妊娠が分かったら始めよう!妊娠初期の準備ガイド
初めての妊娠は、これからどんな準備が必要なのか、何をしなければならないのか…分からないことだらけですよね。すぐにしたほうがいいこと、早めにやっておいたほうがいいことなど、事前に知っておくとスムーズに準備が進められます。
こちらの記事では、妊娠が分かってから初期にやるべきことをまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください!
まずは産婦人科へ
妊娠の確認と初診を
妊娠検査薬で陽性反応が出たら、次は医師の診断を受けましょう。産婦人科を選ぶ際は、通院しやすい場所にあるか、医師やスタッフの対応が良いかなど、事前に調べておくと安心です。
母子手帳をもらう
産婦人科で診てもらい、妊娠が確定すると、母子手帳をもらってくるよう医師から指示があります。
母子手帳は産婦人科ではもらえません!お恥ずかしながら…私は自分が妊娠するまで、産婦人科でもらえるものだと思っていました!(笑)
お住まいの地域の役所に妊娠届を提出します。母子手帳や妊産婦健康診査費用補助券を受け取ることができます。
このとき、マタニティマークも一緒に受け取っておくとよいですね。
妊婦検診のスケジュール管理
妊婦検診は赤ちゃんの成長をチェックし、ママの健康状態を監視するために欠かせません。
基本的に、妊婦健診は出産までの間に、10数回受けます。
検診の日程は忘れないようにしましょう。私はスマホのカレンダー機能を活用して、検診の予約や準備を管理していました。
出産する病院を決めておく
里帰り出産するか?現在住んでいるエリアで出産するか?
“もう出産の準備をするの!?”と思うかもしれませんが、もし里帰りをする場合には、希望先の病院が受け入れてくれるかどうか確認する必要があります。
希望の病院で出産できるように、早めに確認しましょう!
ライフスタイルを見直しましょう
積極的に摂りたい栄養素
妊娠中の食事は、自分だけでなく、赤ちゃんの健康にも直結しています。
特に重要な栄養素は、
・葉酸
・ビタミンD
・カルシウム
・鉄分
これらを適切に摂取することが推奨されていて、私はそれまで以上に食事に気を遣っていました。
ただ、つわりや味覚の変化などで今までどおりに食事が摂れない方もいらっしゃると思います。そんな時は無理せず、食べられるものを無理せず食べましょう。
避けるべき食品
お酒(アルコール)はもちろんですが、いつも何気なく口にしている食材でも妊娠中に食べてはいけないものは意外と多いのです。
例えば
・マグロや金目鯛などの回遊魚:水銀を多く含む
・レバーやうなぎ:ビタミンAを多く含む
・お刺身や生卵などの生もの:免疫力が低下しがちなため
生活習慣
妊娠を機に、日常の生活習慣を見直すチャンスです!タバコはもちろん、カフェインの過剰摂取も避けましょう。また、適度な運動を継続することで、妊娠中の体調管理に役立ちます。私は、旦那さんと散歩をする時間が気持ちのリフレッシュにもなり、体調を整えることができました。
服用中の薬やサプリメントの確認
栄養補助として摂取している人も多いサプリメント。しかし、成分によってはおなかの赤ちゃんへ悪影響を及ぼしてしまうことも…
服用中の薬やサプリメントについては、妊娠がわかったらすぐにお医者さんに確認するようにしましょう。
メンタルヘルスのケア
妊娠は肉体的な変化だけでなく、精神的な面でも多くの変化を伴います。感情の浮き沈みが激しくなることもあるので、ストレスを感じたら身近な人やお医者さん、助産師さんなどに相談してみましょう。私も、妊娠中は不安になることやちょっとした疑問に思い悩むことがありましたが、検診時に助産師さんに話したり先輩ママさんに相談したりしてケアしていました。
身の回りで準備すること
パートナーや家族とのコミュニケーション
妊娠は家族全体の大きなイベントです。パートナーや家族とコミュニケーションを取りながら、支援を求めたり、感情を共有したりすることが大切です。私たちは、それまで以上に密なコミュニケーションをとり、出産に向けての準備や産後の生活について話し合いました。
情報収集と知識のアップデート
はじめての妊娠は、知らないことだらけで色々と調べてしまうので、さまざまな情報が次々と入ってきます。信頼できる書籍やウェブサイトからの情報収集を行い、最新の妊娠・出産に関する知識を得ることが大切です。
周りの方への報告
よく“安定期に入ってから”と聞きますが、両親や親しい友達、職場など、妊娠による影響があるのか?サポートしてもらう必要があるのか?によって報告するタイミングを分けるといいですね。ハッピーなニュースはつい誰かに伝えたくなりますが、万が一を考えて判断しましょう。
(※安定期:つわりが落ち着いてくる妊娠13週~16週頃のことをさします)
自分へのご褒美
妊娠中は体だけでなく、自分の心にも気を遣いましょう!たまにはマタニティマッサージを受けたり、好きな映画を見たりして、リラックスする時間を作ることが大事です。
子どもが生まれてからは毎日大忙しです!先輩ママから事前に聞いてはいましたが、実際に経験するとこの言葉の重みを感じます!(笑)
ぜひ自分のためだけの時間をたのしんでください。
妊娠初期は、これから母親になる準備を始める大切な時期です。不安や疑問がたくさんあるかと思いますが、これらのガイドをご参考にしていただき健やかな妊婦生活を送ってください。また、何か困ったことがあれば、医師や家族、友人に相談してみましょう。この特別な期間を、できるだけ楽しく過ごしましょう。心から赤ちゃんの誕生をお祝いしています!
minori
■フリーランス管理栄養士/1児のママ ■マタニティフード協会アンバサダー ■PR業、カフェ店長、バイヤーなどを経て独立。 ■主な活動内容:レシピ開発やクッキング動画の出演、SNS運用など食に関わること全般。 ■今後は「地方創生×食」「食育」の分野にも興味があり、積極的に携わりたいです!