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子ども連れキャンプの魅力と注意点!【関東おすすめキャンプ場も紹介】

子どもを連れてアウトドアを楽しむならキャンプがおすすめです。

自然に沢山触れながら料理を作ったり満天の星空を見たりするのは、子どもの記憶にも残る素敵な体験になります。

しかし、小さい子どもを抱えていると「まだ早いんじゃないかな?」「連れて行っても大丈夫なのかな?」と不安に感じてしまいますよね。

そこで本記事では、子ども連れのキャンプの注意点、持ち物などについて解説します。

都内から行けるおすすめのキャンプ場も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

子どものキャンプデビューは3歳からがおすすめ!

キャンプに年齢制限はなく、0歳からでも連れていくことはできます。

しかし、ママ・パパのキャンプ経験が少ない場合は、幼い子どもを連れていくと負担となる可能性があります。

また、幼い子どもは体温調節機能が未発達で、長時間の屋外活動はリスクを伴いますので注意してください。

これらのことを踏まえると、子どもの性格や体力にもよりますが、一般的には3歳頃からのキャンプデビューがおすすめです。

3歳になれば、大人の言うことが理解でき、簡単なお手伝いをしてもらうなどして一緒にキャンプを楽しみやすくなります。

子どもをキャンプに連れていくメリットは沢山!

キャンプは、子どもに良い影響を与えてくれるアクティビティです。

人間関係や心身の成長にも良い効果を与えてくれます。

以下で5つのメリットを解説しますので、ぜひ子どもの成長のためにもキャンプを活用してください。

子どもの精神性を育める

キャンプでは、自ら何かにチャレンジしたり、仲間を励ましたり、時には我慢したりする場面があります。

このような経験を通じて、子どもたちの「挑戦心、道徳心」などが育まれます。

キャンプは子どもの心の成長に大きな影響を与える機会となるでしょう。

協調性が養われる

キャンプでは、家族みんなで助け合いながら「食」・「住」をつくります。

そのなかで役割を分担することで、自信と協調性が育まれていくのです。

たとえば、テント設営や食事の用意なども、率先して手伝ってくれるでしょう。

また、親が助け合う姿を見ることで、自然と「手伝おう」という気持ちが芽生えてきます。

コミュニケーション能力が育つ

キャンプは、子どもたちが他人との関わりを学ぶ絶好の機会です。

テレビゲームや携帯型ゲームに夢中になっている子どもが増える中、外で遊ばない子どもは人間関係に課題を抱えやすいという研究結果もあります。

一方でキャンプでは、他者とゆっくり話をすることでコミュニケーション能力を高められます。

また、他家族とのグループキャンプでは、一緒に遊んだり喧嘩したりしながら、他人との関わり方を学べます。

環境への意識が向上する

キャンプでは、海や川での遊び、森の中での体験など、自然と触れ合う機会が多いです。

これらの経験を通じて、子どもたちの環境意識や自然認識力が養われていきます。

とくに東京近郊で暮らす家族にとっては、普段では意識できない「自然・環境」の大切さを学べる、貴重な時間になるでしょう。

家族の仲が深まる

キャンプは、忙しい日常では得られない家族だけの特別な時間を過ごせる機会です。

家族全員で遊んだり料理をしたりしながら、経験や思い出を共有できます。

また、自然の中で遊ぶことで、兄弟・姉妹間の信頼関係が深まるきっかけにもなります。キャンプを通して、家族の絆がより一層強まるのです。

【年齢別】子どものキャンプの注意点

子どもをキャンプに連れていく際は、年齢別に注意する点が異なります。

以下で注意点を解説しますので、子どもの性格や体力など、個人差に合わせて安全なキャンプを楽しみましょう。

0~1歳を連れていく際の注意点

0~1歳の子どもをキャンプに連れて行く際は、まず予防接種や定期検診をしっかり受けておきましょう。

免疫機能が未熟な0~1歳児を予防接種なしにキャンプに連れて行くと、何かしらの病気にかかってしまう可能性が高くなります。

キャンプ場では、子どもに掛かりきりになることを想定し、ママ・パパのどちらかが単独で炊事やサイト設営ができるか確認しましょう。

手伝いが必要な場合は、キャンプ経験豊富な友人や親戚と一緒に行くのも一案です。

おむつ替えや夜泣きなどを考慮し、設備の整ったコテージやバンガロー、グランピングの利用をおすすめします。

2~3歳を連れていく際の注意点

2歳の子どもは、イヤイヤ期に突入している可能性があり、大人の言うことを聞かなかったり泣き叫んだりすることで、周囲のキャンパーに迷惑をかけるかもしれません。

そのような心配がママ・パパのストレスになる場合は、海や川の側にあるキャンプ場など、子どもの泣き声や騒ぎ声が気になりにくい場所を選ぶのがおすすめです。

また、2~3歳児は動き回るため、ケガをしないように目を離さないでください。

4~5歳を連れていく際の注意点

4~5歳の子どもは、できることが増え、積極的にお手伝いをしたがります。

しかし、火や刃物でのケガをする可能性があるので、十分に注意してください。

また、応急処置ができる準備をしておくことも大切です。

子どもとキャンプに行く際の持ち物

子どもとキャンプに行く際の持ち物を紹介します。

一般的なキャンプの持ち物だけではなく、子ども用の持ち物を準備しておくことが大切です。

以下では「一般的なキャンプの持ち物・子ども用の持ち物・服装」について解説します。

一般的なキャンプの持ち物リスト

一般的なキャンプの持ち物は、以下を参考にしてください。

  • テント
  • タープ
  • ハンマー
  • 寝袋
  • マット
  • シート
  • 毛布
  • ランタン
  • 懐中電灯
  • 着替え
  • タオル
  • テーブル
  • イス
  • 焚き火台
  • グリル
  • 調理器具
  • バーナー
  • カセットボンベ
  • 食材、飲み物
  • クーラーボックス
  • 食器、カトラリー
  • ゴミ袋
  • ウェットティッシュ
  • 応急セット
  • 日焼け止め
  • 虫除けスプレー
  • 雨具

ただし子連れのキャンプですべての持ち物を用意するのは困難なので、ある程度レンタルできるキャンプ場を見つけることをおすすめします。

子ども用の持ち物

子ども用の持ち物は、以下を参考にしてください。

  • おむつ
  • おしり拭き
  • おむつ用ゴミ袋
  • 着替え
  • 上着
  • カッパ
  • 帽子
  • ミルク
  • 離乳食
  • 哺乳瓶
  • 子ども用の食器
  • おもちゃ

とくにキャンプ場の周囲にはコンビニなどがないケースがほとんどなので、おむつやミルクなどはいつもより多めに持っていくと良いです。

子どもの服装

子どもの服装は、動きやすく汚れても良いものを選んでください。

キャンプ場周辺の川沿いや山は不安定な場所が多く、転ぶなどして汚れることも多いからです。

また、キャンプ場は寒暖差があるので、夏でも長袖や軽い上着を持っておくと良いです。

真夏の場合は日焼けや熱中症対策として、帽子なども忘れずに持っていきましょう。

子ども用に用意しておきたいキャンプアイテム

子どもを連れてキャンプに行く際は、子どもが過ごしやすくなるキャンプアイテムを用意してあげましょう。

以下で、子ども用のおすすめキャンプグッズを紹介するので、ぜひ揃えてみてくださいね。

子ども用シュラフ(寝袋)|コールマン キッズマミー アジャスタブル

コールマン キッズマミー アジャスタブルは、伸縮性のあるシュラフです。

キッズの成長に合わせて伸びてくれるので、どんな子どもにもフィットします。

小学生の急速な成長に対応してくれるので、長く使えて経済的です。

子ども用チェア|ロゴス ディズニータイニーチェア

キッズにおすすめのローチェアは、ディズニーキャラクターのデザインが可愛らしいディズニータイニーチェアです。

低座面で子どもが座りやすく、スリム収納可能。

重量もわずか1.1kgと軽量で、持ち運びにも便利です。

子ども用テーブル|コールマン ナチュラルモザイクTM ミニテーブルプラス

子どもと一緒に作業をしたりご飯を食べたりするなら、ミニテーブルがおすすめです。

コールマン ナチュラルモザイクTM ミニテーブルプラスであれば、高さ23cmのミニテーブルなので、小さい子どもでも手が届きます。

また、重量は1.4kgで、小さく畳むこともできるので、持ち運びも便利です。

子ども用テント|コールマン キッズドーム

子どもの楽しみ用に、キッズサイズのテントもおすすめです。

実際にテントで寝泊りすることは難しいですが、喜ぶこと間違いありません。

シンプルな構造なので、子どもたちでの設営もできます。

キャンプを盛り上げるアイテムとして、用意してみてはいかがでしょうか。

子どもとキャンプ場で遊べるアイテム

広いキャンプ場は、普段ではできないような、広大な敷地を走り回る遊び方ができます。

川や山で遊ぶのも良いですが、自然の中でアイテムを使って楽しむのもありです。

そこで、以下ではキャンプ場で遊べるアイテムを紹介します。

100円ショップなどで購入できるので、ぜひキャンプに行く際に揃えてみてください。

バトミントン

バドミントンは、スポーツとしても遊びとしても家族で楽しめる人気のアクティビティです。

勝ち負けよりもラリーを続けることを目的にできるので、家族の絆を深めるのに最適。

子ども用の小さいラケットが入っていたり、ポップでかわいいカラーのラケットが含まれていたりすると、子どもも喜びます。

フリスビー

ソフトタイプのフリスビーは、小学校や幼稚園の体育やレクリエーションでよく使われているため、子どもにも馴染みがあり遊びやすいです。

キャンプ場に他のグループの子どもがいれば、大人数でドッチビーとして楽しむこともできます。

普段遊んでいる公園で思いっきりフリスビーを投げることは難しいですが、広いキャンプ場であれば思いっきり遠くに投げて走り回りながら遊べます。

シャボン玉

年齢を問わず簡単に楽しめるシャボン玉は、キャンプにぴったりの遊びです。

昨今では息を吹きかけるだけではなく、自動でいくつものシャボン玉を作り出すおもちゃもあります。

さまざまな形のシャボン玉を作って家族団らんの時間を盛り上げましょう。

子ども連れのキャンプ場選びのポイント

子ども連れでキャンプに行くなら、キャンプ場選びも重要です。

大人だけで行くようなキャンプ場は周辺に買い物ができる場所もありませんし、管理体制も不十分なケースがあるので、子ども連れには向いていません。

以下でとくに重視しておきたい部分を解説しますので、キャンプ場選びの参考にしてください。

管理体制

子ども連れのキャンプであれば、管理がされている安心できる場所を選びましょう。

管理がされていない、いわゆる野営のキャンプ場は事故などが発生した際にすべて自己責任となります。

自然災害などの恐れもありますので、必ず子ども連れの際はキャンプ施設を利用してください。

施設が充実している

子ども連れでキャンプに行く際は、何かと不便になるケースがあるので施設内が充実しているかを確認しておきましょう。

たとえば、施設内にシャワーや温泉があったり、必要な物をレンタルできるお店があったりすると便利です。

とくにキャンプ初心者は忘れ物をしがちなので、最初のうちは施設内で物を揃えられる場所を選びましょう。

関東近郊で子ども連れにもおすすめのキャンプ場

いくつものキャンプ場を見ても「どこに何が揃っているのだろう?結局どこがいいんだろう?」と思う方もいるでしょう。

そこで、関東近郊で子ども連れでも楽しめるキャンプ場を3つ紹介します。

東京から日帰りでも行ける距離なので、ぜひお休みの日にキャンプを楽しみに行ってください。

サンタヒルズ(栃木県)

サンタヒルズは、「サンタクロースのいる森」がコンセプトのキャンプ場です。

「サンタクロースの家」や焚き火コーナー付きのコテージ、暖炉付きツリーハウスなど、ユニークな施設が充実しています。

また、遊び場や体験ワークショップも多彩なので家族で楽しく過ごせること間違いなしです。

併設されたカフェやサンタクロースグッズを扱うショップでは、お茶や買い物も満喫できます。

住所〒324-0502 栃木県那須郡那珂川町三輪967
定休日なし
予約方法インターネット・電話
電話番号0287-96-4622(受付時間 9:00~17:00)
公式サイトhttps://santahills.co.jp/

ケニーズ・ファミリー・ビレッジ(埼玉県)

ケニーズ・ファミリー・ビレッジは、オートキャンプインストラクターが在籍し、キャンプ初心者へのサポート体制が整っています。

BBQ用食材販売、レンタル品、ログハウスなど、初心者でも手軽にキャンプを楽しめる設備が充実。

目の前の名栗川は流れが弱く浅いため、夏場には天然プールとして小さい子どもでも楽しめます。

シーズンイベントやニジマス釣りができる施設もあるため、1年を通して楽しめるキャンプ場です。

住所〒357-0111 埼玉県飯能市上名栗3196
定休日火曜日・水曜日
予約方法インターネット・電話
電話番号042-979-0300(受付時間 8:45~17:00)
公式サイトhttps://www.kfv.co.jp/

有野実苑オートキャンプ場(千葉県)

有野実苑オートキャンプ場は、都心から約90分という好アクセスにありながら、多様な木々に囲まれたプライベート感のあるキャンプサイトが魅力です。

いちご狩りや野菜の収穫体験、ワークショップなども充実しており、1年を通して自然とふれあえます。

敷地内のレストランでは、農園で収穫した新鮮野菜を使ったイタリアンが味わえ、キャンプと美食を同時に楽しめるのが嬉しいポイント。

また、車で40分ほどの九十九里浜では海水浴も楽しめるので、里山と海の両方を満喫できます。

住所〒289-1222 千葉県山武市板中新田224
定休日なし
予約方法インターネット・電話
電話番号0475-89-1719(予約受付時間 8:30~12:00、13:00~16:00)
公式サイトhttps://arinomi.co.jp/

子どもとキャンプを楽しもう!

子どもを連れてキャンプに行くのは不安を感じるかもしれませんが、今回の記事を参考にしっかり準備をしておけば問題なく楽しめます。

沢山の自然と触れ合うことで子どもの心が育っていくので、ぜひ早いうちからキャンプデビューをしてみましょう。

とくに今回紹介したキャンプ場は日帰りでも行ける場所なので、まずは短い時間だけでも気軽にキャンプ体験をしてみてくださいね!

名城政也

琴線に触れる株式会社代表。2児の娘の父親。フリーランスとして仕事をしている頃から在宅のため子供と一緒にいる時間や子育てに関わる時間が多い。たぶん良いパパ。