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【帝王切開】予定帝王切開の難関は〇〇。痛いのは手術より後陣痛

寝不足で迎えた、帝王切開当日

さて、前日入院で怒涛のスケジュールをこなしたあと暇をもて余した私。あとはゆっくり寝るだけと思ってnoteを更新したのも束の間。部屋がナースステーションの目の前なので、いろいろ騒がしい…。結局1時間とか30分程度の眠りを数回繰り返して朝を迎えてしまいました。完全に寝不足です。

【出産(手術)までのスケジュール】

6:00 シャワー浴
6:30 NST&点滴開始
7:30 NST終了
8:00 院長先生挨拶
8:30 手術室に移動
9:00 手術開始
9:14 娘誕生
10:00  手術終了
10:40 病室へ戻る  

コロナ禍での出産ということで、うちの病院は出産から退院までの期間患者1名につき面会可能な人物は1人のみ。(子どもは除く)
手術直前の付き添いは一応可能で、出産後に面会可能。

私にとって面会希望者はもちろん旦那。旦那は休みだけど、手術日ではなく退院日に合わせて休みをとってもらったので、手術前後の見送り立ち会いは誰もいないままでした。まさに、お一人様出産! 家族がいない不安はあるけど、変なプレッシャーとか余計な心配をかけなくてなくて済むから、1人で出産に臨むのも悪いもんではなかったです。この選択は後で大正解となりました。

朝のNSTが長かったのは、我が子が寝てたかららしい。NSTが終わって一息ついたら手術のお時間。
私の身体は、術着の中にパンツ一枚と着圧ストッキングのみ。手術は裸で挑みますからね。すっぽんぽんでも気にしないさ!

いよいよ麻酔。出産までは10分程度

手術室までは、病室からわずか数m。心の準備もできないうちに到着し、手術台に上がたらすっぽんぽんの状態でエコー。逆子であることを確認して、心電図・血圧計・酸素クリップなどを着けながら麻酔の注射をしました。
コロナ禍なのでもちろん私はマスク着用してます。鼻に酸素チューブ入れてもらったから、マスク着用でも酸欠とか貧血に見舞われなくて済みました。

背中を丸めながら突き出して麻酔の注射を打つんだけど、これが地味に難しい。そして痛いと噂があったから怖かったけど、私はチクッとしただけで全然平気だったよ。不妊治療の時に注射しまくったし慣れたのかな?
麻酔をした直後、下半身が一気にポカポカ温かくなると同時に痺れ、自分の意思で足や太ももが全く動かせなくなりました。麻酔すごいよ…。

そこからは一気に手術モード。胸に青いカバーが被せられた衝立が登場し、気がついたら手術が始まってました。麻酔効いたかの確認とかなかったし、知らぬ間に尿管も入れられてたよ。
噂通り、手術開始から10分程度で赤ちゃん誕生。お腹を切ってる時は痛いという感覚は一切ありません。でも、内臓に触れられてるという違和感はあったから変な感じだなーとは思ってました。

お腹から出てきた赤ちゃんは思った以上に小さく、計測してもらったら2604g。性別は事前から周知があった通り女の子。お腹の我が子は3000gいかないとは思ってたし、妊娠中もあまりお腹が大きくならないなーって感じてたけど、38週目で早めの出産になったとはいえ、想像以上に小さくてビックリ。でも、産声は大きくて手足もしっかり動かしていたので、自然と感動して涙してしまいました。

見出し画像

真横で赤ちゃんの処置をしてもらっている最中、何をやってるのかは聞かなかったけど、胎盤出したり子宮を洗浄してるんだろうなーと思いつつ、赤ちゃんをずーっと見つめて幸せな気分に浸ってたのも束の間…。

術後最大の難関は…


術後最大の難関、縫合の処置が始まりました。聞かなくても分かる。内臓が押されてぐにゃぐにゃされてる感触…。最初は耐えられてたけど、段々と気持ち悪くなる。「ううっ。あーー。」と吐息を漏らすような唸り声を上げながらどうにか耐える。少し距離はあるけど、近くに赤ちゃんが見えたのでどうにか意識を保つ。縫合の皮膚とかが突っ張る感覚も気持ち悪い。赤ちゃんのほうを見てる余裕がなくなり、唸り声でどうにか過ごす。
私は予定帝王切開だったから、昨晩から絶食してて気分が悪くなるだけで済んだけど、緊急帝王切開だったら確実に吐いてたと思う。それくらいの気持ち悪さは覚悟が必要かもね。内臓を押される時が手術中で一番辛かったです。

 ただ、うちの産院は局部麻酔だけの処置だったからこんな体験になったけど、他の人のレポ見ると、縫合するときに全身麻酔に切り替える場合もあるみたい。この辺は病院によって差がありそうなので気になる人は事前に聞いてもいいかも。

無事手術が終わると、執刀した院長先生が、「無事産まれましたー」と実家の母と旦那にサクッと電話。帝王切開ではよくあることかもしれないけど、淡々とした院長先生に笑いそうになりました。

その後は、スタッフに悪露の処置や病室に移動をやってもらいました。 もちろん意識はあるんだけど、麻酔がまだ効いてるから下半身の身体は自由が効かない。病室に戻ると、血圧計・酸素クリップ・心電図・点滴(痛み止めと脱水予防のやつ)・尿管・フットポンプ(足につける血栓予防のやつ)などなど、いろんなものが繋がれていた私。
それ以降は1~2時間おきくらいに悪露・傷痕・血圧などいろんなチェックをしに看護師さんが部屋にやってくる。子宮の確認でお腹をグイって押されるのが痛かったケド、一瞬なので全然耐えられる痛さ。

ママーレコーレ編集部

ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。