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【無痛分娩】出産予定日に“気胸”が再発した初産婦。4コマで伝える無痛分娩―出産編―

 出産予定日前日に、気胸が再発した肴奈さん。予定日を1週間超過した頃、誘発分娩でお産を進めることになりました。このあと、無痛分娩はどう進むのでしょうか?今回は目次の6〜8をお伝えします。
前の記事は⇒【無痛分娩】出産予定日に“気胸”が再発した初産婦。4コマで伝える無痛分娩―メリット・デメリット―

目次

  1. 無痛分娩、する?しない?
  2. 無痛分娩を選択するにあたって
  3. 無痛分娩はホワイト対応 (32w6d) 
  4. 出産予定日前日に気胸再発 (39w6d) 
  5. 定期健診~誘発分娩へ (40w6d)
  6. ラミナリア挿入(40w6d)
  7. バルーン挿入。麻酔開始後に破水(41w0d)
  8. 吸引で生まれる(41w1d)
  9. 無痛分娩の出産費用
  10. 最後に無痛分娩した感想

6.ラミナリア挿入(40w6d)

子宮口が開く気配のない、40w6d初産婦。この後、無痛分娩フルコースを味わうことになる。ここからはメモを頼りにサクサク書いていくよ!出産実況中継に近いので、参考にしてくれたら嬉しい。

PM13:00
入院手続きを済ませ、LDR室へ。
戦いの幕は上がった。ファイ!!!!

PM13:50
NST(赤ちゃんの心拍数とおなかの張りを数値化&グラフ化してくれるやつ)装着。1時間に1回、子宮口をやわらかくする薬を飲むらしい。それでよわ~~い陣痛が来るかもと言われ、いよいよか!と緊張。

PM14:52
1回目の飲み薬。特に変化なし。

PM15:50
2回目の飲み薬。特に変化なし。

PM16:56
3回目の飲み薬。
2~3分おきにおなかが張り始めた感じ。間隔短すぎない?たまーに下腹部がチクチクするが、痛みはなし。おなかの中の赤ちゃんは、相変わらず元気にモコモコ動いている。

PM17:30 ラミナリア挿入

出産レポ4

ラミナリア挿入(※4)。こ、これがネット上の無痛分娩レポでよく見かけた通称「棒」(※5)と呼ばれるやつか!
おそらく10分程度の処置時間。ここは工事現場か?ってくらいの金属音と突き上げてくる衝撃に耐えるのが大変だった。

(※4)ラミナリアは、子宮頸管を広げる処置(子宮頸管拡張術)の際に使用する5cm前後の長さの硬い棒状の素材です。原料は天然の昆布の茎根部で、サイズによって長さや太さが異なります。ラミナリアを子宮頸管の中に挿入すると、体内の水分を吸収して12時間ほどで2~3倍の太さに膨らみ、子宮頸管を広げます。
(※5)子宮頸管を広げる処置には、金属性の拡張器を用いて速く広げる方法と、ラミナリアなどを用いてゆっくりと広げる方法があります。
【医師監修】ラミナリアって何? 処置に伴う痛みや処置中の過ごし方について より

PM18:30
晩御飯は、半分ちょっとくらい食べて終了。
下痢した時くらいのお腹の痛みと、張りが5分おきくらいにくる。トイレに行くためNSTを外してもらったら、病院着が血でめっちゃ汚れていることに気付き普通に引く。
病院からもらったお産セットの中に、産褥シート(生理用ナプキンのめっちゃ強そうなやつ)があったので代用。病院着もとりかえてもらった。パジャマ持参か病院着(73円/日)と言われたけど、こんな派手に汚れるなら病院着借りることにして正解だった。

PM21:30 個室へ移動
LDR室脱出。
食事の時はおなかが張って痛かったけど、横になっている分には痛みもなくのんびり過ごした。NSTもはずれ個室に移動したのでやっと自由!顔を洗って歯を磨いて、手の届く場所に必要なすべてのものを配置し寝支度完了。
隣の部屋かどこからか、小さく赤ちゃんの泣き声が聞こえる。
「本当にもうすぐ私の赤ちゃんに会えるんだなあ」と、全く実感の湧いていない1文が日記帳に書かれてあった。この時の気持ちを今でも覚えている。本当に実感がなかった。

7.バルーン挿入。麻酔開始後に破水(41w0d)

出産レポ5

人生で一番痛みに耐えた日だったと思う。見る人が見ればわかる、壮絶な陣痛間隔!自然陣痛ではまぁありえないであろう、2~3分間隔の8時間陣痛に耐えましたよ。
陣痛促進剤痛い怖い。は~。

ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。