子育て中におすすめの車!選ぶポイントと買い換えるタイミング
子育て中のご家庭では、子どもの習い事の送迎や、買い物などで車を使うことが多くなります。
いざ車を購入しようと考えても、どのような車を選ぶべきか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、子育て中のご家庭に向けて、おすすめの車を紹介していきます。
子育て世代の車選びのポイント
子育て世代が車選びをする際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 運転のしやすさ
- スライドドア
- 広々スペースがある
- 日差しを遮るサンシェード
安全にかつ快適に過ごす為にも、上記それぞれのポイントについて解説します。
運転のしやすさ
子育て世代は、保育園や習い事の送迎や買い物など、狭い場所でも運転しやすい車を選ぶのがおすすめです。
近年の車にはセンサーが搭載されており、接触の危険を警告してくれますが、自分で運転できる安心感も重要なポイント。
また、道が狭い地域や交通量の多い地域では、加速や車体の大きさを考慮し、一度試乗してから運転しやすいと感じた車を選ぶと安心です。
スライドドア
スライドドアの車は、人や荷物の出し入れが簡単です。
特に小さな子どもがいる家庭では、チャイルドシートを取り付ける作業や、子どもを抱っこしながらの乗降が頻繁にあります。
なお、横開きのスライドドアなら狭い場所でも便利ですが、上り坂では力が必要な場合もあります。
大きな車のスライドドアタイプを選ぶ場合は、女性でも扱いやすいパワースライドドアがおすすめです。
広々スペースがある
子育て中は、たくさんの荷物を積むことがあります。
オムツやベビーカー、遊び道具など、広い室内は荷物の収納に便利です。
また、大人数で乗車しても窮屈さを感じず、快適に移動できます。
日差しを遮るサンシェード
子どもを紫外線から守るためのサンシェードのある車にするのもおすすめです。
車内にサンシェードがあれば、直射日光による熱中症や熱射病を防ぐことができます。
子どもの健康を守るためにも、サンシェードのオプションは付けておくと安心です。
子育て世代におすすめの車3タイプ
子育て世代には、以下のタイプの車がおすすめです。
- コンパクトな軽ハイトワゴン
- 人気のファミリーカー・ミニバン
- アウトドアに最適なSUV
どれも子育て世代に便利な広々空間、かつスライドドアなどの条件を満たしています。
それぞれの車について紹介します。
コンパクトな軽ハイトワゴン
昨今、子育て世代の注目を集めているのが軽自動車のハイトワゴンです。
このタイプの軽自動車は、キャビンが高く設計されているため、広々とした室内空間が魅力です。
小回りが利き、狭い場所でも操作しやすく、ちょっとしたお買い物や送り迎えにも最適です。
また、維持費が抑えられ、広々とした車内が子育て世代から高評価を得ています。
ただし、選ぶ際には安全性にも注意し、車体の剛性や安全装備を重視してください。
人気のファミリーカー・ミニバン
子育て世代にとって最も人気のあるファミリーカーは、ミニバンです。
ミニバンは広々とした室内空間と高い天井が特徴で、子どものお世話を楽に行えます。
おむつやベビーカーなどの荷物が多い家庭には最適で、家族での外出や車内での食事、車中泊もストレスが少なく、快適性に優れています。
スライドドアが標準装備されており、乗降性が高いのもポイントです。
アウトドアに最適なSUV
アウトドアが好きな子育て世代には、SUVもおすすめです。
最近のSUVは、アウトドアやレジャーに適した装備が充実しているだけでなく、街中でもスタイリッシュな外観が特徴です。
特に、撥水性シートが装備されているものは、子どものいる家庭におすすめ。
ハイブリッドタイプのSUVも増えており、燃費の良さも魅力の一つです。
子育て世代にとってうれしいポイントが詰まったSUVは、家族全員で楽しめる車といえます。
子育て世代におすすめの車10選
子育て世代におすすめしたい車を10種類ピックアップしてみました。
- ホンダ N-BOX
- ダイハツ タント
- スズキ エブリイワゴン
- ダイハツ ウェイク
- スズキ スペーシア
- スズキ ソリオ
- トヨタ シエンタ
- ホンダ フリード
- 日産 セレナ
- トヨタ トヨタ ヴェルファイア
上記は、子育て世代に「あったらいいな」を叶える便利な特徴のある車種です。
それぞれの車について紹介します。
ホンダ N-BOX
ホンダ N-BOXは、広々とした車内空間と高い安全性が特長です。
軽自動車の中でも大変人気があり、Honda SENSINGという先進安全支援システムを全グレードに標準装備しているなど、安全性にも優れています。
軽自動車ながらミニバン並みの高さを誇り、後席はチップアップ&ダイブダウン機構付きで、さまざまな用途に対応できます。
一般的な軽自動車が狭く感じる方におすすめです。
■基本スペック
新車価格 | 144.87~211.97万円(税込) |
車体 | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,790/1,815mm |
車体重量 | 890~1,030kg |
エンジン排気量 | 658cc |
燃費 | 19.0~21.2km/L(WLTCモード) |
ダイハツ タント
ダイハツ タントは、左側スライドドアにセンターピラーを内蔵した軽スーパーハイトワゴンです。
大きな荷物の出し入れや、子どもを抱いたままの乗降が容易で、スマートアシスト(スマアシ)という予防安全機能を標準装備しています。
コンパクトな車体で運転しやすいのもポイントです。
■基本スペック
新車価格 | 124.3~166.5万円(税込) |
車体 | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,755mm/1,775mm |
車体重量 | 900~1,000kg |
エンジン排気量 | 658cc |
燃費 | 18.8~21.0km/L(WLTCモード) |
スズキ エブリイワゴン
スズキ エブリイワゴンは、商用バンをベースにしたトールワゴンで、広い室内空間が特長です。
リアシートはダイブダウン機構によって床下に収納され、車中泊も可能です。
安全面でもスズキ セーフティ サポートを標準装備しています。
■基本スペック
新車価格 | 119.00~208.34万円(税込) |
車体 | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,910mm |
車体重量 | 840~1,010kg |
エンジン排気量 | 658cc |
燃費 | 13.3km/L(WLTCモード) |
ダイハツ ウェイク
ダイハツ ウェイクは、空間を最大限に活用することをコンセプトにした軽自動車です。
その収納力は、外観からは想像できないほど広々とした空間になっています。
さらに、上から見下ろすようなパノラマモニターで周囲の状況を確認でき、歩行者への自動ブレーキも備えているため、安全なドライブを実現できます。
その機能性の高さは、軽自動車とは思えないほどです。
■基本スペック
新車価格 | 137.72~187.55万円(税込) |
車体 | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,835mm |
車体重量 | 990~1,060kg |
エンジン排気量 | 658cc |
燃費 | 16.1~17.4km/L(WLTCモード) |
スズキ スペーシア
スズキ スペーシアは、「ザ・かぞくの乗りもの」というコンセプトのもとに作られた軽ハイトワゴンです。
快適な走行を実現する機能が充実しており、安全運転をサポートする機能も揃っています。
低いステップでの乗り降りが特長で、スリムサーキュレーターによって前席と後席の温度差をなくし、空気を効率よく循環させることで、快適な室内環境を保ちます。
さらに、UVカット機能を備えたフロントガラスや夜間の歩行者検知機能など、安全性にも配慮されています。
■基本スペック
新車価格 | 131.23~165.66万円(税込) |
車体 | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,785mm |
車体重量 | 850~920kg |
エンジン排気量 | 658cc |
燃費 | 20.2~22.2km/L(WLTCモード) |
スズキ ソリオ
スズキ ソリオは、左右の後部座席からもスムーズに乗り降りできる両面スライドドアが特徴です。
子どもを乗せているときに、隣の車にドアをぶつける心配もありません。
さらに、車内は天井が高く、コンパクトなハイトワゴンの中では最も広いので、子連れでの長距離ドライブもストレスなく楽しめます。
■基本スペック
新車価格 | 151.58~214.83万円(税込) |
車体 | 全長3,790mm×全幅1,645mm×全高1,745mm |
車体重量 | 960~1040kg |
エンジン排気量 | 1,242cc |
燃費 | 17.8~19.6km/L(WLTCモード) |
トヨタ シエンタ
トヨタ シエンタは、荷室としても使える3列目シートが魅力のミニバンです。
そのコンパクトなサイズと運転しやすさも魅力的。
ハイブリッドモデルもありますが、比較的価格も手ごろなので、予算を抑えながら快適なミニバンを探している家族におすすめです。
■基本スペック
新車価格 | 1818.5~2580.0万円(税込) |
車体 | 全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,675/1,695mm |
車体重量 | 1,320~1,380kg |
エンジン排気量 | 1,496cc |
燃費 | 14.0~22.8km/L(WLTCモード) |
ホンダ フリード
ホンダ フリードは適度なサイズ感と広い室内空間が魅力のコンパクトミニバンです。
最大で7人まで乗車できるのにもかかわらず、全長はシエンタとほぼ同じ。
特に「FREED+」グレードでは、リヤゲートの開口高が1,255mmと非常に高いため、大きな荷物も楽に積むことができます。
また、両側の電動スライドドアには、足をかざすだけで自動開閉する機能がオプションで装備されており、両手がふさがっていてもドアを開けられて便利です。
■基本スペック
新車価格 | 199.76~327.8万円(WLTCモード) |
車体 | 全長4,265/4,295mm×全幅1,695mm×全高1,710/1,735mm |
車体重量 | 1,340~1,510kg |
エンジン排気量 | 1,496cc |
燃費 | 15.6~20.8km/L |
日産 セレナ
日産 セレナは、Mサイズミニバンの中でも子育て世代に人気のある車種です。
室内は広々としており、さまざまなシートアレンジが可能です。
また、衝突安全性能や予防安全性能で高い評価を受けており、安全性も抜群です。
■基本スペック
新車価格 | 257.62~419.21万円(税込) |
車体 | 全長4,685/4,770mm×全幅1,695/1,740mm×全高1,865/1,875mm |
車体重量 | 1,650~1,790kg |
エンジン排気量 | 1,997cc |
燃費 | 11.8~18.0km/L(WLTCモード) |
トヨタ ヴェルファイア
トヨタ ヴェルファイアは、豪華な内外装と広い室内空間が特徴のミニバンです。
安全性能も高く、「ファイブスター賞」を受賞している車としても知られています。
車にこだわる方には特におすすめの車種です。
■基本スペック
新車価格 | 655.00~892.00万円(税込) |
車体 | 全長4,995mm×全幅1,850 mm×全高1,945 mm |
車体重量 | 2,240~2,310 kg |
エンジン排気量 | 2393cc |
燃費 | 9.6~11.6km/L |
子育て世代が車を買い替えを検討するタイミング
子育て世代が車の買い替えを検討するタイミングとして多いのは、主に以下の3つが挙げられます。
- 子どもが生まれる前
- 2人目、3人目が生まれるとき
- 子どもとの外出が増えるとき
子育て世代は子どもの成長に伴い、ライフスタイルも変わっていくため、それに合わせて愛車に求める条件も変化していきます。
それぞれについて解説します。
子どもが生まれる前
妊娠がわかった時点で車の買い替えを検討する夫婦は多いです。
夫婦2人だけの場合は、スポーツカーやコンパクトカーなどで問題ありませんが、子どもが生まれると、車は家族の主な移動手段となります。
そのため、子どもが生まれる前に購入したい夫婦が多くいます。
子連れでも運転しやすく、安全装備が充実したファミリーカーが検討されやすいです。
2. 2人目、3人目が生まれる
2人目、3人目の子どもが生まれるタイミングで、車の買い替えを検討するケースも多いです。
子どもが一人だけであれば、室内の広さにそこそこ余裕がありますが、2人目や3人目が増えると、チャイルドシートや荷物の量も増え、車内の広さが重要な条件となります。
そのため、このタイミングで3列シートの車を検討する夫婦が多いです。
3列シートの車であれば、家族だけでなく、祖父母や友人との外出もより便利になります。
3. 子どもとの外出が増える
子どもとの外出が増えるにつれて、車の買い替えを検討する人もいます。
多くの家族は、子どもが成長するにつれて、家族での外出や旅行も増えていきます。
特に幼い子どもを連れている場合は、ベビーカーやおもちゃ、オムツなどの荷物が増えるため、それに対応したミニバンなどの車種に買い替えるご家庭も増えています。
家族みんなが快適に過ごせるファミリーカーを選びましょう
子育て世代にとって、家族全員が快適に過ごせる車選びはとても重要です。
家族構成や使い方によって、最適なファミリーカーは異なります。
現在は、子どもやママ向けの快適な車がたくさんあります。
車の仕様や魅力を比較して、購入後に後悔しないように、ご家族のニーズをよく考えて決めてください。
名城政也
琴線に触れる株式会社代表。2児の娘の父親。フリーランスとして仕事をしている頃から在宅のため子供と一緒にいる時間や子育てに関わる時間が多い。たぶん良いパパ。