【NICU】入院費用や入院中の暮らしは? NICU体験記
2019年1月16日
上の子を妊娠した時の体験談です。
当時の記憶を思い出しながら時系列に書いています。
前回「【妊娠出産レポ】無痛分娩での計画分娩。妊娠高血圧症候群で陣痛促進剤使用。分娩台の上で10時間飲まず食わずでした。」の続きです。
出産して我が子と生活ができると思っていたのですが
事情があってNICUに入院することになりました。
Contents
- NICUに入院した理由
- NICU入院中にやったこと
- あかちゃんのお見舞い
- 搾乳
- 退院後の準備
- 入院費用とその他かかった費用
- 無事に我が子との生活が始まる
NICUに入院した理由
NICU(新生児集中治療室)には
低体重、黄疸、低血糖、呼吸障がいなど、さまざま理由で入院している赤ちゃんがいます。
我が子の場合は「早産」で「低出生体重児」という理由のため入院していました。
※低出生体重児とは
出生時体重が2,500g未満の新生児のことを指します。
36週の早産ですが、幸いにも体重以外に大きな問題はなかったです。
病院では2500gを超えないと退院できないので体重が増えるのを待つしかありません。
我が子の出生体重は2200gほど。
新生児の体重増加はかなりつらく厳しい道のりでした。
NICU入院中にやったこと
赤ちゃんが入院中に私がやったことをまとめています。
あかちゃんのお見舞い
わたしのほうが先に退院したので、毎日NICUにお見舞いに行きました。
特に絶対お見舞いに行かなきゃいけないというルールはないのですが、出産したのに赤ちゃんがいないというのは精神的にきついので毎日いました。
わたしは妊娠高血圧症候群を発症、産後も続いていたため無理するなといわれていました。
なので毎回休み休みお見舞いにいっていました。
お見舞いだけで1日かかりました・・・
毎日行かなくても赤ちゃんはNICUスタッフがしっかり見てくれています。
産後はとても体にダメージがきているので、無理しない範囲でお見舞いにいきましょう。
搾乳
NICU入院中はミルクと母乳の混合でした。
ですがなるべく母乳をのんでほしい!
ということで搾乳をして母乳パッグを冷凍して持っていきました。
搾乳は私自身入院中は手でやっていたのですが、これを毎日3時間ごとにやるとけんしょう炎になりそうだったので搾乳機を購入しました。
いろいろなメーカーの搾乳機がありますが、
わたしはメデラの搾乳機が一番痛くなかったです。
こちらは手動。
電動もあります。入院が長期化しそうなら購入ありかもしれません。
母乳バッグはこちらを利用しました。入れやすい止めやすいが使いやすいです。
いろいろなサイズがありますが、量が多くなるので大き目を購入するのがおすすめです。
退院後の準備
わたしは里帰りしてすぐに緊急入院したので、赤ちゃんをお迎えする準備ができていませんでした。
そのためいつ帰ってきてもいいようにある程度準備をしていました。
近所にある西松屋で買ったりしました。足りないものはAmazonや楽天市場
などで購入していました。
入院費用
たくさん飲んだり全く飲まなかったり・・・1日1日減ったり増えたりを繰り返し
ようやく我が子が2500g超えるまで成長しました。
それまで約1カ月。
1カ月・・長かったです・・・
NICUの入院費用がわからなすぎてドキドキしていましたが、
乳幼児医療助成制度があり実質入院費は0円ですみました。
※乳幼児医療助成制度とは。
乳幼児医療費助成制度(マル乳) 東京都福祉保健局http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/josei/marunyu.html
あとはミルク代などの実費支払いぐらい。
私の場合、里帰りしていたいので住んでいた市の乳幼児医療助成制度が使えず。
始めに2割の支払い、あとから申請して戻ってくるというパターンでした。
なので一時支払いは30万ほど。
10割負担だと1カ月で150万ほどだったと記憶しています。
保険ってホントありがたい・・・
赤ちゃんが退院する前には高額療養費制度を利用して限度額適用認定証を申請してください。負担額が変わります。
医療費が高額になりそうなとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3020/r151
あとは搾乳機や母乳パッグ、病院までの交通費を考えると、ざっくり3万円ぐらい使用していたと記憶しています。
無事に我が子との生活が始まる
無事に赤ちゃんが退院し、育児に手探りの生活が始まりました。
高血圧や緊急入院などのトラブルは見舞われたけど、無事に出産できた!
これから我が子との生活がはじまるんだ!そしていつかこの子をお姉ちゃんにしてあげたいなぁ・・・
不安はたくさんありましたがわくわくした気持ちになっていました。
ですが
次の出産で我が子を失い、死のふちをさまようことになりました。
ママーレコーレ編集部
ママのあれこれを皆でシェアしたい」という想いに共感して集まった、あれこれ肩書きを持った人たち。