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【普通分娩】陣痛の耐え方3選


2人目の出産を終え、元気な女の子を新しい家族に迎えることができました。

今回は、次女の出産を振り返って、記事にしていきます。

「お産の兆候って?」

「どうやって陣痛に耐えたの?」

「病院に行くタイミングは?」

以上のような疑問をお持ちの方に向けた内容となっています。

ただし、100人のママがいれば100通りのお産があるはずです。

あくまでも、一個人の体験談として、読んでいただければうれしいです。

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お産が近づいた兆候って?

予定日が近づいてくると、いつお産になるのかそわそわしてしまいますよね。

私が通っていた産科では、お産が近づいた兆候として、
次のような症状が現れることがあると言われました。

  1. 体重があまり増えなくなる。
  2. 子宮が収縮してお腹が張ることが多くなる。張りが強くなる。
  3. 子宮が下がった感じになり、腰や足の付け根が重くなる。
  4. 胃が空いた感じがする。(食欲が増す。)
  5. おりものが増え、おしるしがある。
  6. 赤ちゃんの胎動が少なくなる。

このような症状すべてが出る訳ではありませんが、参考にされてみてください。

ちなみに、私が感じた兆候は、

  • いつもより強めのお腹の張り(出産前日)
  • おしるし(当日の朝)

の2つでした。

出産レポート

お産は突然に…

出産前日(39週1日)

1人目の出産は、予定日から1週間遅れました。

病院の先生も「出産が遅れる人は2人目もゆっくりになることが多いよ。」
とのことだったので、


今回も、予定日より遅くなるんだろうな。
と、のんびり構えていました。



寝る前にお腹が張る感じがありましたが、そのまま就寝。

出産当日(39週2日)

朝6:00頃

お腹がチクチクと痛んだのでトイレへ。


あ、おしるしだ。



長女の出産のときには、おしるしから24時間以内には娘が産まれたので、
今回も出産になるかも…とシャワーを浴びて病院に行く用意をしました。

8:30頃

すでに陣痛間隔が7~8分ほどでしたが、深呼吸だけで我慢ができるレベルの
痛み。

経産婦は、10~15分おきになったら来院するように言われていたので、
電話をして準備万端。

痛みがそこまで強くなかったので、娘の保育園送迎、洗濯などの家事を済ませて
10時頃病院へ。


いよいよ、お産が始まるんだ。



痛みは強くありませんでしたが、これまで忘れていた陣痛の痛みを思い出して、手汗が止まりませんでした。

10:30

病院到着後、助産師さんによる内診を受けると…

助産師さん
う~ん、まだ子宮口も開いていないし、
陣痛の強さも一定じゃないから前駆陣痛かも。


(えー、陣痛だと思ったんだけどなあ。)

じゃあ…1回帰った方がいいですか?

助産師さん
そうだね。また様子を見て、間隔が短くなりそうなら来てください。

あっけなく自宅へ帰宅することに。
この時点で、夫が仕事を休んでくれてありがたかったです。

11:00~19:00

自宅に帰ってからは、地味に続く痛みの波を感じながら、買い物をしたり、
家事をしたり、昼寝をしたり…

夕方には、長女のお迎えに行き、普段と変わらずに過ごしました。

念のため、娘は夫の実家に預けることに。

陣痛間隔は6~7分ほどだったのですが、昼寝の前後で間隔が一定では
なくなったこともあり、病院に行くタイミングをつかめずにいました。


今、思うとこのタイミングが病院に行くときだったのかも
しれません。



少しずつ、陣痛の痛みが重くなっていて、陣痛が来ているときには
会話するのが難しいレベルの痛みでした。

19:00~20:00

夫が長女を実家に連れて行っている間に、陣痛の大波が到来。

ここでやっと5分間隔ほどでしたが、赤ちゃんが降りてきているのが
体感できるほど、お産が進んでいるのがわかりました。

20:00

病院に電話をして、夫の運転で病院へ。

陣痛のたびに、赤ちゃんが外に出てこようとしているのがわかるぐらい
一気にお産が進んでいました。


赤ちゃん、待って、待って。もうちょっと待って~~~~



助手席で絶叫しながら病院に向かい、20分ほどで病院に到着。
そこで、なぜか入り口から遠くに駐車する夫くん。
私は、助手席から動けず。


・・・(痛くて何も言えない。)




駐車場狭いから、出やすいところに停めよう。


え・・・(痛くて何も言えない。)



結局、助産師さんが車いすを持って迎えに来てくれました。


すみません…





分娩開始

やっとのことで分娩台に移動して、病院のパジャマに着替えながらいきむ
というドタバタ分娩。

着替え終わって、落ち着いていきむ準備をした瞬間。
助産師さん

もう、次で頭出るからね~。



え、次ですか!?

思わず笑ってしまいました。

ソフロロジー式のお産を奨めている産院だったこともあり、
しっかりいきんだのは1回だけ。

20:37 次女誕生。

とっても上手に産まれてきてくれました。

後産~胎盤排出~

胎盤排出もスムーズに進み、その後は、分娩で切開した部分を縫合。

縫われるときのチクチクした痛みはありましたが、切開の範囲が狭かったのか、
今回は産後の痛みはあまり感じませんでした。

一般的に、お産の進みが早いと言われている経産婦。
確かに1人目よりもスピード感のあるお産となりました。

陣痛の耐え方3選

今回の陣痛は、家で過ごした時間が長かったため、立った状態と
座った状態で耐えることが多かったです。

個人的な体感としては、横になっているときより、体を立てている方が
楽だったような気がします。

ここからは、今回試してみて陣痛が楽になった方法を紹介します。

やっぱり深呼吸

陣痛が来ると、痛みで体がこわばってしまいますが、呼吸はとっても大切です。

陣痛の始まりから分娩まで、深呼吸は欠かせません。

鼻から吸って、口から吐く。



ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~

と、できるだけ長く吐きましょう。



ポイント

心の中で歌を歌いながら、息を吐き切る。


陣痛中に歌うなんて…と思っていましたが、気が紛れますよ。
わりと本気でおすすめです。


1フレーズ吐いて、吸う。1フレーズ吐いて、吸う。
を繰り返しているうちに、陣痛の波が去っていきます。


ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ、すうっ

(♪強く~なれる~理由を知った~♪吸う)

いろいろな歌を歌いましたが、今回自分の中で呼吸がしやすかったのは
LiSAの「紅蓮華」でした(笑)

妊婦の呼吸の使い手になったつもりで、深呼吸できました。

おしりを押さえる

テニスボールやゴルフボールで、尾てい骨やおしり付近を押さえることも、
陣痛を乗り切る方法として有名ですよね。

陣痛中に、助産師さんがそっと手を添えてくれると、不思議と痛みが
楽になるから不思議です。

長女の出産のときには、(助産師さんにはかないませんが)夫に腰回りを押さえてもらうことで乗り切りました。

しかし、この方法を誰かにやってもらう場合2つのデメリットを感じています。

  • 押さえる人が体力を消耗すること
  • 妊婦さん自身が力加減を調整できないこと

です。

1人でおしりのあたりを押さえることができれば、
力加減も調整しやすいですよね。

そこで、今回の出産では、はんなりママさんの次の動画を見て、
陣痛を楽にする体勢について予習をしました。

陣痛が楽になったとのコメントがたくさん寄せられている方法なので、
ぜひ見てみてくださいね。


動画で紹介されている体勢がとりづらい…



そんな方は、次の方法もおすすめです。

  1. あぐらをかく。または、椅子に座る。
  2. 陣痛が来たら恥骨を押さえ、深呼吸。
  3. 2の動作と同時に自分の体重をかけておしりを押さえる。

このときに、テニスボールやゴルフボールをおしりの下に置くこともできます。
しかし、私は陣痛が強くなったときに痛みを感じたため、
床に自分の体重をかけるようにしました。

タオルを握りしめる

痛みに対する恐怖で、手汗が止まらなかったため、陣痛中はずっと
タオルを握っていました。

このタオルを使って、陣痛の痛みを紛らわすことができたので、
その方法についても紹介します。

  1. 座った状態でタオルを腰にまわす。
  2. 陣痛が来たらタオルを強く前に引き、タオルで腰を押さえる。
  3. 2と同時に、子宮の力を抜くように、深呼吸をする。

タオルを強く握っていきみ逃しをすることで、お腹の力を抜くことが
できたように思います。

ポイント

目は開いて、目線はお腹に向ける。

痛みが強くなると、つい目を閉じてしまうかもしれませんが、
意識して目を開けてみてください。

目線をお腹に向けて深呼吸をすることで、赤ちゃんが降りてくる感覚を
感じやすくなりました。


陣痛の痛みが来ているときは、赤ちゃんも
がんばっているときです。

いろいろ試してみて、少しでもママと赤ちゃんが楽になれる
体勢が見つかりますように…!

まとめ:2人目の出産を終えて

病院への移動は早めに!

病院からの自宅待機令が出たり、破水・出血などの明らかな症状がなかったり
すると、病院に行きづらくなるかもしれません。

しかし、赤ちゃんが降り始めると、お産がどんどん進むことも多く、
車中出産や会陰裂傷の可能性が高くなるそうです。

安全な場所でお産を迎えるために、早めに病院に向かってくださいね。

自宅待機になったとしても、次のようなときには病院に行くように
助産師さんからアドバイスをもらいました。

ポイント

・破水・出血などの明らかな症状。
・陣痛間隔が短くなる。
・陣痛中に動けなくなるほどの痛みを感じる。

もし、病院への移動中に赤ちゃんが産まれそうな場合には、
座った体勢よりも横になった方がいいとのことでした。

リラックスできる方法を見つけよう!

この記事では、私が試してみて陣痛が楽になった方法について紹介しました。

  • 深呼吸で、しっかり息を吐く。
  • 恥骨、肛門、尾てい骨付近を押さえる。
  • タオルを握ることでいきみを逃して、子宮の脱力を意識する。

陣痛の痛みが楽になる方法が見つかると、
陣痛への恐怖心が少し和らぎました。

リラックスすることで、お産の進みもよくなるそうです。

  • 音楽を聴く。
  • 赤ちゃんに話しかける。
  • 軽く体を動かす。など

陣痛の合間にも自分なりのリラックス方法があるといいのかなと思いました。

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ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。