【ソフロロジー出産】ソフロロジーって? 調べて実践してみました・続編
前回の記事はこちら
結論から言うと、陣痛が来てから出産まで36時間かかりました。
ちなみに、いざ産む瞬間は全然痛くないんです。
むしろ、大きなウ○チ出す感覚で気持ちいいくらい。
大変なのは、子宮口が開くまでの道筋の35時間…。
最後の方の陣痛で「あ゛ーーー!割れるー・・・!」と叫んで
看護師さんたちに笑われました。。。
《ソフロロジーで産んで良かったこと》
①長時間出産の割に回復が早くて直後のご飯もモリモリ食べられた
②心配していた筋肉痛にもならなかった
③会陰縫合は少ししたけど、出血が少なくて輸血しなくて済んだ
④ほぼ前向きな気持ちでいれた(最後だけパニックになり弱音吐いた)
《ソフロロジー以外での反省ポイント》
①立会い出産なら、夫のデオドラント&デンタルアイテムを持参すべし
②入院グッズは夫にも説明しておくべし
③夫に陣痛中はとにかく逆らわないように、と教育すべし
つまりは、夫の立会い出産に向けての心構えと準備が全くできてなかった
っていう反省です。
今思えば、夫:ハリーさんへの苛立ちで陣痛と陣痛の間に完全にリラックス
できていなかったので、
想像していた静かでリラックスしたお産とは程遠い叫びまくりのお産でした。笑
なので、ソフロロジーの出来栄えとしては、100点満点という訳では
ありません。ですが、意識できたことで普通に臨むよりだいぶ楽だったのでは
ないかと思います。
5/23 朝5:30
眠る前から下痢みたいな鈍い痛みがあったものの、
定期的に痛い気がするなぁと目が覚めたのでした。
トイレいっても出ないし、1時間ほど様子を見て間隔を測ると
5分ごとに波がきて少しずつ痛くなってきている感じ。
これは…!と確信してハリーさん(夫)を叩きおこす。
5/23 朝6:30
お腹が減ったので、温かいおかゆとヨーグルトにチョコレートといちごと
バナナぶち込まれたものを作ってもらい、少し食べる。
緊張しながら病院に電話すると「もしかしたら帰ってもらうかもしれないけど
間隔が短いから、とりあえず来て」と言われたので陣痛タクシーを呼ぶ。
5/23 朝7:15
呼んでから15分くらいで陣痛タクシーが到着。アロマのいい匂い。
入院グッズを持ってみたら荷物が多かったので、大きいクッションを持って
いくことを諦める。
タクシーの中で「生まれた日はシトシト雨が降っていたよーって話そうね。」
なんて呑気な会話をする。
生理中にひどい下痢の波がくるみたいな感覚。
陣痛が来たら呼吸法で逃すが、その間は余裕で喋れる。
この頃は陣痛を痛いとは全く思っていなかった。
5/23 朝8:00
いい感じでおしるしが来てるけど、
指一本分開いているかどうかくらいの感じだから帰って?
と言われて絶望。しかし、熱を測ったら38.5度。
2度目の触診をされた刺激で破水したので、そのまま入院。
「助かったー!」と思ったが、母子手帳を忘れてきたことが発覚したので、
ハリーさんに取りに帰ってもらうことに。
その間、心細さを紛らわすためにTwitterで実況しはじめる。
5/23 朝10:00
母子手帳を取りに帰ったついでに大きいクッションを取ってきてもらったので、
陣痛がない間はクッションに足をあげてリラックス。
波がきたらあぐらをかいて呼吸法で痛みを逃す。
すごい下痢みたいな感覚で楽勝やん!って感じで余裕をぶっこいていたら、
点滴を刺されることに。
血管が細くてうまく刺さらなかったらしく、看護師が4人変わる…!
変わるたびにベテラン感があるオバちゃんになっていくのだけど、その度1本の
腕に2〜3回試されるので16回は、ぶっ刺されて完全にテンションが下がる。
陣痛がない時も針を刺されるため、ずーっと呼吸法をしてたからリラックスする
暇がない。
5/23 正午12:00
ご飯が運ばれてきたので、とりあえず食べる。
魚の酢もの美味しくて8割は食べた。
ハリーさんに飲み物を買ってきてと頼んだら、炭酸を買ってこられたので、
ため息がでる。
おしるしが続いていて、動くと破水してしまうのが怖くて、
一人でトイレにいくのにも一苦労。
トイレの中でパンツをあげる時に陣痛がきて、ソフロロジー呼吸法の
用意ができずに悶絶。
5/23 14:00
トイレに行ったら破水&おしるしで、それはもう大変なことになっていたので、
ハリーさんに産褥パッドを取ってくれと頼んだのだけど、どれか分からずにモノ
ボケみたいな流れになって、入院グッズをあらかじめ説明しておけば良かったと
大後悔。
波が来たらハリーさんを呼んで腰をさすってもらい、呼吸法で痛みを逃す。
痛みがなくリラックスしている時に、ハリーさんが私を和ませようと
「ちぐちゃん、大丈夫大丈夫〜♪」とギュッと腕を握られるが、ちょうど点滴針
を刺した場所を握られたので痛くて悶絶!
そのまま陣痛の波に突入して訳が分からなくなる。
トイレで陣痛の波を迎えてパンツが履けなくなった私の様子を見て、
ハリーさんがクスクス笑っているのが分かって、さらに苛立ちが募る。
5/23 16:00
「あれ…?全然進まないっていうか、間隔が遠のいてきてる?」
陣痛の合間は看護師さんと何とか談笑するも、痛くなったら喋れなくなる。
病院が閉まる前にハリーさんがコンビニでコーヒーを買ってきたのだけど、
めちゃくちゃ息が臭くなり、近づかないでほしいと思うようになる。
隣部屋から、この世の終わりのような呻き越え&叫び声が聞こえてゾッとする。
この時は私はソフロロジーだから静かに産みたいと思っていたが、
後に叶わないことを知る。
横になると痛みが強く感じる気がしたので、
陣痛がない時は横に、波が来たら起きてあぐらをかいて、ただただ無心に
やり過ごす。
5/23 19:00
体力を振り絞ってトイレから帰ってきたら、ベッドの上がシーツやまくらで
荒れまくっていて直すのもしんどいのだけど、私がノソノソ直していても気が
利かずに、ボケーっとKindleを読んでいるハリーさんに苛立つ。
ごはんのメニューはカツレツで食べる気がしなかったけど、小さな三角おにぎり
を2.5個食べる。
ハリーさんが食べさせてくれて、とてもありがたかったのだが、ウエットティッ
シュと間違ってクールミントの汗拭きシートで唇を拭かれて悶絶。
食欲が一瞬で一気に失せる。その前から食事の横にこんな匂いのする汗拭き
シートをわざわざ持ってこなくていいのに!と思っていたが、ウエットティッシ
ュと勘違いしているとまでは思考が及ばなかった。
残りは全部ハリーさんがたいらげた。美味しかったらしい。
この時、夜が長くなるとは想像もしていなかったので、もう少し食べれば
よかったと後悔する。
5/23 22:00
この後はスタッフが少なくなるので陣痛促進剤が打てない。
このまま夜を越えてくださいと説明されて唖然とする。
オマルみたいな揺り椅子を出してもらい、それにまたがる。
強くなってきた陣痛を最初だけ手ぬぐいを噛みしめて乗り越え、
呼吸法で堪える。
痛みを逃すための息を吐く時に声も出てしまう。
(これは力が入るのでダメらしい)
ちゃんと息をするためにカーテンの一点だけを見つめてカーテンを
揺らすように息を吐く。
この時の看護師さんが一番親身になってくれて気が利いて、ありがたかった。
この時、子宮口は3〜4センチくらい。
友人から、まだ生まれないの?とLINEが届くが、マジで放っておいてくれ!
と、半分八つ当たりするw(リラックスできていない証拠w)
陣痛がきたら腰をさすってくれるのはありがたいが、Kindle読みながら
片手間にさする感じなので、全然役に立たなくてむしろ不快。
5/24 深夜2:00
陣痛の波がきたら、ハリーさんを呼んで抱きつく形で痛みを逃し、
一緒に呼吸してもらうことで乗り越えていたのだけど、長丁場なので
ハリーさんも汗臭くなる。
自分の入院グッズだけ用意して、ハリーさんの分まで用意してなかった。
「後生だから私の歯ブラシで歯を磨いてくれ…!」と頼みこむ。
用意していた汗拭きシートは
「んー…、俺は気にならないから拭かない」という理由で断られる。
こんな時くらい私の奴隷になれよな…!と、めちゃくちゃ腹が立ったが、
言い返す気力もなく、すぐに次の波が来て喋れなくなる。
持ってきていたパックで飲むゼリーを腹の足しにしようとするが、
吸う気力もなくなる。
5/24 朝5:00
ハリーさんの歯ぎしりにイライラしながら陣痛の波を待っていたら、
30分ほど陣痛が来ずに、しばらく気絶していたような気がする。
雨が降っていたのに気づいたら綺麗な青空が窓から見えて
「24時間経過しちゃったね〜。看護師さん3回交代したしね〜。」
なんて話していた。
触診で子宮口がまだ4〜5センチくらいだと言われて唖然とする。
もう少しして営業時間になったら、陣痛促進剤打てるから、
その前にご飯を食べてシャワーを浴びて打つ前に体力をつけることに。
ハリーさんも流石に眠たくて、陣痛の時に名前を叫んで呼んでも反応が
なくなり、
ただの屍のようになる。
歯ぎしりピースだけは持ってきていたので、付けてくれないかと頼んだら、
「え?ハリーさん歯ぎしりしてないよ?」と言ってまた寝た。
その寝顔を見ながら陣痛に耐えたのだけど、歯を全部引っこ抜いてやりたい…!
という思いで頭がいっぱいになる。
5/24 朝8:00
シャワーに入る。シャワー中は気を利かしてか陣痛が来なかったが、
服をきている時に陣痛がきて、新しい産褥パンツの履き方が分からず、
パニックになりナースコールする。
この頃には羞恥心などカケラもなくなり、産褥パッドもつけてもらったりして
完全に介護される。
「夜中、ずっと大きな声が聞こえてきてたよー!笑」と言われたが、
恥ずかしさなんてどこかへ行ってしまった。
ここまで長丁場だと、4人くらいの看護師さんに代わる代わる診てもらって
いるので、相性の良さ・気が利くかどうかが分かるようになってくる。
この人じゃなくてあの人がいい…。など、フツフツと我儘な感情が沸く。
5/24 朝9:00
朝ごはんを食べる。お味噌汁がとても美味しくて体に染み渡る。
いよいよ陣痛促進剤を打ってもらった。30分後から全然レベルの違う
急激な痛みが襲ってくる。
もうこの頃には痛みを逃す以外には何も考えられなくなるし会話も
なくなるけど、もうすぐ生まれるのかな・・!と思ったら解放される
嬉しさでワクワクもする。
陣痛促進剤を打ったら、びっくりするような痛みで「うんぎゃ〜!」と
叫んでしまった。
すると、「ちょっとちょっと、ちぐちゃん!うんぎゃーなんて、君じゃなくて
赤ちゃんのセリフでしょ?w あと、ザブングルみたいな顔してるよwww」
とハリーさんに言われる。
陣痛の波が終わっても無言で睨みつけることしかできなくなった。
また、「ソフロロジーの音楽、無限リピートしてるから頭おかしく
なっちゃうよ。音楽止めない?」と言われたが無視する。
5/24 朝10:00
タンクローリーで腰をひかれるような激痛のため、うつ伏せ四つん這いになって
肛門を抑えて、いきみ逃しをする方法を助産師さんに教えてもらう。
助産師さんがいなくなった後、ハリーさんにやってもらったのだけど、全然
息を合わせてくれず、自分のタイミングでやりだすし、全然波がない時に押され
たりして「やめろや!このど下手くそが!」と怒鳴ってしまう。
「傷ついたから、このことは忘れずにメモしておくね」と言われたけど、
「今そんなこと言うなよ!今はただ言われるがままに動け、そして言われない
ことも言う気力がないから察してくれ!」という言葉をガブっと飲み込み、
ただただ無言で陣痛の波を受け入れる。
この辺りから、ハリーさんへの怒りで完全にソフロロジーができなくなっている
ような気がしていたので、必死でお腹に「がんばれー!私より頭変形させて
出ようとしてるんだから痛いよね〜!でももうちょっとだよ〜!上手だよ〜!」
と今まで以上に喋り掛け続ける。
5/24 11:00
子宮口が8cmになり、分娩室へ移動できる。嬉しくて嬉しくてテンションが
上がる。
お昼には生まれるよ!って言われてさらに嬉しくなる。お昼ご飯も少し食べた。
分娩室に荷物ごと移動した際、「汗拭きシートで体拭いたら?」と言ったら、
「クールミントの匂いが趣味じゃない」と断られる。
「そういう問題じゃねえんだよ、私だって趣味じゃないから
お産やめたろか!?」
と腹がたつが、そんなこともできる訳もなく、分娩台に乗るのに必死で
何も言えなくなる。
5/24 13:00
ものすごい痛みに耐え続け、気づいたらお昼を回っている。
痛みの波も半端ないし、動くたびに破水して怖くて泣けてくる。
ハリーさんも反応が鈍くなり、陣痛の波が来て呼んでも来てくれなくなったので
一人で堪えるが、分娩台の上だと姿勢が変えれないので、ハリーさんを大声で
呼んで分娩台から降りて椅子にまたがる。
腰をさするハリーさんも意識が遠のいて手が止まる。
寝てしまうならお腹の赤ちゃんに喋りかけてくれとお願いしたら、
「ひーちゃん、ちぐちゃんは下手くそだから時間がかかってるけど、
一緒に頑張ろうね」と言われ、その言葉がものすごく悲しくてパニックになる。
過呼吸になるが、堪らず「ナースコール!ナースコール!」と叫ぶが、
何を言っているか聞き取れなかったらしくて「何言ってんの?」と逆ギレされ、
「もういややー!やめたいー!赤ちゃん取り出して〜…」と泣きながら叫ぶ。
後にも前にも進めず苦しくて、お腹かっさばいて取り出してほしいって
本気で思った。
5/24 14:00
ナースコールで「夫がもう使い物にならないので、ここにいてください…!」と
懇願するも、陣痛促進剤をさらに打たれた気がする。
陣痛の波のときにボロボロと涙が溢れて、さっき言われたことは
とても悲しかったと伝える。
さっきのパニックで少し過呼吸になったみたいで、顔がしびれ出す。
呼吸法が乱れて息を吸いすぎているとのこと。そんなに吸わなくてもいいから
吐くことに集中して。とアドバイスされるも、もう集中力が残っていない…。
この頃になると、私がハリーさんと呼ぶものだから看護師さんも
「ハリーさん、これ持ってもらえますか?」と名指しで指示される。
5/24 15:00
一瞬、陣痛の波が弱くなった時に「頼むから汗拭きシートで自分の身体拭い
て…。汗臭いねん」と不快感を切実に伝えたら、嫌々ながらもようやく拭いて
くれた。
お互い意識がさらに朦朧としてきた。息はフーッと吐くのではなく、声で
「フーッ痛いー!」と言ってしまう。
すると、ハリーさんが「痛いと思うから痛いんじゃない?こんなお話は
どうかな…?」と落語的な話をし始めるが、耳元で喋られるのがうっとおしすぎ
て殺意が湧くレベルだったので、この時点からソフロロジー呼吸法をスッパリ
諦め、ハリーさんの首根っこを鷲掴みし、
「一緒にーー!息してーーー!話をーーー!やめろーーー!!」と大声で叫ぶ。
5/24 16:20ごろ
猛烈な痛みの波に飲み込まれそうになって、パニックになるので、ようやく
この頃になってハリーさんも一緒に呼吸してくれるようになる。
「まだですか…?」と祈るような気持ちで看護師さんに聞いたら、
子宮口チェックしてくれることになり、「グイ!」と広げられた。
その瞬間、人生最大級の声で「痛てぇぇぇぇええええーーーーー!!!!!!」
と叫び全身に力が入る。
手を握っていたハリーさんも「痛い痛い!痕ついちゃったよ!」と叫んで、
手を離されたw
さらに、次の瞬間グイグイ!と触られて
「あっかーーーーーーーーーーん!!!!」と叫ぶが、
「アッ!今ので全開になりましたよー!」と正反対のことを言われる。
その直後、あ・・やばいなんか股から出そう。という感覚で、
「え、もう産んでいいの?出そうだけどコレ出していいの?」
と、ここから先は想定していなかったことにオドオドしてしまう。
5/24 16:30ごろ
「陣痛の波が来たら、息を大きく吸って一番高いところで息を止めて、
ん〜〜〜〜〜〜!と股に力入れてね!目はつぶらないで!」という
アドバイスのとおりにする。
陣痛の波がどれか分からないくらい全体的に痛い&肛門を抑えてくれないと、
そのままイキみたくなってしまいそうで
「お願いだから肛門抑えてください〜!」と恥ずかしげもなく大声で叫ぶ。
急にワラワラとスタッフが2〜3人現れて
「頭見えたよ。触ってみる?鏡見る?」と言われるが、
全く余裕がなくて「後で・・・!」と言ったら
「そうやね〜後で見れるもんね〜」と、笑われる。
5/24 17:00
「そろそろ生まれるよ!」と言われ、ハリーさんが私のスマホでムービーを
撮っていたのだけど、なんとこのタイミングでおばあちゃんから3〜4回くらい
着信が入る。
電話はまだ産まれんのか〜?という要件だったらしい。
入院したときにもメールが来てたけど無視しちゃってたので。
17:02にズルンという感覚と共に生まれて「へやぁ〜へやぁ〜」という
かわいい産声が股の向こうで聞こえる。
その後、カンガルーケアで抱いていたら、また着信が入りムービーが
途切れてしまった…。
頭が出るよ〜と言われて、そこから体はすぐに出てきたことに驚いたし、
ほんまに人間が入ってたんやって思った。
5/24 17:15
後産のあと、縫合していた医師と看護師さんが
「あら〜立派な胎盤やね・・。」と小声でつぶやいたので、
興味が湧いて見せてもらった。
銀バットの上にスっと出されたそれは、レバーそのものだった。
二人でほおお・・とつぶやく。
その直後に出されたご飯を二人で猛烈な勢いで食べる。
だしの味とおにぎりがめっちゃ美味しくて、もう陣痛の波が来ないから
安心して次のお皿に手を伸ばせるのがとても嬉しかった。
その後は、赤ちゃんを抱かせてもらって添い乳をして、
2時間くらい幸せな時間を過ごしました。
部屋に移るからトイレに行ってくださいと言われたので、
少しフラっとしたものの、割とスタスタと歩いて行けました。
6時間はトイレに行ってなかったけど、全然でない…多分汗で出たらしい。
36時間で、水500mlのペットボトル11本飲んだみたいです。
トイレでは、おまたに力を入れることにめちゃくちゃ恐怖を感じてましたw
ソフロロジーじゃないお産を経験してないので分からないけど、
生まれた瞬間は「やっと会えた!よく頑張ったね…!」という達成感で
いっぱいだったので、
本当にソフロロジーで産んでよかったなと思いました。
涙は出たような出ていなかったような…記憶にありませんが。笑
「痛みは赤ちゃんが頑張っている証拠!産まれてくるエネルギーを全身で
全部で受け止めて、どんだけ時間掛かっても私は酸素を送り続ける!!」
という覚悟と自己暗示をしていたものの、予想外のハリーさんの無邪気さは
受け止めきれず、私はまだまだ器が小さいなぁ〜と実感しました。
パンツが履けなくなるという、あられもない姿を見て、
プププ!と笑われた時と、陣痛時にKindle片手に適当に腰をサワサワ
さすられた時は「誰の子どもを産むと思っとんねん!しばいたろか!」という
言葉がついつい頭に浮かんでしまいましたが、ソフロロジーで肝心なのは、
リラックスできるかどうか!
ただ、最後にこれは声を大にして言いたい。
立ち会い出産をしようとする世の中の旦那さん!
妻がどんな醜態晒そうとも、
どんな悲鳴をあげようとも、こちらは命通り
命懸けなんで!!!笑うな!!そして、
どうせ自分には何もできないと思うな!
心は伝わるんやぞーーーー!!(怒
ソフロロジーはいきまない出産方法だと思っていたのですが、
最後産む時は握りしめた膝が内出血&血が出るくらい目一杯力を入れて、
いきまないと無理でしたw
これが正解かどうかは専門家じゃないので良く分かりませんが、
子宮口が全開になるまでは全くいきまなかったので、
36時間のお産の後も元気で、翌日筋肉痛にもなりませんでした。
ソフロロジーは2人目のお産のほうが色々と具体的に
イメージしやすいから良いのかもしれないです。
ちなみに、出産後に分娩室で静かに過ごしている時に
「いろいろ暴言吐いたけど、ハリーさん立ち会ってくれてありがとう。」
と仲直りしました。
この時を逃したら、怒りを一生引きずりそうだったので、
全部水に流すには今しかないと思いましたw
家族3人で36時間戦い続けたので、とても良い経験でした。
以上、ソフロロジー出産レポートでした!
(大半がハリーさんの愚痴)
ママーレコーレ編集部
ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。