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【和痛分娩】第三子ではじめての和痛分娩

2020年12月19日(土) 13時28分14秒

 今回、3人目にして初めて、産科麻酔分娩を利用しました。麻酔分娩には賛否両論あるでしょうが、私は3人目が分かった時から絶対に無痛分娩!って思ってました。

 というのも、上2人とも促進剤を使った誘発分娩でそれぞれ6日間、2日間かかっているので。3人目もスルッと生まれる気がしなかったから。
まあ、実際に予定日過ぎましたしね・・

 ただ、私が通っていた産婦人科は無痛分娩ではなく和痛分娩。麻酔で痛みを緩和するというもの。計画分娩か、陣発後か選べました。
 計画分娩の場合は、38週を過ぎていて子宮口が2〜3センチ開いていることが条件。計画分娩なら麻酔はほぼ確実に使えるとのこと。
 ただ、陣発の場合は、、陣痛が来たのが夜だと麻酔科の先生が間に合わなくて普通分娩になる可能性が高い。(特に経産婦)昼間であっても、麻酔科の先生が不在で来られない場合があるのでその時は普通分娩になる(土日は不可というわけではない)との説明を受けました。

 私の場合は、出来れば絶対麻酔分娩が良かったけど。。ちょっとだけ良心が働いて。出産予定日までは赤ちゃんの出て来たい日に合わせてあげたいと思ったので。予定日までは陣発で(間に合わなかったら普通分娩で仕方ない)予定日過ぎたら計画分娩にしたい!と伝えていました。

 が、実際は。。予定日2日前の診察でも子宮口0センチで、予定日過ぎたら計画分娩にしたいと伝えましたが「これでは計画分娩予定立てられない」と言われました滝汗
 その日に、子宮口が柔らかくなるという注射を受けて帰宅。この注射からおりものの様子とかも変わってきてすごく効果を感じました!

 で、実際は予定日翌日の午前1時半に高位破水。
2時過ぎに産院に到着して。恐れていた「夜間だと麻酔間に合わない事態」になりました。計画分娩する気満々だったので急に訪れた、陣痛の恐怖えーん

 麻酔科の先生、早くても9時とかだろうなーと思っていたので間に合わないことは覚悟もしていましたが「麻酔科の先生は早くても6時半くらいにしか来られませんが、麻酔にしますか?」と言われて「思っていたより早い!麻酔科の先生って朝から大変だな、、」なんてその時はまだそんな事を思う余裕がありました(笑)

 助産師さんからは経産婦だから6時半には産まれるかもとは言われましまたが「ギリギリだとお金ももったいないかも」って(笑)とりあえず、5時の時点で判断する事に。

 3時くらいからだんだんと陣痛を感じるようになり、旦那にマッサージしてもらいながらやりすごす。。

 約束の5時の時点でまだまだかかりそうだったので、予定通りに麻酔分娩をお願いしました。 
6時半が果てしなく長くて待ち遠しい、、

 ようやく、待ちに待った6時半。3時から始まった本格的な陣痛はベッドにしがみつくほど痛かったので、麻酔のための注射は全然痛みを感じることもなくて。
 助産師さんからの説明だと、無痛分娩ではないので痛みは10が4になるくらいと説明を受けました。個人差はあるようですが。。

 痛みが有る場合は、ボタンを押すと30分に1回追加できる仕組みになってましたが、痛くて30分がわからない笑い泣き
 ちなみにボタンを押すと背中に冷たい液体が入っていく感覚がわかりました。下半身が麻痺する人もいるらしいですが、私は全然そんな事なく。

 麻酔しても「効いてる?」ってくらい痛かったです。。が、陣痛って時間に伴ってどんどん痛くなるので「痛いの変わらない」って事は効いていたんだと思います。何もしなければ痛みは増すはずなので。

 私の場合はお腹は全然痛くなくて、ひたすら腰が痛かったので、仰向けで腰に麻酔が行きやすくするのがいいと言われました。

 ただ、あまりにも痛がるので、、点滴だけじゃなくて注射での強い麻酔も追加してもらいました。それでも痛かったですけど、なんかちょっと効いてる感じはしました。

 子宮口9センチになり、いよいよベッドを産む体勢へ。まだいきめないので、フーフーと深呼吸をしてやり過ごすように言われましたが

 上2人のときは「そんなことできるかー!」ってくらいとにかく痛くて叫んで大変でしたが、今回は、ソフロロジーのCDもかなり聞いていてイメージも出来ていたし、フーフーしながら「いよいよ会えるんだなぁ、楽しみだなぁ、ついにかドキドキ」って思える余裕が多少ありました。いや、めちゃ痛いんですけどね。

 痛い中でその余裕があったのは、やっぱり麻酔効いていたんだと思います。

 全開になった後も「赤ちゃん勝手に降りてくるからいきまなくていいですよ」って説明受けたり、助産師さんの話とかやりとりをちゃんと聞けたし、何より赤ちゃんが降りてくる感覚とか生まれた感覚がわかった事。

 生まれてすぐ「可愛いー!やっと会えたー!!」って思った事が嬉しかった。
(1人目の時は壮絶すぎて「嬉しい」より「やっと終わった」って感じだったので(苦笑)

 私の場合、上2人は促進剤で普通の陣痛とはまた違うだろうから比べられませんが、私の実感としては麻酔で痛み半減って感じでした。なので、いきみ方がわからないとか吸引などもなく普通に出産できました。

 もっと痛くないと思ってたので,ちょっと裏切られた感が最初はありましたが。冷静になると、やっぱり麻酔分娩ってすごい。産後も驚くほど回復が早くてすごく楽で驚きました。

 1人目を産んだ20代の頃の何倍も楽で、1日目でもスタスタ動けました!

 なので痛いは痛いけど、麻酔分娩すごく良かったです。(麻酔が効きやすい人だともっと楽なのかもですが、これは個人差なので仕方ないですね)
というわけで、私の和痛分娩レポでした。

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ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。