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出産する世帯に10万円分のギフトカードを配布。「東京都出産応援事業」とは

新型コロナウイルス感染拡大により、出産育児への不安や、各家庭の経済的負担が大きくなっています。
それに伴い、婚姻、妊娠を控えるケースも増えており、令和2年1月から7月までに都内で受理された「妊娠届」は51万3850件。令和元年の同じ期間より約10%少ないと報告されています。(※1)

令和3年4月、東京都は出産を後押しする東京都出産応援事業を始めました。
令和3年1月以降に生まれた赤ちゃん1人につき、10万円分の育児商品や育児サービスを支援する取り組みで、対象の家庭に申し込みに必要なカードが送られます。

申し込める商品やサービスは

・ミルク、離乳食

・おむつ、衣類

・抱っこひも、ベビーカー、チャイルドシート

・ベビーシッターや家事代行サービス

・タクシーでの移動の際に利用できるチケット

他にも、お掃除ロボットなど家事の負担を軽減するものを含め、約700種類。

この記事では、

・事業の対象家庭

・利用の流れ、問い合わせ先

・住民登録地以外での受給(家庭内暴力からの避難中、里帰り出産)

についてお伝えします。
東京都福祉保健局のホームページに分かりやすいリーフレットも公開されているので、ぜひご覧ください。

(※1) 妊娠届出数の推移等

■対象家庭

令和3年1月1日〜令和5年3月31日までの間に出産し、出生日に都内に住民票がある世帯が対象です。

東京都出産応援事業 ~コロナに負けない!~ より

■利用の流れ

(1)専用IDを記載したカードが配布される

出生時に住んでいる区市町村を通じて、対象家庭へ専用IDを記載したカードが配付されます。
出産が令和3年1月1日〜3月31日までの世帯へは、令和3年4月1日時点に住んでいる区市町村から配布されます。出産が令和3年4月以降の世帯には、出生後約3か月以内を目安に配される予定ですが、状況や区市町村により、到着時期や配付時期が異なります。
カード配付についてのご不明点等は、お住まいの区市町村にお問い合わせください。

配付カードのイメージ
東京都出産応援事業 ~コロナに負けない!~ より

(2)専用WEBサイトへアクセス

カードに記載されている二次元コードやURLから専用サイトへアクセスし、初回登録(ログイン)します。専用サイトを利用するには、カードに記載されている専用IDとパスワードを入力します。

初回ログイン時には、子育て支援等に係るアンケートに答える必要があります。その際の参考資料はこちらです。

(3)商品の選択・申し込み

サイトに登録すると10万円相当のポイントが付与されるので、希望の育児用品・子育て支援サービス等を選択し申し込みます。期限内であれば、複数回に分けての申し込みも可能です。

(4)申し込み期限

初回登録(ログイン)の最終期限は令和5年10月1日(金曜日)。また商品の申し込みは初回登録(ログイン)時から6か月までなので、注意が必要です。

(5)問い合わせ先

WEBサイトへのアクセスが難しい方は、下記コールセンターへご連絡ください。
一般向けコールセンター電話番号: 0120(922)283
開設時間:午前9時~午後6時/年中無休(年末年始を除く)       

■配偶者等(親族等を含む)からの暴力を理由に避難している方の申請手続

配偶者(親族)等からの暴力を理由に避難している方で、住民票を移さず避難している場合は、専用サイトへアクセスするためのIDとパスワードの申請が必要です。必要な手続きは、申請手続方法をご覧いただくか、お住まいの区市町村の東京都出産応援事業担当窓口へご相談ください。 

■里帰り等により、住民登録地以外の住所への配付を希望する場合

お住まいの区市町村の東京都出産応援事業担当窓口へご相談ください。 

■カードが届かない、または紛失してしまった場合

まずは、お住まいの区市町村の東京都出産応援事業窓口へご連絡ください。
本人確認書類(身分証明書)と「再交付申請書」の提出が必要です。初回登録後にカードを紛失しログインが出来なくなった場合には、一般向けコールセンターへお問い合わせください。

また、都民向けQAによくある質問がまとまっています。

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ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。