【普通分娩】前駆陣痛と本陣痛の違いは?初マタママの出産レポ~前編~
2021年10月に初めてご出産された、ぽんさんの出産レポです。
前駆陣痛と本陣痛の違いは?初めての出産の心境は?
細かく丁寧に書いてくださっています。是非ご覧ください!
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出産予定日の妊娠40週0日の夜0時過ぎ。
お腹と腰の痛みが不定期にやって来ました。生理痛の同じもしくは数倍痛いくらいです。痛いけど耐えられる痛みでした。
『これは・・・前駆陣痛というやつか???』
初めての妊娠のため、この痛みが陣痛なのか?前駆陣痛なのか?全然わかりませんでした。痛いなと思いながら、ネットでたくさん検索
本陣痛はしゃべられないほど痛い
余裕がある痛みは前駆陣痛
『ふむふむ・・・。生理痛と同じくらいの痛みだから、これは前駆陣痛だな。』
痛いけど寝ようと思えば寝られる。そんな痛みだったので、まだ陣痛ではないかなと判断しました。
ベッドで横になっていましたが、リビングのソファに移動し痛みに耐えながらもいつの間にか眠りに落ちていました。
翌日
3,4時間くらい寝たと思います。朝の8時頃起床。前日と同じようにちょっと強めの生理痛がありました。
『これから痛みが進んでいくのかな?』そう思っていたのですが、なんと数時間後に痛みが消えてしまいました。
『あれ?なぜだ?』
よくわからないまま、とりあえず今のうちにと朝ごはんに食パンを1枚
そしてその1時間後にまた痛みがやってきました。
次の痛みは生理痛の5倍くらい。間隔は10分ほど。
初産婦は陣痛が10分感覚になったら連絡するように病院のパンフレットに書いていたのですが、果たしてこの痛みは陣痛なのか・・・???本当にわかりませんでした。
おしるしや破水もなし。
とりあえず、陣痛だったらお風呂にもう入れなくなると思い、痛みが引いている間にシャワーを浴びました。
痛い痛い痛い
シャワーを浴びながら、どんどん痛くなる痛みにうずくまります。
もう、前駆なのか本陣痛なのかわからないけど病院に行きたい・・・!!!!
そこで悩みに悩んだのですが、病院に電話をしてみました。
状況を伝えたところ、この痛みが5分感覚になったら再度連絡するように、と一旦待機に。
『もう・・・痛すぎて耐えれないんですけど・・・』
と思いながら自宅で様子を見ました。やはり、痛みはどんどん強くなっていきます。
1時間ほど経ったところで感覚が5分に。
すぐに病院に電話をし、入院の準備を持って向かうことになりました。
前駆(微弱)陣痛と本陣通の違いとは?
痛みを感じてから12時間後、病院へ到着しました。分娩室へ案内されて子宮口のチェックです。すると・・・
助産師さん:子宮口1cmですね・・・
え?
これだけ痛いのに・・・?子宮口は1cm・・・?
頭が真っ白になりました。
NSTをつけてもらい数値を確認したところ、確かに5分単位でハリや痛みが来ていることが確認できました。
しかし、この痛みは本陣痛ではなく、どちらかというと前駆(微弱)陣痛だったようです。
助産師さんが『まだまだだね~なんだ~』と話しているのを聞いて、心の中で泣けてきました。
『なんでこんなに痛いのに・・・子宮口も開いてなくて前駆陣痛なの。。。』
とてもショックを受けていましたが、助産師さんにこう言われました。
『何事も経験だからね。これで前駆陣痛なんだとわかったんだから来て良かったんだよ。もしかしたらこのまま本陣痛になるかもしれないしね。』
優しい助産師さんだったので、気を遣ってくれました。
でも、おそらくこの状態だと入院ではなく一旦帰宅になるだろう。こうも言われました。
また、病院で歩いてるときに『腰のゆがみ』を指摘されました。
私はもともと腰骨が沿っていて、腰痛持ちです。
助産師さん曰く、前駆陣痛は痛みを感じない方も多い。その中でこれだけ痛いと感じる理由に、腰のゆがみが原因になっている。とのことでした。
私がとても痛いと思っているこの前駆陣痛は、腰のゆがみによる『無駄な痛み』として感じてしまっていたのでしょう。
このとき、腰のゆがみを長年放っておいたことをとても後悔していました。
前駆陣痛に耐えながら、翌日一時退院するなんて絶対嫌だ。どうにかして、本陣痛に切替えてお産を進めたい。
こう考えながら数時間、不安な時間を過ごしていました。
前駆(微弱)陣痛から本陣痛へ。急速に進み始める。
前駆陣痛とわかってから1時間ほどで、助産師さんが交代されました。
最初の方と違い、とてもとても厳しい助産師さんでした。
『なぜ携帯を触っているの?連絡する要がないなら見ないで。これは前駆陣痛なんです。前駆陣痛を痛いと感じるのは精神的な不安等があるからなんです。何かあるのですか?
痛いからってそこ持たないで(息むときに持つポール?を握っていたら言われました)
なぜこんなにご飯を残しているの?これから体力つけないといけないんだけど(夜ご飯がでたのですが痛くて全く食べることができず)』
などなど目も一切笑わず、かなり詰められました。
その時は、自分の力のなさにショックを受けていたのと、本陣痛で絶対に産んでやるという意識で助産師さんの言うことをふむふむと聞いていたのですが
(夜ご飯に関しては、ちょっとキレ返しましたけど。笑)、
産後に友達にこのことを話すと
『いや、その助産師やばすぎるでしょ。私だったら心折れてるわ』と言っていました。笑
ママーレコーレ編集部
ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。