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レンジで簡単!5分でおせちと、赤ちゃんも喜ぶお正月料理

 新年あけましておめでとうございます。2022年も、ママーレ・コーレをどうぞ宜しくお願いいたします。
赤ちゃんと一緒にお正月を迎えたご家族も、これから出産されるご家庭も、おせち料理は召し上がりましたか?出産や入退院が重なってまだ食べてないよ―!というママにも、レンジで簡単5分で完成!“あの”おせち料理をご紹介します。葉酸や1月7日の七草がゆについても簡単にまとめたので、ぜひご覧ください。

【目次】
・葉酸不足で起こること
・葉酸の過剰摂取で注意したいこと
・おせち料理も葉酸が豊富
・離乳食でおせち
・赤ちゃんも七草がゆを食べていいの?

葉酸不足で起こること

 ビタミンB群の仲間である葉酸は、 ビタミンB12と共に血液を作るはたらきに関わっていて、不足すると貧血を起こすことがあります。
また、胎児の脳や神経管、心臓などが作られる妊娠初期に葉酸が不足すると、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクが高まることも、広く知られるようになりました。胎児の神経管閉鎖障害の原因は葉酸不足だけではなく、複合的です。葉酸サプリメント等だけでは予防できないので、バランスよく栄養を摂る、適度な運動をするなど、無理なく健康を維持する工夫が必要そうです。

出典:妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針~妊娠前から、健康なからだづくりを~解説要領

葉酸の過剰摂取で注意したいこと

 日本人の食事摂取基準(2020 年版)(※)によると、一般的な普通の食品を摂取している人では、過剰摂取による健康障害の報告はないようです。気をつけたいのは、サプリメントからの摂取量ですね。最低健康障害発現量は5mg/日です。
他にもカルシウムや鉄など、妊産婦さんに必要な栄養や健康については、令和3年3月に公表された「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針~妊娠前から、健康なからだづくりを~解説要領」がとてもわかり易いので、ぜひチェックしてみてください。

おせち料理も葉酸が豊富

 日本人女性の葉酸摂取推奨量は、1日あたり240μgです。 妊娠中期・後期はその2倍の480μg。妊娠初期は、食事から240㎍+サプリメント等から400㎍が必要とあります。(※)
妊娠初期に必要な葉酸量のイメージは、「焼いた小さなブロッコリー1/2株(約100g)+ゆでたまご2個(約100g)+アボカド1個(約100g)+いちご中粒7個(約100g)」に概算できます。

おせち料理も、葉酸摂取に向いているのをご存知でしたか?
栗きんとんの材料になるさつまいも、お煮しめで使うごぼう干し椎茸、伊達巻きで使う田作りいくら黒豆は、どれも葉酸が豊富な食材です。
とくに「田作り」は、ほうれん草やブロッコリーよりも葉酸を多く含んでいます。電子レンジを使うと5分で簡単に手作りできるので、お正月に限らず、普段のおかずやおやつにもぜひ食べてみてくださいね。
田作りの簡単レシピはこちらから↓

https://boshieiyou.org/osechi_yousan

(※)日本人の食事摂取基準(2020 年版)「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書

ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。