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コスパ◎妊娠中の肌荒れ対策

日々体調が変わる妊娠期。妊娠前と比べてホルモンバランスが急激に変化し、カラダも心も少しずつ変わっていきます。

目に見えるトラブルとして「肌荒れ」に悩まされる人も多いのではないでしょうか。

今回はノーファンデ派の私が実践していた肌荒れ対策について、3つの観点からご紹介したいと思います!

私のお肌事情

ニキビは一生の友達だと思っていた私がノーファンデ派に!

学生時代から、少しでもストレスが溜まるとニキビができる肌タイプでした。睡眠不足や偏った食事、日常生活のちょっとした不満など。”ストレス”の原因って挙げるとキリがないですよね。

大なり小なりストレスはつきものなので、可能な限りの対策を実践。

食事内容はもちろん、基礎化粧品の見直しはデパコスからオーガニックコスメまで、いいと言われている商品は手当たり次第試しました。

自分に合うケアを確立できたのか、ここ2、3年は気になる肌トラブルは特になし!

それまでが嘘かのように年中ノーファンデの肌を保っていました。

はじめての妊娠。久しぶりの肌荒れ

幸いなことに、想像していたような酷いツワリは一切なく、出産直前まで妊娠前とほぼ変わらない生活を送っていました。ただ、妊娠初期〜中期までは度々「ちょっとした肌荒れ」に悩まされていました。

顎からフェイスラインにかけてのニキビは、赤みは出ないものの、かゆみが気になり無意識に触ってしまい炎症。ホルモンバランスに逆らうことはできない…と分かりつつ、出来るだけ悪化しないようにケアしていました。

中期以降はホルモンバランスも安定してきたのか、肌は元通りに。むしろ、なんだかハリツヤがよくなっていきました!

コスパ抜群の肌荒れ対策

我が子を迎えるにあたって、妊娠期からなにかと出費がかさみますよね…そんなときでもコスパよく、肌荒れ対策ができる方法をご紹介したいと思います。

やっぱり大事なのは保湿。3年使い続けている 『IHADA 薬用とろけるバーム』

これのおかげで私の肌は保たれている!といっても過言ではないキーアイテム。

従来のバームはベタつきが気になるものが多く、使いづらさを感じていましたがこちらは別物。とろっと柔らかいテクスチャーで肌になめらかに伸びます。馴染みもよく、軽やかで心地よい使用感です。

妊娠中は感染症予防のため、外出時や通院時のマスクが習慣化して「マスク荒れ」が気になることも。そんな刺激から肌を保護して、うるおいを保ってくれます。

私は特に、乾燥が気になるTゾーンとフェイスラインを重点的に保湿していました。▶公式サイト

【3年間愛用しているIHADAの薬用バーム】

コレさえあればニキビが出来ても安心!『CICA(シカ)配合化粧品』

SNSや美容雑誌でも話題のCICA、みなさんご存知ですか?

CICAはツボクサという植物から由来する成分で、韓国では昔から治療薬の成分として使われてきたそうです。

何を試しても繰り返すニキビに悩んでいたとき、CICA配合の化粧水を使い始めました。ニキビ用化粧品特有のツンとした香りや肌がつっぱる感じなどはなく、しっとりと敏感肌にもやさしい使い心地。朝と晩の1日2回、洗顔後にたっぷりと肌になじませていました。

使い始めて数日で炎症がおさまり、気づけばニキビ0の肌に。もっと早くから使っていたら…と思うほど、ニキビに悩んでいる人には一度試してほしいケア用品です。

【左:CICA配合の化粧水 右:CICA配合のフェイスパック】

誰でも簡単!最強美容料理『お味噌汁』

「お肌にいい食べ物」と検索すると様々な情報がヒットしますよね。中には高価なのにあまり美味しくなく、習慣化しづらい食品もあるはず。さらに、妊娠中は胎児への影響からサプリメントの服用や新しい食品にチャレンジすることも控えたいところ。

そんな時は、おいしく続けられて誰でも簡単に作れる「お味噌汁」がオススメです。

腸内環境を整えることで肌の調子がよくなるなど、あらゆるメリットがあることは皆さんもよくご存知かと思います。お味噌汁は発酵食品(味噌)から良い菌を、食物繊維(具材の野菜や海藻)から菌のエサを摂取できる、腸活にぴったりの料理です。

私も妊娠中は、毎日のようにお味噌汁を作って食べていました。習慣化すると途中で飽きてしまったり、具材に悩んでしまったりすることもあると思います。そんな時は、ぜひ以下のポイントを試してみてください!

《お味噌汁を飽きずに楽しむ方法》

  • いつもと違う味噌を試してみる

普段使う味噌が決まっているご家庭もあると思います。たまには気分を変えて、ほかの味噌を使ってみませんか?麹の割合が多い味噌は旨味と甘みが増して、具材の種類が少なくてもおいしく仕上がります。私はいつもの味噌に”白みそ”を足して、こっくりとした味わいのお味噌汁にハマっていました。

  • 出汁の種類を変える

みなさん出汁は何で取っていますか?我が家は昆布×煮干しの2種類から取っています。旨味は2種類組み合わせると相乗効果によって、旨味がより強く感じられるようになります。市販の出汁パックは、様々な食材がブレンドされているので手軽に美味しいお出汁を取ることができますね。

  • 油分を含む食材を入れる

お味噌は油との相性がよく、少しプラスするだけでグッとコクが出ます。定番の油揚げや豚肉を加えるだけでなく、加熱前の具材をごま油で炒めたり、仕上げにすりごまを入れたりするのが簡単でオススメです。

  

【妊娠中によく作っていた具沢山豚汁】

毎回出汁を取って具材を用意して…一から作るのはちょっと手間だなと思う方には「味噌玉」がオススメです!
重宝するので、私は妊娠中から産後の今でも常にストックしています。味噌玉は、味噌・出汁粉・お好みの乾燥具材(海藻や乾燥野菜、高野豆腐など)を混ぜて、1食分の量に分けて丸めたものです。冷凍保存ができ、お湯を注ぐだけでさっと出来るので忙しい朝や昼食にもぴったりです。

【自家製の味噌玉。我が家のレシピはとろろ昆布を入れるのがポイント】

お肌のケアも日々の積み重ねが大事!

今回は、私が試したコスパ抜群の妊娠中の肌荒れ対策についてご紹介しました。

お悩み中の妊婦さんは是非一度お試しいただけたら嬉しいです。ただ、妊娠中は香りに敏感な方もいると思うので、化粧品も食べ物もご自身に合った物を選択するようにしましょう。

minori

■フリーランス管理栄養士/1児のママ ■マタニティフード協会アンバサダー ■PR業、カフェ店長、バイヤーなどを経て独立。 ■主な活動内容:レシピ開発やクッキング動画の出演、SNS運用など食に関わること全般。 ■今後は「地方創生×食」「食育」の分野にも興味があり、積極的に携わりたいです!