください」
と言われたので、
あらかじめ登録していた陣痛タクシーに電話。
20分ちかくかかってしまうとのことで、10分くらい待って6時くらいに
実家に電話をして、
7時くらいまでに家に来てほしいとお願いしました。
(実家から私の家までは車で5~10分)

まだ寝ている悠理と凪緒にバイバイをして、予定通り私はタクシーで病院へ。

旦那は両親が来るまでに子ども達の幼稚園の準備をし、両親が来たあと、
一度仕事へ行きました。
両親が来た時に悠理は目が覚め、
「お母さんは赤ちゃんが産まれるから病院に行ったよ」という話が少し
出来たそうです。

起きてお父さんもお母さんもいなくておじいちゃんとおばあちゃんしか
いなかったら驚いたと思うので、旦那と少しだけでも話せてよかったです。

凪緒は8時くらいに起こしてもらい、子ども達はその後しっかり朝食を食べて
準備をして、元気に幼稚園に行ったそうです(^^)
幼稚園への送迎、その後の面倒も両親にお願いしました。

病院に着いたら助産師さんに早速内診をしてもらったのですが、
「間違いなく破水であるけれど、まだ子宮口は1cmくらいしか開いていなくて
赤ちゃんもおりてきていない」とのことでした。
とりあえず陣痛室に行き、モニターをつけて赤ちゃんの心拍とお腹の張りを
チェック。

7時くらいには10分間隔でかなり強い張りがきていたので、
助産師さんに「もう陣痛開始にしますかねぇ。」と言われました。
ですが、自分的にはまだ全く痛みはなく、ただお腹が張っているだけだった
ので、陣痛ではないような…という感じでした(^^;)
8時には、朝食が提供されました!

今回産院は、悠理を産んだところと同じところにしたのですが、ここの産院の
売りの1つは食事!
とにかく入院中の食事が美味しかった記憶があったので、
今回も実は出産前からこの産院の食事をすごく楽しみにしていました♪(^皿^)
まだ痛みもないので、ゆっくり味わい、完食(o^^o)
陣痛室は1つの部屋に2つベッドがあり、カーテンで仕切られているのですが、
私が入ってから1時間後くらいに隣のベッドに来た人はもうすでに結構痛みが
強いらしく、ご飯は食べられませんと言っていたのでかわいそうでした…。

順調に張りの間隔が7~8分に狭まるも、まだ自分の中では痛みはなし。
9時半頃に院長先生による内診があったのですが、そこでもまだ子宮口1cmで
院長先生曰く「子宮口がガッチガチ!」(笑)
赤ちゃんもおりてきていないし、お母さんの体の準備が出来る前に破水して
しまっているから、子宮口をやわらかくする&張りを促進する点滴をしましょ
う、とのことでした。

悠理の時も破水からはじまってすぐには陣痛はきませんでしたが、とりあえず
1日は様子を見て、それでも陣痛が来なければ翌日促進剤、とのことだった
ので、割と早い段階から点滴と聞いて最初は少し驚きました(>_<)
ですが、院長先生の「張りを促進するというよりは子宮口を柔らかくする薬の
方が多く入っている点滴だから、今日陣痛に繋がらなくても大丈夫、その場合は
この点滴は明日のための準備、くらいに思ってください」との話を聞いて、
そんなすぐに陣痛に繋がるわけではなさそうだと感じ、とりあえず点滴を
してもらうことにしました。

この時に、朝とは違う助産師さんに、7時から陣痛とのことだったけど
まだ痛みもなさそうだし、あとで時間変更しましょうね、と言われました(^^;)

10時過ぎには旦那が仕事を切り上げて産院に来てくれました。
11時頃、ようやく「あー痛いなぁ」と感じるようになり、間隔も
3~5分間隔に。
それでもまだ重たい生理痛くらいの感じで、まだまだ余裕で話せるし、
携帯で親や友達とやりとりをしたりもしていました。
12時、昼食♪

点滴の量は30分置きにどんどん増えていき、この時には大体3分間隔で
陣痛がきていましたが、
それでも自分の中ではまだまだ余裕で、のんびりと昼食を食べていました♪
途中院長先生が内診に来るも、呑気に昼食を食べている姿を見て、
「まだまだ余裕そうだね~、あとでまた来るね~」とどこかへ行って
しまいました(笑)。

「そういえば、まだ写真撮ってなかった!撮って撮って~」と呑気に写真を
撮ったのが13時14分。
この1時間後に出産してるとは夢にも思いませんでした(笑)。

13時半を過ぎたあたりからはだいぶ痛みが強くなり、下腹部の痛みから
腰やお尻への痛みに変わっていきました。
せっかくなので備え付けのテニスボールで旦那にお尻を押してもらいましたが、
自分でもどのへんを押してもらうと楽になるのかがよく分からず、
自分でこのへんかな?こっちかな?と試行錯誤する余裕はまだありました。
かなり痛いは痛いのですが、自分の中ではまだ85%くらいの痛み。
もっともっと辛い時間がこれからやってくるんだ…と思うとなかなかの恐怖
でした。
その頃、隣のベッドで長い時間苦しんでいた人が、
「そろそろ移動しましょうか」と分娩室へ移動。
きっと私もこの人の赤ちゃんが無事に産まれたあと、分娩室に移動出来る
だろう!きっとあと2~3時間の辛抱だ!と思っていました。

が!!!

テニスボールで押してもらいながら6~7回陣痛をたえ、また次同じように
陣痛がきたなーと思った矢先!
突然に子宮口がぐわっ!と開き、赤ちゃんが下りてきて、いきなりもう
出そうな感覚に!!!
「?!?!?!なんかいきなりきた!!!!!」

自分でもすごくびっくりしたのですが、突然にものすごくいきみたい感覚に!

でも、悠理の時はいきみたくなった時にはまだ子宮口5~6cmでそこから
まだ2時間くらいかかったから、
今回もきっとそうだ…と思いながらも尋常じゃないいきみたい衝動に
悶絶していると、

ちょうどそこに助産師さんが「ちょっと内診させてくださいねー」とやって
きて、内診してもらうと
「あら、もう9cmですね!もう分娩台いきましょうか!」と!
もう自分の中では万々歳!いきみをのがさなくていいんだ!もう出せるんだー!
ヤッター!!!という感じでした(^^;)


でも、実際はもういまにも出てしまいそうで必死。
陣痛の合間にとりあえず起き上がって陣痛室から分娩室へ移動をはじめた
のですが、まさかの「分娩室、埋まってて入れません!」

えーーーっっ!!!!

そんなの確認してから移動させてくれよーーー(T_T)と思いつつ、
「とりあえず壁に手をついて待っていてください」と言われたので、
陣痛がくるたびに「出ちゃう~~~…」と唸りながらしばし廊下で待たされる
ことに…。それでも、旦那に「ビデオちゃんと持ってる?!」と確認する
冷静さはありました(^^;)

この産院は分娩室と手術室が1つずつしかないのですが、手術室では
帝王切開の手術中。
分娩室には、私の少し前に分娩室へ移動した人がまだいて、しかも
「今〇〇さん嘔吐しちゃって、移動できそうにありません!」と…。

それでも私についていた助産師さんが、「でも△△さん(私)の方が早く
産まれそうなので、何とか移動してもらってください!」と、
分娩室にいる助産師さんや看護師さんにお願いし、その方は2人の人に抱え
られながら陣痛室に戻されることに(;_;)
「ごめんなさい~~~」と思いながらも、私ももう「出ちゃう~~~」
状態だったのでどうしようもなく…。
何とか分娩室をあけてもらい、無事に分娩台の上にあがることが出来ました。
助産師さんも、「私の判断ミスでした、すみません(>_<)」と色々な人に謝り
ながらも、
「もう人もみんな揃ってるし、安心してくださいね!」と声をかけてくれ、
私もとりあえず分娩台にあがれたので一安心。

そこから、助産師さん達が分娩の準備を色々している間、
陣痛が2~3回きたのですが、
「陣痛きたら少しならいきんじゃってもいいですからね、ゆっくり呼吸して
ください」と言われたので、
陣痛がくるだびに少しいきみながらゆっくりと深呼吸。
私の中では『いきみのがし』がとにかく1番つらいことだったので、多少
いきめることでそこまで陣痛もつらくなく、

落ち着いて呼吸をすることが出来ていたように思います。
助産師さんたちの準備もバッチリ整い、「では、次の陣痛がきたらいきみま
しょうか!」との助産師さんの声に、
「ついにきたー!」と嬉しくなりました(^^)
そして、陣痛の波に合わせてまずは1回目のいきみ。
10秒くらい息をとめていきんで、それからひとやすみ。
助産師さんに、「赤ちゃん髪の毛フサフサですよ~!」と言われ、
旦那と一緒に驚きました(笑)
そして、2回目のいきみ。
10秒くらいいきんで、もうやめようかなと思ったのですが、
院長先生の「もう一息!もう一息!」の声に後押しされてさらにいきみ
続けると、ものすごい痛みが走り、「痛いっっ!!!」と叫ぶと同時に、
赤ちゃんの頭が出てきました!!!
「はい、もういきまないで!ゆっくり呼吸して~」と言われたので
何とか力を抜くも、

肩が出る時にまた激痛(>_<)
でも肩が出たあとは、スルスル~っと出てきてくれ、14時14分、
無事に赤ちゃんが産まれました!!!
私の第一声は「あ~、、産まれた~、、!」だったと思います(笑)。
そして、4分後の14時18分には胎盤も出てきました。
大体胎盤は400~500gが平均らしいのですが、私の胎盤は753gも
あったそうで、「すごく立派な胎盤ですよ~!」と褒めてもらえました(^^;)
せっかくなので、旦那と一緒に胎盤とへその緒を触らせてもらいました♪
胎盤が出たあとは、裂けた会陰の縫合。
院長先生に、「切らないでいけると思ったんだけどなぁ~、、、
ごめんなさいっ!」と謝られました(笑)。
頭が出る瞬間、裂けたのが分かったもんなぁ…あの瞬間が今回の出産で
1番痛い瞬間でした(>_<)

ですが、何はともあれ、結局陣痛に苦しんだ時間は30分あるかないかで、
分娩室に移動してからわずか10分で出産!
院長先生も助産師さんも、「あんなに余裕そうにお昼ご飯食べてたのに、
早かったなぁ~!」と、
みんなびっくりのスピード出産となりました♪♪
3人目というのもあったと思いますが、子宮口を柔らかくする点滴のおかげも
あったのではないかなぁと思うと、
早々に点滴を使うことをすすめてくれた院長先生に感謝です☆★
おかげでほとんど苦しまずに出産出来ました!

破水していなくても、みんなこの点滴を打てば少しはスムーズに出産出来る
のでは?とまで思ってしまいました(^^;)
もちろんリスクもあるとは思いますが…。

陣痛の時間は、助産師さんに「何時から陣痛開始にします?」と聞かれたので、
適当に自分で決めていいようでした(笑)。
10分間隔のお腹の張りが始まったのは7時でしたが、痛いなぁと感じはじめた
のは11時頃だったので、
一応今回は11時からの、3時間14分が分娩所要時間となりました。
悠理の時は約12時間、凪緒の時は約8時間だったので、産むたびに確実に
短くなっていますね♪(^皿^)

ちなみに、私に分娩台を譲ってくれた方は、その後空いた隣の手術室で、
20分後無事に出産したようです(>_<)
よかった…。

そんなこんなで、2月6日の14時14分、3150gの元気な女の子を
無事出産しました!

その後の入院中のお話は、次のブログへ続きます♪




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ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。