【海外で出産】バンコク 分娩室から出産、入院から退院までの流れ
バンコクは大気汚染がひどいですね。先日2か月になり、
さてこれから外出を楽しもうとするや否や、どんより空気!
今回は、分娩室から出産まで、入院中、退院までのわたしの流れを
書いていこうと思います。(2018年11月下旬に出産)
実は、入院中は1日1回通訳さんが来てくれるんですが、それ以外はタイ語や
英語でのやり取りなので、いまいち退院の流れがわからず、
最終日はやきもきしました。
分娩室
出産までの流れ、手続き
先生には「陣痛間隔が5分になったら来てください」と言われていたので、
5分間隔になって2時間経過したぐらいに病院に行きました。
陣痛が来たらそのまま産婦人科に行きます。
注意ポイント
22時から7時までの間は、緊急外来(Emergency )に行きます。
ロータリー入ってすぐ左に上に上がった所すぐ。日本語の通訳さんもいます。
破水している場合は、伝えた方が◎わたしは陣痛だけだったので、
そのまままたされ、体重・血圧・体温を測りました。その時点では、
陣痛が来るともう自力では立てなくて、車いすでそのまま分娩室へ移動。
分娩室に入ったら、もう先生はすでにいて
- 着替え、内診
- 自分の身長を伝える、薬のアレルギーの有無
- 無痛分娩のサイン、帝王切開のサイン(自然分娩希望でもサインします)
- 便が溜まっていたので浣腸→排出(分娩室にトイレあり)
- 点滴(エナジー)
- お腹にNSTを装着(陣痛と胎児の心拍確認)
- 朝から何も食べてないと伝えたらおかゆがでる
- 子宮口が全開になるまで待機
- 出産
- 縫合(縫合されながらキレイになった赤ちゃんと写真撮影)
- 病室に移動
わたしの担当の産婦人科医の先生は英語とタイ語のみなので、
初めから通訳さんがいました。いきむときも通訳さんがカーテン越しに
通訳してくれていました。
サインをしている間に、入院の手続き(手続き開始時間から宿泊時間が
加算される)もします。旦那さんが居れば、旦那さんでOK。
途中先生や看護師さんが何度も子宮口の確認に来てくれます。
無痛分娩を悩んでいる人は伝えておくといいかも。わたしは、陣痛の痛さが
わからず自然分娩でいけるなら自然分娩で、あまりに痛くて無理なら無痛に
したいと伝えていて、毎回先生が「どうする?」と聞いてくれました。
無痛に切り替えると伝えると、すぐに準備してくれます。部屋は変わらない
ので、待ってるだけでOK。部屋代は別途かかりません。麻酔の料金が
加算されます。
時間により、そのまま分娩室でご飯を食べます。わたしは疲れ切って、
結局その時はご飯が食べれず、病院前のローソンではなばちのあんぱんを
買ってきてもらいました。←ローソン24時間営業。夜間でも旦那さん
外にでれます。
その後、ベッドで病室まで運ばれました。
旦那さんの流れ、手続き(※立ち合いの場合)
到着後、立会ならそのまま分娩室に入ります。横に立たなくても、同じ部屋の
カーテン越しでもOK←まめおがそうだった。
むしろ、機材が色々あって横に立てない感じだったけど、
他の人はどうなんだろうか。
病院に行くとLINEで連絡して、まめおは会社から直接来てくれたんですが
パスポートを持っていなくて。産婦人科に行って名前を伝えたら
「分娩室に行ったよー」と言われ、分娩室について名前を伝えると
そのまま通してもらえたそうです。
旦那さんの流れとしては
- 分娩室内で入院手続き、サイン※通訳さんが居る
- デポジットの支払い(退院時でもいいそう)
- 出産まで待機(出入り可なので一旦荷物を取りに家に帰ることもOK)
- 出産後写真撮影
- 新生児科の先生と分娩室を出て、赤ちゃんの身長体重、糖尿の数値検査、呼吸が出来ているかの立会
- 再度分娩室に移動
- 病室に移動
分娩室は携帯電話の使用が可能です。(帝王切開の場合はちょっと
わかりません)
出産が長引きそうなら、分娩室内のお風呂に入ることも可。
入院中
部屋はオートロックなので、カードキーで出入りします。
旦那さんがカードキーを持って行っちゃうと、締め出されちゃうので
わたしはよく「マイミーカードキーカー(カードキーがありません)」と
受付の人に伝えて病室の扉を開けてもらっていました。
旦那さんがカードキーを持っているとパスポートとかなく入れてました。
1日目の流れ
6:00 授乳
8:40 通訳さんから説明
9:00 授乳
9:40 新生児科の先生から赤ちゃんの状況説明※日本語ペラペラ
9:55 朝昼夜のご飯選択※英語
10:30 授乳
10:45 産婦人科の先生※通訳さん付き、赤外線療法10分
12:00 授乳
13:00 昼食、体重チェック、シーツ替え
(朝寝てたので、トイレに行くときにナースコールで呼んでと
※タイ語、英語「パイ・ホングナーム・カー(トイレに行きます)」)
15:00 授乳
17:00 夕食
21:00 赤外線療法
21:30 授乳
といった流れでした。このまま3時間ペースで夜間も授乳があります。
途中、体温や血圧もあったかな。退院するまでとくに変わらず
こんな感じでした。朝、昼ごはんのあとは、おやつも出てきます。
わたしは3泊4日のパッケージなので、NEWパッケージにしたら
フェイシャルエステなんかが入ってくるのかな、と思います。
2日目に、赤ちゃんのワクチンと沐浴指導(見学、ムービー撮影可)あり
3日目に、沐浴指導あり
部屋の掃除やシーツ替え、血圧なんかは勝手に入ってきて、
勝手にやってくれますよー!
3時間おきの授乳
母子別室を希望していたので、3時間おきの授乳時間になると赤ちゃんを
連れてきてくれます。
19時に分娩室を出て、初めの授乳が22時でした。無痛分娩の場合、
最初のトイレは看護師さんが付き添います。←ここら辺の流れは、
看護師さんが旦那さんに伝えてくれてました。
授乳までのセッティングも全部やってくれて、いたれにつくせりなんですが・・・基本的に、聞かないと赤ちゃんのお世話のやり方は
教えてくれないので、赤ちゃんの抱き方や、授乳の仕方、
ゲップの仕方など聞いた方がいいかも。初産には結構つらい。
2日目からは、なぜか赤ちゃんを置いてどこかに行っちゃって帰って
こないということが多々あり・・・わたしもどうしていいかわからず、
眠った赤ちゃんをひたすら抱っこしていたんですが。
おっぱい・セットレオカー/おっぱい・フィニッシュカー
(授乳終わりました)
と毎回終わったらナースコールで呼んでいました。
通訳さん
通訳さんは1日1回来てくれます。毎回午前中に産婦人科の先生と来てくれ
ました。産婦人科の先生が日本語を話せる人だと来ないのかな?
新生児科の先生は日本語がペラペラだったので、通訳さんはいませんでした。
なので聞きたいことや、看護師さんに伝えてほしいことがあれば、
その時に済ませるのがおすすめです。
個人的には、退院日や退院時間は特に教えてもらえず、どこかに書いて
あるわけでも無いので退院日と退院日は何時まで病室にいることができる
のか聞いておくのがいいと思います。
各種提出書類
書類は全て入院中にもらえます。提出日も言われます。
出生証明書の申請用紙と一緒にワークパーミットのコピー、
両親のパスポートの顔写真のあるコピーを提出します。確か、
出産2~3日で提出。
出産証明証は退院後1週間で電話がかかってきて、
日本人窓口に取りに行きました。
日本式のマススクリーニングは新生児科の先生に提出、毎日1回来ます。
予防接種のパッケージは看護師さんに提出です。
(2018年12月31日までのパッケージプランなので要注意)
この2つは入院中のみの受付なので、やりたい人は忘れずに。
HM・・・診察券番号
沐浴指導
沐浴は、1回目はナーサリーの方がやってくれるので見て覚えます。
次の日はナーサリーに行って自分でいれます。
ナーサリーは、病室から一旦出て受付の前を通り、扉から外に出て、
左手すぐの扉から入ります。インターホンがあるので、
インターホンを押すと開けてくれます。
沐浴指導は全て英語でした。
ナーサリーからの連絡や退院時の確認の連絡は、ベッド横の電話から
かかってきます(英語)沐浴だと「お母さん、ナインオクロック、沐浴」
って感じ。
メモ
沐浴の水温がかなり低くて、ギャン泣きでした(笑)家に帰ってからも
その温度でやっていたんですが、ずっと泣くので日本式の温度(38~40度)に
変えたら気持ちよさそうにしていました。
泣く子は日本式の温度とお風呂の入れ方を試してみるといいかもー。
病院食
病院食は、朝昼夜すべて選択できます。ジャンルは、
和食・タイ料理・洋食・ベトナム料理・フムスから選べて、
朝昼夜各2種類ずつあります。
わたしは基本的に日本食を選択していましたが、
途中朝食をフレンチトーストやパスタなどの洋食にしました!
初日は、タイ料理と和食のみで、英語メニューから選択だったんですが、
あとからipadを持ってきて写真から選択していきました。
洋食が良い人は聞いてみるといいかも。
和食で、ハンバーグ系、照り焼き系は(ハンバーグっぽい形のやつ)は
硬くておすすめしません。あと、メニュー表記のすき焼きは、
本当すき焼きじゃなかったのでやめた方が良い(笑)
全体的には、素材の味って感じで、まずいというよりは健康的な
病院食だなってのが正直な感想。でもお乳はいっぱい出るようになりました!
メモ
大戸屋さんでデリバリーの注文もできます。病室まで運んできてくれますよ!
何棟とか何階とかも伝えず、部屋番号だけでOKでした。
わたしは病院食を食べてたので、旦那さんの分です。
退院日
13時頃に入院手続をしたので、MAXで13時までいれました。
朝の授乳から赤ちゃんはずっと部屋にいます。
わたしは、午前中に退院だったので結構バタバタしてて
- 朝食
- 乳幼児科の先生(赤ちゃんの状態説明と今後の説明)
- 授乳
- 赤外線療法
- 退院グッズの説明※通訳さん来る
- 産婦人科の先生(内診と次回の予約)
- 退院の支払い確認電話←病室の電話にかかってくる
「何時に退院するか」「現金かクレジットか」「あと何分後に行きます」
ってのが英語で聞かれて答えます - 授乳
- 昼食
- 病室で支払い
- 退院の契約書にサインと今後の注意事項(運動しないとか)※英語
- 赤ちゃんの服をどうするか聞かれて「サミティベの服を着て帰る」と
伝えると赤ちゃんをナーサリーに連れてって着せてくれます。
※通訳さんが再度来てくれた - 退院←看護師さんが来て準備できたか聞かれます。
荷物を運ぶカートと車いすが到着して退院しました。
朝から『どうやって退院するか』『お金はどこで払うのか』
『わたしはどうすればいいのか』と気になって気が気じゃなかったんですが、
全部病室内で済ませてくれるので「何時に退院する」と時間を伝えれば、
あとは待っていればOKという感じでした!
朝早くに退院だとちょっと大変かもしれませんね。
もし、家に帰っていいか聞きたい場合は
「グラッ・バーン・ダーイ・マイカー(家に帰っていいですか?)」
って聞いてみるといいかも。
入院中によく使ったタイ語と言われること
一番よく使ったワードは※ナースコール
「おっぱい・セットレーオカー(授乳終わりました)」
これ終わったら教えてってのも何回かあって
お風呂だと「アップナーム」
トイレは「ホングナーム」
のどちらかでした。
無痛分娩で麻酔がまだ効いててトイレに行きたい場合は
「ヤーク・パイ・ホングナーム・カー(トイレに行きたいです)」
でOK!
一番よく聞かれたタイ語は、血圧の時で
「ミー・プープー・マイカ?(うんち出てますか)」
「ミー(出てます)」「マイミー(出てません)」
かな。
赤ちゃん、お母さん、沐浴、おっぱい、うんちは日本語で通じました。
ということで、分娩室に入ってから出産までの流れと、入院中、
退院までの流れをまとめてみました。
次回は、順番が逆になってしまったんですが、
病室と分娩室をまとめていこうと思います。
ママーレコーレ編集部
ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。