離乳食の進め方【月齢別ガイド】
新生児を迎えたお母さんたちにとって、赤ちゃんの離乳食の進め方は大きな関心事ですよね。本記事では、月齢別に適した離乳食の進め方を詳しく解説し、不安を少しでも解消できるようサポートします。
月例別の進め方
◾️離乳食を始める準備:4–6カ月頃
離乳食をスタートするタイミングは赤ちゃんの成長に合わせて判断します。以下のサインが見られたら始める準備が整っています。
- 首がすわり、支えなしで座れる。
- 興味を持って食べ物を見る。
- スプーンを口に入れても舌で押し出さない。
最初は、10倍がゆやスムージー状の野菜ピューレなどを1日1回、小さじ1杯から試してみましょう。食材は以下のものが適しています。
- 米がゆ
- 人参、かぼちゃ、さつまいも
- りんご、バナナ
アレルギーが心配な場合は、1種類ずつ、少量で様子を見ながら進めてください。
◾️モグモグ期:7–8カ月頃
この時期になると、舌や顎の動きが発達し、食べ物をモグモグとつぶせるようになります。
食事回数 | 1日2回 |
固さの目安 | 舌でつぶせるくらいの柔らかさ |
食材例(炭水化物) | おかゆ(7倍がゆ) |
食材例(野菜) | ほうれん草、ブロッコリー |
タンパク質 | 白身魚、豆腐、卵黄(アレルギー注意) |
食べる量が増えますが、赤ちゃんのペースを尊重しましょう。無理に食べさせる必要はありません。
◾️カミカミ期:9–11カ月頃
歯が生え始め、噛む力がついてくる頃です。この時期のポイントは、食材を少しずつ固めにすることです。
食事回数 | 1日3回 |
固さの目安 | 歯茎でつぶせる程度 |
食材例(主食) | 軟飯やパン |
食材例(副菜) | 細かく刻んだ野菜スープ |
タンパク質 | 鶏肉、納豆、全卵(アレルギーに注意) |
手づかみ食べを始める子も増えます。食事の楽しさを体験させるため、スティック状の野菜や果物を与えるのもおすすめです。
◾️パクパク期:12–18カ月頃
ほぼ大人と同じようなものが食べられるようになります。この時期は、栄養バランスを意識して食事を提供しましょう。
食事回数 | 1日3回+おやつ1〜2回 |
固さの目安 | 自分で噛み切れる程度 |
食材例(主食) | ご飯、パン、麺類 |
食材例(副菜) | 煮物や炒め物 |
タンパク質 | 魚、肉、卵、大豆製品 |
味付けは薄味を心がけ、大人の食事から取り分ける際は調味料を控えましょう。
離乳食進め方のポイント
◾️焦らず赤ちゃんのペースに合わせる
赤ちゃんによって成長スピードは異なります。食べない日があっても心配しないでください。
◾️アレルギー対策をしっかり
初めての食材は午前中に少量ずつ与え、体調の変化を観察しましょう。
◾️楽しい食事時間を作る
赤ちゃんが興味を持って食事を楽しめるよう、明るい雰囲気を心がけてください。
月齢別にステップを踏むことで、赤ちゃんが食べる喜びを感じながら成長できます。不安なときは、かかりつけの小児科医に相談するのもおすすめです。赤ちゃんと一緒に離乳食の時間を楽しみましょう!
ママーレコーレ編集部
ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。