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【普通分娩】第四子の出産体験

前回の記事はこちら

今回は6年前の次男の出産の話。

4回目の出産でようやくの

「痛い・辛い・苦しい・耐える・・・」といった出産のイメージから
抜け出したのです。

この時のお産は、陣痛もさほど苦しくなく、なんとも幸せな
スムーズなものでした。

ちょうど4人目を妊娠した時

長男は小学生

予定日は10月

もう里帰り出産の選択はないと思い

でも身内は近くにいないし…

お産になった時の上の子どもたちのこともあるし…

とのことで、自宅から車で5分程の

近くのクリニックでの出産となりました。

そして妊娠中に池川明先生の本

「ママのおなかをえらんだわけは…。」

に出会ったのです。

まさかその数年後、池川明先生にお会いすることになるとは

この時は思ってもいませんでしたが。

とにかく私の出産にとって大きく影響したものとなりました。

胎内記憶の話

「赤ちゃんはお腹の中にいる時から色々と感じているんだ」

「立派な一人の人間として存在しているだ」と

腑におちたのでした。

それからというもの、お腹の赤ちゃんへの意識がすっかり変わったのです。

忙しい仕事の合間にも、よく赤ちゃんに意識を向けていたと思います。

そして、この本の他にも、もう一つ

産休中に見かけたこの動画

これからお産を迎えようとしている方はぜひ見てみてくださいね^^

「そっか、陣痛中は赤ちゃんが頑張っている時なんだ!」

この2つのお陰あって、陣痛に対する恐れがすっかりなくなったのでした。

もうテニスボールも必要ないくらいに 笑

赤ちゃんに意識が向くとこんなにも楽になるんだと

本当に不思議なくらいです。

そして、私の転機ともなったこの妊娠期

実はこれらと同時に

「産前産後ケア」との出会いもありました。

長年、理学療法士として病院に勤めていましたが

それまでは産前産後の女性の体についての知識は全くなく

当時、リハビリの学校で学ぶこともなければ

この分野の研修やセミナーを見かけることもなかったのです。

実際に知識のなかった私は、誤ったケア方法をしてしまい

腰痛や坐骨神経痛に悩まされていたのでした。

(ちなみにもう今はすっかり解消されて、元気な身体を取り戻しています)

自分事でもあるし

体にとっても、とても大切な時期でもあるのに。

そして、それからは、自分の体を使って実験の日々。

それは今でも変わりませんが

とにかくケアをすると

妊娠期もトラブルなく楽に過ごせるし

お産だってそれはそれはこれまでと比べ物にならないくらいにスムーズでした。

夜中に陣痛が始まり、そして4時間後には誕生。

産まれる直前までは

私と大ちゃんそして助産師さんと3人

陣痛と陣痛の合間にはしっかりリラックス

会話もふつ~にできる程

赤ちゃんが生まれる直前に破水し(あれは人工破膜だったのかな?)

どんどん赤ちゃんは降りてくる。

そう、赤ちゃんは私が息む必要もないくらい

自ら降りてきてくれたのです。

助産師さんも「赤ちゃん勝手に降りてきているから息まなくてもいいよ~」って

毎回のことですが、私はそれまで

出産の時に息むのが凄く嫌な感覚がありました。

「いきみ逃しが大変」って話はよく聞くと思うのですが

私は逆で、できればこのまま息を吐きながらこの陣痛に耐え続けたい!?

というか、最後まで息まないままお産したいという感覚なのです。

だからいきみ逃しの話しを聞くたびに

不思議な感じがしていたのですが、、、

4番目の出産で初めて息まなくてもいいお産を体験しました。

短時間の出産ではありましたが

陣痛誘発剤を使った時のスピード出産とは全く違った感覚でした。

とても自然な流れのお産

体をケアしていたから自信もあったし

出産に対する意識がこれまでとは全く違ったので。

4回目にしてようやくお産の楽しみを知りましたが

でもやっぱり

分娩台にはいつもと変わらずの違和感を持ち続けるのでした。

掲載元はこちら

ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。